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2009/08/19

平和資料館

Peace_memorial_musiim 娘の夏休みの宿題のため、広島平和記念資料館に行った。
家族や友人など誰かと一緒に平和公園と平和資料館に行き、話し合ったことをレポートに書く、というのが課題。

平和公園も、碑を見ながらゆっくり歩くなんて久々。
いつも、芝居を見るために、バスセンターからアステールプラザや厚生年金会館に向かう道として通っているだけ。それも、開演時間を気にしながら、あるいは開演時間が過ぎてから、小走りに、ひどいときには、パンやおむすびをかじりながら。。

高校が平和公園の近くだったので、毎年、8・6の前には清掃奉仕があり、みんなで箒を持って行ったっけ。
その頃に比べて(大昔!)、ずいぶん碑が増えている。ガイドマップで確かめながら歩く。

資料館も、娘は小学校時代に3回行ったというのだけど、私は、前に訪ねたのがいつだったか思い出せないぐらい久々。知人が来広したときに案内したのが最後だったかな。8・6から日が経ったとはいえ、やはり8月。入場者は多かった。

炭化したご飯が入った弁当箱、ボロボロになった3人の中学生の服、8時15分で止まった時計など、記憶していた品もあった。
でも、以前に比べて、被害だけではなく、軍都・廣島や加害の歴史なども含めて、過去・現在・未来にわたり丁寧に展示・説明がなされていたのが印象的。先日の式典の市長の「平和宣言」や、子ども代表の「平和への誓い」も既に置かれていた。

ドイツではなく日本、そして、小倉、長崎、横浜、京都、新潟、といった投下候補地のなかで、その日、広島に落とされた選択と偶然に粛然とする。
サダコさんの折った折鶴は、想像していたよりずいぶん小さい。針を使って折ったものもあるとか。鶴を折ること自体が、祈りになっていたのだろう。
また、サダコの物語は広く伝わっていったけど、表に出ていない一人一人の生(死)がある。市民が描いた多くの原爆の絵や文字は、そうした記憶を掘り起こす力となっている。

日赤のガラス片のささった壁のことなど、娘が展示のあれこれを解説をしてくれる。
「よく知ってるねー」と感心すると、「強制的に図書館で調べ学習して発表させられたり、毎年、毎っ年、平和学習しとるんじゃけえね。生徒をうんざりさせちゃあ、いけんでしょ。資料館も本当は来たくはないんよね。あんまり好きじゃない」と、照れもあるのかもしれないけど、ふてくされる。

Aogiri 資料館を出てからも、被爆アオギリの前に案内し、押しボタンを押してアオギリの歌のテープを流しながら、(私は初めて聞いた)、「この歌だって、小学校で何度も練習して歌わされたんよ」。
・・・子どもに「勉強させられた」という強制感を持たせない平和学習が課題なのかもしれない。

そうは言いつつ、帰宅後、娘は購入した図録から、自分が通っている学校の生徒の遺品の水筒の写真を発見して、じっと見ていた。
どんなレポートを書くのだろう。

大学が移転して、広島市が遠くなった。
学生に聞いても、宮島には行っても、なかなか平和公園には足が向かないらしい。
大学では平和学習を教養教育で必修化してバス何十台連ねて平和園に行く案も出たことがあり、それはちょっと安易だと思った。強制はよろしくないが、でも、在学中に一度は行ってみたらどうかしらね。

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コメント

大学院の2年の時、来年は広島にいないかも・・・と思い、平和祈念式典に行きました。
平和学習、今は無理やりに感じても、社会に出ると(あるいは世界に出ると)「広島から来た」と言うだけで原爆について質問されますよね。その時「知っててよかった」と思えるといいですね。

式典に行かれたのですか。
毎年の平和宣言や子ども代表の誓いも気になりますが、出席する首相の態度(読み上げる式辞はどうせ官僚の作文ですから)も着目点ですよね。ゆうこさんが行かれたときは誰だったのでしょう?

平和学習については、私もそう思います。楽しいものではないので、大人になってから生きてくるものなのでしょうね。幸い、娘も、口ではあんなことを言っていますが、全く嫌々やっているというわけではないようです。

当時は小泉首相でした。登場しただけでどよめきが起きていました。遠くの方に立っていたので、姿ははっきり見えませんでしたが、首相が出席するというのはそれなりに意味があるんだよなぁ…などと色々考えてしまいました。
娘さんのレポート、読んでみたいです☆

小泉さんは、テレビで見るかぎり棒読みでしたけど、やはりカリスマ性はあるのでしょうね。

娘のレポート、私も読んでいません。(見せてくれません)。作文が苦手なのです。どうやったら文章を書くのが好きになってくれるのでしょうか・・。

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