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2009/05/23

東京です

Kamogawa1

暑い!
下は半袖のTシャツにすればよかった。

昼に打ち合わせ。
この夏の仕事として、しっかりやろう。

学会はベテランの方々の発表。講義か講演のよう。質疑が面白い。

Kamogawa2 夜、演劇版の「鴨川ホルモー」(アトリエ・ダンカン)を見る(於・吉祥寺シアター)。
気分のよい芝居だった。映画版の芦屋役の石田卓也が、演劇版では主人公の安倍をやっていて、面白い。

吉祥寺で、はるか昔、卒論のために三島全集を買った古本屋(さかえ書房)の前を通り、しばし感慨にふける。

4043939019 鴨川ホルモー (角川文庫)
万城目 学
角川グループパブリッシング  2009-02-25

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2009/05/17

「MILK」の上映決定

バルト11では終わってしまった映画「MILK」
来月、サロンシネマでの上映が決まったようです。

6月6日(土)~12日(金)★1週間限り
連日12:20 1回上映

見逃した方はぜひ!


ついでに、サロンシネマでは、5月23日~29日に「黒蜥蜴」の上映も。
(16:50~18:30、800円)。
若き日の美輪(丸山)明宏と三島由紀夫の姿をスクリーンで見ることができます。

2009/05/15

お知らせ:第40回広島近代文学研究会

●日時:2009年5月16日(土)14時〜17時
●会場:東広島市中央公民館 会議室3(東広島市西条栄町7-48)
 ▶アクセス JR西条駅から徒歩5分。駅正面の大通り(ブールバール)を広島大学方面へ進み、左手。
 (駐車スペースに限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。)

●研究発表:

(1)「村上春樹「納屋を焼く」─同時存在の世界─」 
  山根由美恵氏(広島国際大 学非常勤講師)

(2)「朔太郎の一九一四年-九月号まで-」 
  坂根俊英氏(県立広島大学名誉教授)

●次回の計画、その他

★懇親会:17時30分より、満天にて

映画「MILK」

Milk あちこちで評判を聞いたり、「もう見ました?」と挨拶代わりのメールをもらったりしていた、映画「MILK」
広島では夜1回だけの上映になり、終了間近っぽいので、あわてて会議のあとで見てきました。

1978年、アメリカ。ゲイであることをカミングアウトしてサンフランシスコ市の公職についたものの、わずか1年後に暗殺されてしまったハーヴィー・ミルク。
暗殺されたときのために録音されたテープを軸に、半生が示されていく。
パートナーとの愛と別れ、(なんでこんなダメな相手に、と思っちゃうけど、それが人間なのだろう)。いくたびもの選挙への挑戦、熱いムーブメント、政治の世界のかけひき、権力、そして死。

熱い時代。カミングアウトを呼びかけたミルク。脇をとりまく人々によって伝説と化したのもよくわかるし、ミルクと市長を殺害した同僚議員のダン・ホワイトの嫉妬と焦りにいたるまで、きちんと描かれていた。
主演のショーン・ペンばかりではなく、若手の有望な俳優が揃っていた。とりわけ、最初のパートナーのスコット役のジェームズ・フランコは魅力的だったし、レズビアンの選挙参謀アン役のアリソン・ピルがよい味を出していた。

また、要所に当時のフィルムが織りまぜられていた。冒頭、店に踏み込んだ警察にクラブの客たちは顔を隠していた。だからこそ、ミルクの「クローゼットから出よう」という呼びかけが大きいのだ。
映画の最後、ミルクをとりまいた人たちの現実のその後の人生の写真が写される。役者たちがよく特長をつかんでいることにも驚いたが、ミルク亡きあと、それぞれの道を同じように生きていく人たちの姿が写されたことによって、これは現実の話なのだと納得させられた。

それにしても、ほんの数年前まで、アメリカでもこの国でも、同性愛を「病気」だと見なしていたことにガクゼンとする。
そして、「ボーイズ・ドント・クライ」などもそうだったけど、自由の国アメリカは、半面、マイノリティへの憎悪・保守反動もすさまじい。陰湿に影で差別する国もいやだが、自身と違う者を殺してもかまわないと思える社会も間違っている。

それにしても、今夜の観客は5人だけだった。。これまた間違ってる・・!

4904249062 MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯
伏見 憲明 安斎 奈津子
AC Books  2009-05-01

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伏見憲明さんのページ

2009/05/14

先週末

先週土曜日、昭和文学会の研究集会に参加。
特集テーマは「昭和史のなかの児童文学」で、研究発表2本と、あまんきみこさんの講演だった。

発表は、西條八十による金子みすゞの物語化や、あまんきみこ作品にみる戦争の問題を扱っていて、教えられることが多かった。
とくに、「私と小鳥と鈴と」や「ちいちゃんのかげおくり」の学校現場での読みに対する異論や教科書に掲載される際の改変の問題など、児童文学は教育と密接にからむことをひしひしと感じた。
前任校の短大で保育学科の「児童文学」を担当していたけど、そのときには、もう少し対象年齢が低い絵本を中心に扱ったのだが、文学を通じて教師が子どもに何を伝えるのかが一つのテーマだったことを、久々に思い出した。

あまんきみこさんの講演は、対談形式で進められた。今回初めて語られたこともあったとのこと。
あまんさんは、上品で、おっとりとした語り口で、満州での日向の生活と引揚げてからの罪悪感や文学をめぐる思いなどを話され、質問を受けたあと、最後に自作を朗読された。

興味深かったのは、「ちいちゃんのかげおくり」が、最初はちいちゃんの母親・なみこちゃん、おかあさんであるちいちゃん、ちいちゃんの娘のせんこちゃん、の母子3代のかげおくりの物語として構想されていたということ。
ところが、ちいちゃんの物語で閉じられてしまい、せんこちゃんはこの世に生まれることはなくなってしまった。
・・その話を伺って「ちいちゃんのかげおくり」の結末部を振り返ると、ずしりと重い。

また、会場から「おにたのぼうし」の結末の解釈をめぐる質問が出たときには、あまんさんは、作品は読者の世界で読み解くもので、作者は正解を裁く行司ではないと言われた。
子どもたちからも、答えを教えてほしい、という手紙が来ることがあるが、「あなたの思いで読んでいいのよ。聞く前に考えて。」と返事をされるそうだ。
自分は一つの思いをこめて書いているが、読者はその人の人生で読み解いてほしい、それが読者の権限だと。
一つの作品を飽きることなく繰り返し読めるのは、その人の人生によって読みが変わるからであり、それが文学なのだ、とも言われた。

また、懇親会で長岡京市に向かうあまんさんが退出されたあと、あまんさんが使われた「折り合いをつける」というコトバをめぐって、会場に残った方々に激しいやりとりがあり、これも印象深かった。

4251030117 ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)
上野 紀子
あかね書房  1982-08


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4591005291 おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2)
岩崎 ちひろ
ポプラ社  1969-08


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    ワーグナー:名演集

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