新潟から帰っては来ていたものの、雑事に追われて、更新できなかった。プライベートとの区別がつけにくい仕事だなあ・・。
最後のJ-AIRの旅はとても快調。右の写真は佐渡。
晴れていると、佐渡島の形が天気図のようにもっとクッキリと見えるのだけど、それでも、小佐渡側の海岸線がわかる。
(帰りも、広島の夜景を楽しめた。これまた時期によっては、市民球場や広島城など広島市内上空をぐるっと一周して着陸してくれるのだが、あいにく今回は海側から進入。でも、海に浮かぶ牡蠣筏や江田島・宮島がとてもよく見えた。
「瀬戸海の歌留多のごとき牡蠣筏」←数年前に、このときは昼だったけど、やはり飛行機から眼下の広島湾を見て作ったヘボ句なり)。
新潟市内は、中越地震の影響はあまりなかったようだ。義母も、皿一枚割れなかったと言っていた。
だが、新幹線が不通だった影響でキャンセルがあいつぐなど、もちろん無傷ではないらしい。街を歩いていても、「がんばってます新潟、がんばろう中越」といったノボリがたくさん目についた。早い復興を心より願っています。
さて、新潟で、娘は、おばあちゃんに連日ゲームセンターに連れて行ってもらい(広島では全然行かせてもらえない)、おじちゃん(ダンナの弟)に遊んでもらって、大興奮。
定番の新潟市水族館マリンピア日本海にも行き、イルカ・ショーや、ラッコの餌付け・トドのお食事タイムも見物。
新潟に来ると、必ず何度も立ち寄る本屋さんが萬松堂(ばんしょうどう)。創業・江戸末期というのもすごい。店内はそんなに広くないけど、品揃えがとてもよい感じ。1階奥の児童書、中二階の文庫、2階の専門書のコーナーで本を手にとっていると、ほんとに幸せ。階段脇のちょっとしたスペースに、カレンダーや海外の児童書などが展示してあるのも、いい感じ。
すぐ近くにある北光社(ほっこうしゃ)(こちらの方が広い)も、昔ながらの町の本屋さんという感じでいいけど、萬松堂の方が行く回数は多いかな。買いたい本によって、2店を使いわけるのが正解。
(正月で、古本屋は閉まっていたので、今回は紹介できず)。
あとは、コーヒー。
以前、新潟・東掘に「おぐま珈琲店」という、すごいお店があった。どっしりとした木のドアを開けると、カランコロンとベルが鳴る。分厚い木のカウンターを前に座り、目の前でペーパー用に挽き淹れてくれるコーヒーは、マスター(若いのだけど、成田三樹夫(古い!)みたいな雰囲気の、端正でプロってこういう人のことを言うんだ)の手つきも、モコモコと泡立つさまも、ポットなど道具やカップの美しさもまさに芸術品。通いつめていたのだけど、もう5年ぐらい前かな、お店が無くなってしまった。(本店は、長岡駅前にあって、そこにも一度行ったことがある)。
その後は、コーヒーを飲みに行くのはシャモニーに。深煎りのブレンドもいいし、エスプレッソはダブルで飲むと頭がさえ渡るぐらい濃い。ウインナコーヒーなどクリーム系の風味もあり濃厚でいいし、ケーキやモーニングもオススメ。(これで、禁煙席があったらなあ・・・)。
ほかに、和洋菓子のはり糸(お土産には「ありの実」という梨のお菓子を)、アイスモナカの豆八、ホット・サンドの白十字、海産物の小川屋(瓶詰めの鮭茶漬がすごく美味しい)などなど、紹介したいお店はいっぱい。いずれも古町。食べ物屋ばっかり(^_^)、新潟は味所だ。瀬戸内も美味しい食べ物は多いけど、食の種類が広島と新潟とでは全然違うのだ。まさに異文化。
それと、弟さんの行きつけの寿し広。(弟さんやダンナは、なぜか「広寿し」と呼んでる)。ご主人がとにかく楽しい方で、奥様は明るく元気。お寿司はおいしいし、カキフライ・のっぺなどの料理もおすすめ。今回も、たくさんいただいてきました!
(お寿司屋さんでは、ほかにイタリア軒そばのよしの寿司も、とてもいいです。)。
最後に、今回は、残念ながら正月休みでうかがえなかったけど、ダンナの弟さんの日本料理店が、東堀・佐々木。東京の料亭で20年近く修行されてて、とにかくすべての料理が絶品。(親戚だから言うわけじゃ決してないのだ。娘も、ここに行くと、モノも言わず食べてます)。
お昼はランチもやってるし、夜も手頃な値段で会席が食べられる。きれいな小部屋で落ち着いて、新潟のお酒といっしょに、美味しい会席やしゃぶしゃぶ・麦とろなどをぜひぜひ!
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