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2007/03/29

祖母

岡山県北から帰宅。
母方の祖母が亡くなり、昨日が葬儀だったのだ。

96歳。最後の6年は、病院に入り、意識があったりなかったりだったから、祖母もようやく楽になって、ほっとしたかもしれない。
同居していた息子(私の母の弟)が亡くなったことも知らされていなかった。天国でおじいちゃんとおじちゃんに会って、驚いていたかも。

祖母と同居したり祖母の近所に住んでいた他のいとこたちとは違い、私と妹は夏休みや正月ぐらいしか会えなかった。でも、小中学生の夏休みにはけっこう長い期間、預けられていたから、かわいがってもらった思い出もたくさんある。
しっかり者で優しい祖母だった。
昭和の初め、まだ運送の主流が馬車だった時代に、トラックを買って運送業を始めた祖父。祖母は、祖父と二人三脚。私が小さい頃には、会社の事務所の横に小さな店を出して、文房具や小物などを商っていた。
話好きで、赤穂の塩饅頭を勧めてくれながら赤穂浪士の話を聞かせてくれたり、私たちがいたずらをすると、寝られなくなるくらい「きょーてー」話をいっぱいされたっけ。

講組の積立金を入れる木箱を近所に回し、鶏を飼い、夏には井戸でスイカを冷し、ケガをすればアロエをはる。私にとっては、自分の家とは違った生活が、おばあちゃんの所にはあった。
おいしいものといえば、ふくらし粉でふくらみ厚みがあって大きなホットケーキや、色々な具がのせられたばらずし。
人形や編み物など小間物をいっぱい作って、みんなに配っていた。パッチワーク状に色とりどりに編んだ膝掛けは、いまも我が家で重宝している。

雨天だった前日から一転、昨日はよい天気になって、本当によかった。
おばあちゃんのお骨は、小さく、もろかった。人は、はかない。
これで父方・母方の祖父母が4人とも亡くなった。自分のトシも感じるし、両親のことも思う。母は、祖母と性格は全然違うのに、歳をとるにしたがって顔も雰囲気も祖母そっくりになっている。

母方のイトコの中では、私がいちばん年長。小さかったイトコたちも、貫祿がつき、それぞれ子どももいる。祖母の孫は8人、曾孫が20人。私は久々に会うから、大きい子もオチビちゃんたちも、誰が誰の子やらさっぱりわからない。
いつのまにやら、町は合併で市になっていた。祖母が亡くなったから、ここに来ることもほとんどなくなるのだろう。

Grandmother 帰宅して、ずいぶん昔に祖母からもらったダイヤのペンダントとリングを出して、クリーナーで洗浄し、クロスでピカピカに磨いた。
子どもの頃の濃密な思い出とともに、膝掛けとこの二つとが祖母の形見だ。
私は色石の方が好きだし、とくにリングは普段使のデザインではないので全然はめることがなかったのだけど、これからは祖母を偲びながら身につけよう、と指に通した。

2007/03/24

卒業

Flower2昨日は卒業式。
学位記(博士号)授与式に出席したあと、分野での学位記(卒業証書・修了証書)を国文研究室で行う。今年は主任なので、一人ずつ名前を呼んで手渡した。

その後、「謝恩会」。
「仰げば尊し」を全員で歌う、なんて味なことをしてくれちゃいました。

学校を移ったときに2年生の学年。彼らにとっても分野に配属して最初の演習だった『仮面の告白』がよほど強烈な印象だったみたい。学生たちにとっては「なんじゃ、これ」だったみたいだけど、引かれた私の方も焦って苦労しました。(言い訳すると、当初の予定では、前期に『近代能楽集』をやったあと、後期に『仮面の告白』を行うはずが、新潮文庫が品切れ(活字を大きくする時期だった)のため、急遽、入れ換えた)。でも苦労のかいもあり、後期の授業はかなり面白かった。。
3年生の夏休みには、学生たちの「万葉旅行」のつきそいに。一緒に旅して、食べて飲んで。
特に研究会の学生たち。一人一人、色々な思い出があるなあ。

教えることと学生たちの人生に関わることの、面白さ・楽しさと、そして難しさも教えてもらいました。
本当にありがとう! 
たくさん進学した学年なので、院生に会いに来るついでにでも、ぜひ顔を見せてね!

そして、修了生。MもDも、いちいちは書けないぐらい、貴重な関わりが持てました。
Mのうち二人は私が赴任したときの学部4年生、一人は帰り道がよく一緒になり、Dはずっと最高学年で、とにかく色々なことを教えてもらった、頼りになる人たち。

心より、今後の人生の幸福を祈念しています。

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