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2009/08/05

Bungakubu090805 広島もようやく梅雨明け、夏らしくなってきた。

今年から、授業が15週+1週、とかいうことになり、8月に入ったというのに、まだ試験期間ということで、校舎も図書館も学生さんでいっぱい。

---

月曜は、会議日。午前中に二つ、午後一つ。
異議が続出して決まらなかった議案も。
部局の将来もかかっているのだし、若手教員が会議に出ず(出る資格を持たず/免除され)、議論に加わらないのは本当におかしいと思う。

私は、最初に勤めた私立大学が、「国立以上に民主的」と言われたところだった。
そこでは、人事も含めてすべて、職階に関わらず全員が参加する教授会で議論し、半期に一度は3学部全員の教員が出席する「合同教授会」なる、直接民主主義の極致のような会議もあったりした。(ただ、あれは機動性に欠けるし、今はさすがに評議員制度になっているのだろうなあ・・)。
執行部も委員会委員長も、すべての役職が、指名制ではなく、選挙だった。
それが当り前だと思っていた。

わずか6年しか在職しなかったけど、やはり最初の経験は大きい。
次に移った短大も、今のところも、それに比べれば非民主的に感じられるし、仕事の割り当ても不合理で不公平だと思う。
色々な経緯はあるにせよ、若手にも議決権を与えるとともに、仕事を割り振るべきだ。
よく言われるように、何事も改革の担い手は、「若者、バカ者、よそ者」なのだから。

---

昨日は、他研究科の留学生の学位論文審査に呼ばれた。
修士の頃から私の授業も断続的に受講していた学生さんで、太宰治の中期から後期にかけての「女語り」に関するもの。
昨年が没後60年、今年が生誕100年で、私も太宰尽くしの授業だったこともあり、ひときわ興味深かった。
お国に帰られるのは寂しいけど、成果を残せてよかったね。

また、部局によって、学位審査の方法が全く違うことにも、改めて驚かされた。
私の部局では製本した最終的なものを出し、審査にかかる期間も長いが、ここでは予備審査があり、予備審査での指摘を受けて修正して本提出する。そのため、審査者に与えられた本審査のために論文を読む期間も短い。
私は最終審査のみに加わったのだが、他の教員からは、予備審査からの修正箇所についての質問もあって、論文生成の過程に審査委員が加わることにも、大きな違いを感じた。

先日、他大学の方に博論審査について訊ねられたのだけど、同じ大学内でも部局によってこんなに違うのだ。
他大学では公開審査をするところもあるとか。どこに提出するかによって、審査方法は違うので、一般論で答えるのは、本当に難しい。

---

今日は、レポートの採点をやりかけたのだけど、結局半分も見られなかった。
本当は、基準がブレないように、一気呵成に読んでしまうのが理想なのだけど、枚数も多いし、学校に行くと色々と他の用も出てきて、なかなか。。
でも、来月の研究会の案内メールも出したし、それに伴う連絡電話も通じたし、暑い中、まあがんばった方ですわな。。

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