ひろしま美術館「白樺派の愛した美術」
昨日は、家族でひろしま美術館に「白樺派の愛した美術」展に。
9月中旬からだったのに多忙のためなかなか行けなくて、駆け込みで会期終了に間に合った。
(今週末は原稿があるから学会もパスしたというのに・・というツッコミは置いといて)。
勤務校がキャンパスメンバーズ会員のため、職員証を見せると無料。
学生さんも、学生証持参で年間何度でも無料になります。ひろしま美術館に行くべし!
展示品は、白樺メンバーが手紙を送ったことでロダンから贈られた3つの塑像など、もりだくさん。有島生馬の絵の実物を見たのも初めてだった。他の白樺関係の画家も含めて、穏やかで上品。
また、ビアズレーのエッチングが、「サロメ」も含めて多数展示されていた。不勉強で、「白樺」の美術といえば、ロダン、セザンヌ、ゴッホといったくらいのイメージしかなかったので、意外。(三島由紀夫は、「白樺」が学習院を代表することに不満を述べていたけど、意外に影響があるのかも・・)。
雑誌「白樺」が全号ずらーっと並べられていたところは壮観だった。復刻版は研究室にもあるけど、全号並べることなんてないし。表紙絵の変遷が一目で見て取れて、とても面白かった。
「白樺」が、文学だけではなく、美術等も含めた全人格的な綜合芸術雑誌であることは、頭では理解していたけど、感覚的によくわかった展覧会だった。
図録も購入。「白樺」全号に紹介された美術や挿絵の一覧などもあって、資料として使えそう・・。
広島では、本日(25日)まで。
このあとは、神奈川県立美術館・葉山館に回るようです。
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美術館を出て信号待ちをしているところで、なんと、リストランテ・マリオの元店長をお見かけする。
自転車に乗ってさっそうと通りすぎて行かれたので、声をかけそびれてしまったのだけど、マルチカラーのとってもおしゃれなブルゾンを召して、お元気そうで、そしてとても楽しそうな表情だった。
「いつか、またどこかで」って、本当なのね。
そのあと、内輪でダンナの受賞をお祝いするため、ビストロ・エメへ。
ここは、以前に卒業生に教えてもらったお店で、とても気に入って、その後も何度か家族や知人と利用している。
カジュアルで美味しいフレンチで、「玄米米粉パン」は娘の大好物。
いまは開店13年フェアで、料理がすべて一皿500円。ワインもお値打ちで、おすすめです。
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