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2007/06/19

本日の三島

★『国文学』2007年7月号(特集・現代演劇と世界同時性)(學燈社)より

☆インタビュー 平田オリザ『別れの唄』(インタビュアー 今村忠純)

平田 『東京ノート』については、いろいろな新聞や雑誌で取り上げてくださったんですけど、その時、「何でこんなに三島由紀夫とちがうんだ」という、無謀な質問をよく聞かれました(笑)。作品なんて作家ごとに、それぞれ違うのは当然なんです。だから冗談で、むしろ三島さんと私との共通点は、背が低いことだけだと答えていました。僕のほうが三センチ低いんです(笑)。

ただ、真面目な話をすると、三島さんの作品というのは、日本近代文学の──まあ、文学に限らなくても、近代の日本が、西洋というものに憧れて追いつき追い越そうとして到達した──究極の形、結晶体のような、そういう文学だったと思うんですね。そして非常にロジカルに出来ている。特に戯曲はそうだと思うんです。だから、翻訳もしやすかったし、翻訳しても三島文学の良さが失われにくかったと思うんです。三島戯曲というのは、ヨーロッパ人でもこんなには論理的にはしゃべらないだろうというほど、きちんと論理構成されています。ただ、当然、私たち日本人にとっては、こういうふうにはしゃべらないという感覚がどうしてもある。ところが作品によりますけど、内容はジャパネスクで、三、四十年前の当時のヨーロッパにおいては、もっともわかりやすいオリエンタリズムだったんだろうと思うんです。わかりやすくて受入られやすい。

それに対して、僕の世界というのは、いまおっしゃっていただいたように、内容はどの国に行っても、ほとんどそのまんま出来てしまう。・・・・

・・・いや、何の意味もなく、引用しただけなのです。

このインタビューでは、後の方でも、今村氏が、1986年の『サド侯爵夫人』フランス公演のことに触れておられています。

☆伊藤キム「沈黙と饒舌のダンス」
(本を読むか?という質問に対して)

時々は読みます。好きな作家ということでは、芥川龍之介とか、「春琴抄」の谷崎潤一郎ですとか。まあ、ほんの少しずつしか読んだことはないですけど、こういう人たちは好きですね。最近の人で言うと、山崎ナオコーラ。三島由紀夫も好きです。文章がとてもきれいだというところが。あとは過剰な自意識。とにかく文章そのものが宝石みたいに美しい。

伊藤キムの「禁色」舞踏、見たかった・・・。

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コメント

「文章がとてもきれい」「過剰な自意識」、プライドをもって文章を書きたいと思いました。
(ピントがずれてるコメントだったら申し訳ないのですが・・・。)

ゆうこさん、こんにちは! よくいらしてくださいました。
いつも“さい”と娘がお世話になっています。
ゆうこさんの色々なものごとへのアンテナの張り方、素敵ですね。

なんだかトシとるにしたがい、実用的な文章ばかり書き、感受性や自意識もすりへっちゃってるなあ、、と反省しきり。私も美しいものに敏感で、きちんと反応できるようになりたいです。

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