Google検索


  • NAGIの小箱 を検索
    WWW を検索

おすすめの本_

ジャンル別


  • 文学・評論

  • 女性学

  • こども


  • 三島由紀夫占い:今日はこの本を読むといいことがあるかも
フォト
無料ブログはココログ

« Maneki猫Club「12人のシェイクスピア ロミオvsジュリエット」 | トップページ | 新春に「鹿鳴館」ドラマ »

2007/10/28

クィア学会

学会のハシゴをしてきました。
昨日はクィア学会の設立総会・記念シンポ(東大駒場)、今日はいつもの学会(京都・立命館大)です。いつもの学会でも初めての出会いや久々の再会があったのですが、何はともあれ昨日の方を。

昨日の関東地方は台風接近中。強い暴風雨でしたが、クィア学会はたいへんな熱気でした。会場に入りきれず、立ち見や、別室でモニター視聴の方々も。
参加者も、アクティビストや研究者と種々で、年齢層も幅広く、面白い会になりそうです。
レインボー・リボンやブレスレットをつけた人もいましたし、年齢的には若い人たちが多いのに驚きました。

クレア・マリイさんによる開会の辞は、クィア・スタディーズの歴史とこれからを物語り、聞き応えがありました。クィア・スタディーズが、レズビアン/ゲイ・スタディーズとフェミニズムの二つを継承していることや、ジェンダーの問題とセクシュアリティの問題の非還元的な相関性を検証していくことなど、私にとっての三島由紀夫研究の方向でもあります。

そして、シンポジウム。5人のパネリストとも、魅力的でした。
伏見憲明さんのクレバーさとさりげない気配りが、素敵。
宮本百合子を授業で扱ったときに紹介したことのある『百合子、ダスヴィダーニヤ―湯浅芳子の青春』の著者・沢部ひとみさんが、カッコよかった。

名古屋時代の同僚と会場で偶然出会って一緒にいたのだけど、彼女は総会後に帰宅。私は残って懇親会に出ました。
懇親会では全然知った人がいなかったので、なるべく積極的に話しかけるようにしていました。
京都のフェミニスト・カウンセラーの方(本職は高校の英語教師)、学会ボランティアの院生の方々、英文学(理論)や社会学の研究者、ゲイだというサラリーマンの方などなど。広島市立大の院生も来ていました。河口和也さんの追っかけなのだそう。
これまでメールや論文交換だけだったクィア学会呼びかけ人のお一人・石田仁さんとも、初めてナマでお話できました。創立準備、お疲れさまです!

大阪から来られたとっても素敵な熟年のレズビアン・カップルのお二人とは、帰りの井の頭線でも一緒になり、共通の知人がいることも発見。また、何気なく(たぶんお二人と同じくらいのお歳かなと思って)先頃亡くなられた駒尺喜美さんに触発されてフェミニズム/ジェンダー批評に入ったといった話をすると、お二人は駒尺さんと同じコレクティブ・ハウスに住んでいたこともあるとのこと。お二人から見れば、駒尺さんはフツーの人で、研究者としての駒尺さんの話は新鮮だったようです。

そして、伏見憲明さんともお話させていただきました!
伏見さんの書かれた三島についての記述や座談会に触発されたり、励まされたりしてきましたから。伏見さんは面白がって聞いてくださり、あとから出雲まろうさんを紹介してくださいました。(見てると、伏見さんは、他にもさりげなーく人と人を結びつけておられました。ますますファンになっちまいましたよ)。

出雲まろうさんは、三島没後に堂本正樹さんが上演した追悼公演の主要キャストで、公演の話を聞かせてくださいました。また、劇団青い鳥の創設期のメンバーでもあり(小倉千加子さんが青い鳥に居候していた時にも在籍)、青い鳥のこともうかがっていて合点がいくことがありました。感性が若い方です。

そんなこんなで、クィア学会、とても面白くなりそうです。(伏見さんの公式サイトにも記事が掲載されています)。
東京に学会で行って、夜、芝居も映画も見ないことなんて初めてかもしれませんが(^^;;)、大満足でした。

« Maneki猫Club「12人のシェイクスピア ロミオvsジュリエット」 | トップページ | 新春に「鹿鳴館」ドラマ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49558/16884375

この記事へのトラックバック一覧です: クィア学会:

» クィア学会のシンポジウムをきく [闇に響くノクターン]
昨日(10月27日)は、台風接近の大雨のなか開催されたクィア学会設立大会に行き、開会の辞とシンポジウムをきいた(会場:東京大学駒場キャンパス)。 開会の辞はクレア・マリィさん(津田塾大学)によって読み上げられた。その要点は、ジェンダーやセクシュアリティーは制度であり、「クィア」として差別されている人の生の質を向上させ、社会の多様性と異種混淆性を保持するためには、(その制度から逸脱した者を対象とする)クィア・スタディーが不可欠であること、またその研究は、批評的創造力をもってすすめていかなくてはならな... [続きを読む]

« Maneki猫Club「12人のシェイクスピア ロミオvsジュリエット」 | トップページ | 新春に「鹿鳴館」ドラマ »

twitter

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック

DVD

  • 春の雪
    :
    春の雪
  • 憂国
    :
    憂國
  • 炎上
    :
    炎上
  • 午後の曳航
    :
    午後の曳航
  • ラビリンス 魔王の迷宮
    :
    ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション
  • きみはペット
    :
    きみはペット DVD-BOX
  • 野田版 研辰の討たれ
    :
    歌舞伎名作撰 野田版 研辰の討たれ
  • 阿修羅城の瞳 舞台版(2003)
    :
    阿修羅城の瞳 映画版(2005) & 舞台版(2003) ツインパック

CD

  • 曽根麻矢子 -

    曽根麻矢子: バッハ:ゴルトベルク変奏曲
    最近のお気に入りは、曽根麻矢子さん。「イギリス組曲」や「イタリア協奏曲」も素敵ですが、やはりこの1枚がおすすめ。丁寧な演奏と美しい音質にとても好感がもてます。

  • ヨーヨー・マ -

    ヨーヨー・マ: ヨーヨー・マ ベスト・コレクション
    「リベルタンゴ」やバッハの無伴奏も入っているので、ヨーヨー・マで一枚だけ、となると、やっぱりこれかな。。それぞれのアルバムで聴きたいところですけどね。

  • Yo-Yo Ma with The Amsterdam Baroque Orchestra & Ton Koopman -

    Yo-Yo Ma with The Amsterdam Baroque Orchestra & Ton Koopman: Vivaldi's Cello
    知性と穏やかさの感じられるヨーヨー・マの演奏。これは、よく聴くアルバム・ベスト3の一つです。

  • 春風亭小朝 -

    春風亭小朝: 小朝の夢高座Op.1「牡丹燈籠 ― 御札はがし」
    うまい! 何でこんなにうまいんだろう。落語家につける形容詞じゃないけど、スキのないうまさを堪能できる。もっとCDを出してくれることを切望。

  • のだめオーケストラLIVE!
    のだめオーケストラ・東京都交響楽:

    「のだめオーケストラ」LIVE!

    娘がピアノの練習を嫌がらずやるようになった、ありがたーいCD。2-2の2小節で間違えるバージョンがことのほかお気に入りの様子。クラッシックの入門編として。
  • Best of Bowie(US)
    David Bowie:

    Best of Bowie (Bonus CD)

    とりあえずデヴィッド・ボウイを聴きたい方へ。変遷を手際よくたどるのに好適!
  • Labyrinth
    Original Soundtrack:David Bowie:

    Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film

    映画「ラビリンス」のサウンドトラック版。音楽的にもなかなかよい。バブバブ言っているのがボウイだと想像すると微笑ましい。
  • バッハ:ブランデンブルグ交響曲5番
    トレバー・ピノック/イングリッシュ・コンサート:

    Bach: Brandenburg Concertos Nos. 4-6; Triple Concerto BWV 1044

    硬質なカシャカシャとした音が、バロックにとても合っていて、気分が落ち着きまする。
  • Karajan Spectacular
    カラヤン:

    Karajan Spectacular

    そうは言っても、「ワルキューレの騎行」は、クナよりもカラヤンをとりたい。
  • ワーグナー:名演集
    クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル:

    ワーグナー:名演集

    「すばらしい」の一言。夾雑物が何もなく、ワーグナーの音自体が見事に立ち上がってくる。