かんざし
連日の猛暑。
例年だったら、お盆を過ぎると朝晩は涼しくなっているのに、今年はサッパリ。
私が小学生だった頃は、30°越えたら、大騒ぎをしていましたが、もう気温が35°を越したと聞いても、あまり驚かなくなってきました。
でも、我が家ではエアコンはまず使うことはありません。扇風機すら出していません。
ひたすら我慢です。
夕方になったら、ベランダに水をまきます。
夜も、一家でガーゼのパジャマとガーゼのケットを使い、汗をかきながら、寝ています。
なんとエコな生活。少しは、地球温暖化防止に役立っているでしょうか。
先日の台風のときに、さすがに窓を開けることができなかったのでエアコンをつけ、そのまま寝ると夜中に目が覚めてしまいました。のどはカラカラで身体全体がだるく、すぐにエアコンを消して、また眠りました。
ウッディ・アレンとミア・ファローが別れた主原因は、都会的なアレンと自然派のファローの生活全般に関する好みの違いで、その象徴がエアコンをつけたまま眠るかどうかということだった、という話を聞いたことがあります。真偽のほどは知りませんが、生活慣習というか好みの違いは、実際に一緒に暮らしてみると思っている以上に大きいもので、さもありなんと思います。
さて、この暑いなか、重宝しているのが、髪をまとめるグッズたち。
なにごとも日本の生活は「夏を旨とすべし」です。
ここ数年、私はロングヘアに保っていますが、それは、暑がりにとっては、中途半端に短いよりは、結べる長さがあった方が夏に楽だと実感したから。(冬にはおろしておくと、頸筋の保温になりますしね)。
髪をまとめるにはバレッタ、コーム、ゴムなど色々あり、それぞれ便利に使い分けていますが、何といってもスグレモノなのは、かんざし(簪)!
一つにまとめた髪をねじって簪を入れ、くるっと回して差しこんで、それでお仕舞い。
たった一本の棒で髪がまとまってしまいます。はずすときも引き抜くだけ。それで髪がパラッとほどけ、ゴムで結んだときのようなヘンな癖がついていません。
感動ものの簡単さ。シンプルの極み。これを最初に思いついた人は、すごい!
専用の簪も持ってますけど、折れて片方だけになってしまった娘の箸なんかも、ちゃっかり再利用。手近になければ、鉛筆だってボールペンだって使えます。
ダンナが学校にしていくのはやめた方が・・、と言うので(なぜ?! まあ、簪してる人はまず見かけないのでムリもありません)、学校ではバレッタやコーム、ゴムを使っていますが、簡単便利な簪も、そのうち女性用クールビズに昇格しないでしょうか。
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コメント
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まあ何というエコ生活!分かっていてもなかなか実行できません。
「岸田」で和服を着るために髪を伸ばしていた“女優”たちは1週間後の打ち上げの時に殆どが髪を切っていました。私も我慢できず…。ちゃんと伸びるまでがイヤなんですよね。
我が家は西向きなので、夕方はブラインドを閉めてクーラーを入れないとぼーっとしてしまうような暑さです。でも寝る時は扇風機のタイマーを掛けて寝ます。
高齢の父はちょっとクーラーを入れただけで「寒い」と言います。母は仕方なくクーラーを止めますが、暑くて気分が悪いと言い出す始末。いまさら離婚するわけにもいかず…(笑)困ったものです。
投稿: ひょうげん舎まるち | 2007/08/16 01:39
お久しぶりです。
いいですね、エコ生活♪
我が家では母親と私の温度感覚が違うのでよく争っています。
それにしても最近はほんと暑いですね(>_<;)
ところで無事に成果発表終わらせることが出来ました。遠くから見守っていただいてありがとうございます♪
投稿: なぎさ | 2007/08/16 11:35
せっかくエコ生活と褒めていただいたのに、このエントリを書いた直後、夜中に、娘が「暑くて寝られない」と起き出してきました。エアコンを入れてやり、寝ついて1時間後ぐらいに切って窓を開けました。
今年の暑さは異常ですね。まあ、いざとなればエアコンがあるさ、と無理しないで、エコな暮らしをしたいです。
ひょうげん舎まるちさま:
うちも西向きの部屋が多いので、今年は、遮熱カーテンというのを買ってみました。普通のレースのカーテンより部屋は気持ち暗くなりますが、暑さは違うようです。
高齢者がおられると、温度設定など、周囲は気をつかいますよね。お父様、100歳を超えてお元気で羨ましいです。
なぎささん:
お久しぶりです。発表会を見に行けなくて残念でした。
ワークショップ、どんな感じでしたか? 古城さんのやり方の特徴などあるのでしょうか。
投稿: NAGI | 2007/08/20 17:33
古城さんの芝居はやっぱりテンポのよさが特徴だと思います。テンションの高いお芝居でした♪
なんとか最後には上手くいったのでほっとしました(苦笑)
投稿: なぎさ | 2007/08/21 17:40
やはり仕上げていく過程では、ヒヤヒヤものなのでしょうか。(授業や、研究発表でも、同じです。毎日、綱渡り(^^;;))。
最後にはうまくいったとのこと、何よりです。
演出家によって、意図するものや方法が異なるのでしょうね。色々な方から吸収していけると、よいですね。
投稿: NAGI | 2007/08/21 19:39