「ブタがいた教室」
「ブタがいた教室」
・監督:前田哲
・脚本:小林弘利
・原案:黒田恭史
・出演:妻夫木聡・原田美枝子・大杉漣・田畑智子・池田成志・戸田菜穂
・広島では、シネツイン2(新天地)にて
原作者の実践はドキュメンタリーにもなったらしいけど、私は未見。
鳥山敏子さんに影響を受けての、ブタを飼って食べる授業を行った小学校教師と子どもたちの物語。
子どもも見る映画(前売り券はベルマーク付きだったらしい)だから当然かもしれないけど、食べるところまではやらないし、少し物足りない。また、子役の中に、ドラマで見た顔もあって、作り物だと思わされて少々興ざめ。大人の役者には違和感がないし、「普通の子」なんてものは幻想だとはわかっているのにね。矛盾しているけど、仕方がない。
でも、卒業式を前に、飼育を3年生に引き継ぐか、食肉センターに送るかを巡っての子どもたちのディスカッションの場面は見応えがあった。。ものの、やはり、それ以外のコメディタッチというか、作り物めいたところに違和感が。
妻夫木くんはじめ、大人の役者たちは、ブタのPちゃんと子どもたちのサポートに徹していたという感じ。
家族で見たのだけど、小6で同じ学年の娘の反応はもう一つ。
「自分だったら、どっちの意見?」と水を向けても、「さあ・・」と無関心で、「私、卒業式で何を着よう」だって。
この映画から得たのが、卒業式にはオシャレな改まった服を着るものだ、という一事だと思うと情けない。。
« 予防注射 | トップページ | 人生は手帳で変わる?-その後 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント