人間ドックほか
年に1度の検診。
今年は奮発(?)して、脳ドックも受診。
「萎縮もしておらず、全く異常ナシ」とのこと。
ちっ。仕事ができない言い訳がなくなっちまったぜ。。
その他、大きな問題は無し。
最後の医師との面談のときに、「つい最近、母が膵臓癌で亡くなって、心配だ」と話すと、見つかりにくい部分だから・・とやはり言われ、もう一度、エコーを見直してくれ、「今日は安心して帰ってもらっていいですよ~」と言ってくれた。
いまのところ、エコーで判断できる体型らしい。。(腹部の皮下脂肪が厚くなると、エコーでは見えなくなり、CTしかないのだと。。)
とにかく年に1度、きちんと検診を受けよう。
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検診後にもらった食事券でお昼を食べて、以前には見かけたことがなかった抹茶カフェの店頭でぼうっとメニューを眺めてたら、後ろで年配の女性二人の会話が聴こえた。
──抹茶白玉あずき だって・・・
──あらー、ぜんざいもある・・・
──何にしようかしらね~
──幸せね~
・・・不覚にも涙がこぼれそうになって、トイレに駆け込んだ。
母も、もっともっと長いあいだ、美味しいものを食べたり、「幸せ」な思いができたはずなのになあ・・・と切ない。
(「キッチン」のみかげが、バスのなかの祖母と孫娘の会話を聞いて、ぼろぼろ涙をこぼす気持ちが、少しわかったような気がする。・・・私がばなな小説に同調する??)
最近、道で、母より年上の女性が自転車に乗っているのを見たりすると、やはり「ああ・・」と思う。
こんな時期を経ないとだめなのだろうな。
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コメント
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お母様のご逝去を伺い、心よりお悔やみ申し上げます。
そういえば、夫の大学のメールで訃報をお聞きしていた…と今になって思い出す迂闊さをお許しください。
思いがけないご病気と短いご闘病で、整理のつかない思いでいらっしゃることと思います。
私の父が103で長寿を全うし、母もなにやかやと言い募りながら92歳を迎えていることを思うと、人の命のままならないことを考えます。
きっと癒しは、ご家族やお父様との生活の中にあることでしょう。
お仕事と、お父様のお世話と…慌ただしく、時には苛立たれるような中にも、やはり自然の癒しがあることと思います。
時間と労力とが必要かもしれません。…お体にお気を付けてくださいね。
投稿: ひょうげん舎まるち | 2011/07/02 22:31
まるちさま、丁重なお悔やみのお言葉を頂戴し、感謝申し上げます。
皆さんが通ってこられてきた道だということはわかっているのですが、女性の平均寿命は越すだろうと当たり前のように思っていましたし、まだまだ実感がわかないのです。
でも、おっしゃっていただいたように、少しずつ過ごしていきたいと思います。
父については、実家での生活を続けたいという本人の気持ちと、生活の実際や孤独感をどう解消するか、妹とも見守っていきたいと思います。
本当にありがとうございます。
また、劇場でお会いしましょう。
投稿: NAGI | 2011/07/03 10:56
お久しぶりでございます。
震災後は、ネット活用は、物資の寄付集めとか
情報収集とかついやして、ご無沙汰しておりました。
お母様のことご冥福を祈ります。
今は、医療事務をしておりまして
色んな患者さん、付き添いの家族の方と
触れ合うので「神様のカルテ」じゃないけど
治すっていうのは、心のケアも考えないと
いけないんだなぁと素人ながら思います。
自分がいくつになっても、親は親
いてくれるだけでよりどころになってくれている存在
実家でても、家族ですから、悲しみはいかばかりでしょう・・・
お察しします。
どうぞ、体調に気をつけて
投稿: にっちゃん | 2011/09/11 16:04
にっちゃんさん、こんばんは。こちらこそ、ご無沙汰しています。
また、お悔やみのことばを頂戴し、感謝申し上げます。
震災から半年。
・・ということは、母が告知を受けて半年だね、と、さきほどまで実家で父と夕食してきたときにも話しました。
いまだに亡くなった実感はないのですが、父が一人暮らしをしているという現実は厳然としてあり、それに慣れながら生活している感じです。
いまは医療事務をされているのですね。
病院に勤めている方々のなにげない言動で患者や家族は一喜一憂するものですし、いい勉強をされてますね。
季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいね。
投稿: NAGI | 2011/09/11 20:40