書き入れ時?
ちょっと前まで新学期であわただしかったのに、あっというまに連休も後半に突入。
4月29~30日は、一泊二日で山口の徳地青少年自然の家へ。勤務先のオリキャン(新入生のオリエンテーション・キャンプ)に教務委員として付き添い。
オリキャンについては批判的な教員もいるだけに、いったいどんなことをするのか興味があった。
間近に見てみて、2~3年生は、おそろしいほど熱心。これまでの勤務校では、新入生オリエンテーション行事といえば教員が旅行社との打ち合わせや上級生を指示してプログラムやパンフレットを用意したり、何もかもやっていたのだけど、ここでは、学生たちが自主的に動いていて、教職員は本当に付き添うだけ。
ただ、バカ騒ぎしているだけだとか、オリキャンの班活動に熱心になるあまり所属する分野への帰属意識が弱くなっているとか、ついていけない学生への配慮が不足している、といった批判もあるわけで、それはそれでわかるような気もする。キャンパスが街中にないだけに、閉鎖的な空間の中で異様に盛り上がっているというきらいも無きにしもあらず。
でもまあ、若い力を発揮する場の一つとしては悪くないと思うし、実際に新入生が新しい環境に入っていくのに一定の効力を果たしているだろう。改善すべきところは、していけばいい。
キャンプファイヤーの回りで踊っている姿を見ていると、過ぎ去った青春の思いに気恥ずかしくはなるけど・・。とにかく、面白い体験でした。
5月1日は、休日出勤の代休。2日は出勤。
昨日3日は、昨年と同じく、三滝少年自然の家の「三滝自然観察隊」に家族で参加。倍率2倍だったそうで、あいかわらずクジ運のよいこと。
高峠山~宗箇山~三滝寺などを2時間強、散策。久々に里山を歩いて気持ちよかった~。だけど、運動不足で怖ろしいほど体力が落ちていることも実感。もっと歩かなきゃ。。
去年は初めて土星を見て感激したのだけど、今年は、夕方から雲が出てきて、星空観察は残念ながら中止。
屋内で、子ども文化科学館の学芸員(去年と同じ方)が、パワーポイントで星座や惑星の話をしてくださった。観察のための月刊誌が2種類出ているなんてことも初めて知る。当たり前だけど、何でも専門誌があるものなのね。「天文ガイド」と「星ナビ」で、初心者には「星ナビ」の方がオススメらしい。
そして今日は、実家へ。
もうすぐ一周忌のなっちゃんを偲びながら、お昼をご馳走になり、それから実家のすぐ前の斜面でわらび採り。娘も見つけるのがだいぶうまくなってきて、嬉しいみたい。
その後、竜王公園へ散歩。つつじが六分咲き。
さーて、よく遊びました。
「学者にとって連休は書き入れ時だよ」とは育児をしなくていい人のセリフだけど、そろそろ私も本腰を入れよう。あと残り二日で仕上げなきゃね。
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