人生は手帳で変わる?-その後
ずっと前に、「人生は手帳で変わる?」というエントリを書いた。
巣窟日記さんの記事に触発されて、10年近く使っていた「キャンパスダイアリー+ミニ6穴手帳」の組み合わせから、フランクリン・プランナーに替えました!という内容で、数ヶ月使ったら使用レポートを書きます、などと言っていたのに、あれから既に3年半。。。
2カ月ぐらいたったところで、記事を書こうとしたらしく、記事一覧のなかに下書き稿(というか、アウトライン)が残っていた。2005年5月7日のことだ。
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使い始めて2カ月あまり。なかなかよいようだ。かなり面白い手帳だと思う。
・大きさが・・。
・大きな石から
・自己目標はまだ
・今日やること
・右側のメモ欄もなかなか有効。全く書かない日も。
・学校は一週間単位。weeklyも試してみたい。が、TO DOの欄が少ないかな。
・東急ハンズのサラリーマン→自己戯画を見ているよう
・自分で自由に手帳のレイアウト→すでにある
・一度純正品でやり方をしっかりと学んで、それからアレンジしても遅くはない。というわけで、今年度はこの手帳で。
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このような、書きかけて、そのうち続きを書いてアップしようとして、そのまま・・のものが、「記事一覧」にはたくさんある。エントリ墓場か!?
いまとなっては、何が書きたかったのだかサッパリわからない。
「自分で自由に手帳のレイアウト→すでにある」なんて、何のことだろう?
「東急ハンズのサラリーマン→自己戯画を見ているよう」というのは、うろ覚えだが、「この手帳を使えば仕事ができる」みたいなポップがある前のリフィル売り場で真剣に物色している若い男性の姿が、自分に重なったのだろう。
ともかく、手帳を替えたばかりで、使い心地を楽しんでいたことは伝わってくる。
フランクリンにした最初の一年は、定番のDailyを使い、役割と目標を書き込んだ「一週間コンパス」なるものを透明のしおりの中に入れ、マニュアル通り真面目にやっていた。
しかし、1日が見開き2頁分のDailyは、あまりにかさばる。推奨通りに、先月・今月・来月の3カ月分を入れると手帳がパンパンになってしまうし、メモ欄も便利なのだが、使う日と使わない日の格差が激しく、持ち運びの重さも気になった。
また、学校は基本的に週単位で動いているので、その週をかけて完成させる仕事が多いのだが、Dailyだと、毎日、前日の積残しの仕事をToDoに書かなくてはならず、とても面倒だった。
そこで、2年目以降は、リフィルをWeeklyに替えた。
メモ用紙が足りないので、月間カレンダーの次、ウィークリーページの前に、ラインだけ入った用紙を数枚挾んでメモ用にした。翌月以降にも仕事が継続するときには、そのメモだけ外して翌月のところに挟む。
これで、ずいぶん仕事がやりやすくなった。
月間カレンダーに4色ペンで色分けして予定を入れ、そして、ウィークリーページにその週の細かい予定やTo Doを落とし込む。
とにかく、一昨年・昨年の教室主任+教務委員のときには、雑務の塊が押し寄せ、こまごまとやらなければいけないことが多く、そうした業務管理に効力を発揮した。思いつくままに、ToDoを〆切とともに入れ、重要度・緊急度にしたがって優先順位をつけて、済んだものからチェックしていく。
メモは、基本的にその週のページに書き、後から使い回しそうなもの・会議で報告すべきものなどは、月カレンダー後ろに挟んだ用紙に書き込む。
12カ月分の厚紙の月間カレンダーと翌年のカレンダー、3カ月分のリフィルを挟み込んでも、WeeklyだとDailyほどかさばることはない。
しかし、そうは言っても、フランクリンはでかい。
私が使っているのはコンパクトサイズだが、以前の「生協キャンパスダイアリー+ミニ六穴」時代に比べて、大きさは2倍、体積は4倍近い。
その昔、キャンパスダイアリーだけ使っていたときなら、出張にも手帳を持っていけたが、今はとてもそんな気にはなれないので、手帳の必要なページだけ抜き、フランクリンの携帯用のノートを持って行く。
また、Dailyに比べて、Weeklyのリフィルは種類が限られているのも残念。もっと色々なデザインがあると使っていて楽しいのに。週単位で仕事をする人は、けっこういるだろうし、需要はありそうに思うのだけど。
そして、「大きな石から」という理念はよくわかるのだが、現実問題としては、〆切の近い順に、目先のやらねばならぬ仕事をこなすのが精一杯だ。つまり、重要度ではなく緊急度優先になっているということ。だから、ある程度の時間管理には役立っているものの、まだ使いこなせているとは言いがたい。
ただ、自分の理念や目標をときどき洗い出して目に見える形にすることは大切だし、そう心がける動機付けにはなるのだろう。
※「人生は手帳で変わる?」に自己TBしています。
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