若い力
5~6月と、10~12月は、ほぼ毎土曜日に勤務先の大学院・4年生・3年生の研究発表会が入る。
本日は、大学院研究発表会。M2(博士課程前期=修士2年)8名の発表が、10時から17時前まで。(その後、17時から学部2年生のクラス会)。
週末に行事が続くと疲れるのだけど、今日は近代文学3名の発表が出来もよく、各自の頑張りも如実に見えて、気分も高揚しながら帰宅できた。
漱石、横光、安吾。
もちろん課題も多いのだけど、1年前のM1のときの発表と比べても、また2~3週間前のプレ発表の出来と比べても、驚くほど進歩している。短期間でここまで上げてくるとは。これが若さの力なのだろうなあ。
3人とも自信もついただろうし、課題も見えてきただろう。
まだまだ伸び代がありそうで、修論が楽しみ。
(あんまり褒めて慢心させてはいけないけど、努力した成果が見えるときは教師として本当に嬉しい)。
そして、マスターの学生の研究の進展には、ドクターの学生たちの力が大きく与っている。彼らの存在と発言が、学部生を含めて近代に所属する学生全体への刺激と支えになっている。
いま近代文学はとてもよい回転をしているので、この勢いを保ちたいところ。
問題は私か??
またしても、タイムマネジメント上の危機的状況。今度は来月19日までの間に仕事が集中。
頼まれたばかりで夏休みに準備しようと思っていた発表の要旨を出すように言ってくるわ(早すぎるんじゃないかい?)、原稿の〆切はあるわ、4~5月の超多忙のため後回しにしてもらっていたオムニバスの授業の順番が来るわ、臨時に頼まれた某指導・某打ち合わせ・某問い合わせへの対応も入り、おまけに来週末は調査旅行、再来週末は入試。。
首が回らない。(早めにやれるものもあったのにやっていなかった私が悪いのですけどね)。
ノッテいる学生さんたちの足を、教師が引っ張らないようにせねば。。
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