三島関係の本
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見出された恋 -「金閣寺」への船出 岩下尚史 |
面白い!
湯浅あつ子『ロイと鏡子』にほのめかされていた、三島由紀夫が29歳からの4年間に付き合っていた女性(『橋づくし』の満佐子のモデル)との交際を、小説化したもの。
曖昧にぼかしてある箇所も、三島読みからは色々と類推できる。
やはり、昭和30年代初頭は、三島にとっては異性愛の季節なのだなあ。
三島由紀夫と歌舞伎
木谷 真紀子
翰林書房 2007-12
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![]() 杉山 欣也 by G-Tools |
こちらの2冊はご恵贈いただきました。どうもありがとうございます! ご紹介が遅くなって申しわけありません。
あらためて別のところで書評をさせていただく予定です。
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コメント
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拙著ご紹介ありがとうございます。
おかげさまで、売れ行きもそれなりに好調のようです。周囲の方で購入を希望される方がいらっしゃったらご紹介頂けると幸いです(2割引程度に出来ます)。
書評もよろしくお願いいたします。
投稿: 杉山欣也 | 2008/05/31 01:12
杉山さん、こんにちは。こちらこそご恵贈くださいましてありがとうございます!
ご高著により、これまで手薄だった学習院時代の三島由紀夫の姿を、くっきりと見せていただきました。
それにしても、売れ行き好調とのこと、おめでとうございます。すごいなあ。。
投稿: NAGI | 2008/05/31 22:03
あ、売れ行きの件はあくまで「それなりに」なので。。。(^_^;)
自宅にはまだ10数冊が積み上げられております。
投稿: 杉山欣也 | 2008/06/05 19:13
ご謙遜・・。
ところで、来週末の昭和文学会に参加するつもりです。司会、がんばってくださいね。
投稿: NAGI | 2008/06/05 23:25