会食
昨夜は、公演で来広した前進座の松涛喜八郎さんを囲んで6人で会食。
松涛さんは大学院時代の1学年後輩にあたり、うちのダンナと同級生。
松涛氏と先輩2人と我が家の3人。(娘も同席させてもらった)。
久々に会っても全然違和感がないのが学生時代の友人。
仲間や先生方の話をしているうちに、あっと言う間に時間が過ぎていく。
旅公演があるから、松涛氏は各地に散らばっている知人たちの消息にも詳しい。
亡くなった方たちの話も。(松涛氏は清原くんの学部時代の同級生で、私が彼の死を知ったのは松涛氏からの連絡によるものだった。)
いまの大学の話などをしていて、学生時代からはるか時がたったことも感じさせられる。
でも他の面々が年相応にふっくらしてきたのに、さすが役者。余計な肉がない。(「なんでそんなに顔がスッキリしてるの?!」と思わず聞いてしまった。学生時代より確実に2回りぐらい小顔に。やはり見られる商売だからか。)
それにしても、大学院出身の役者なんてそんなにいないだろう。そして、20年以上つづけているところがすごい。
松涛氏の専門は漱石だった。『国文学攷』111号に論文も掲載。この論文は「三四郎」だけど、彼が本当にのめり込んで研究していたのは「野分」だった。(やはり変わっている。)
彼があのまま研究を続けていたらと思うと、人の定めって本当に不思議だ。
私は娘といっしょに一足先に失礼したのだけど、家に到着してからカメラを持って行っていたことを思い出すも、後の祭り。。(最近、ボケててこんなことが多い。)
ま、楽しい記憶を焼き付ければいいよね。
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