本日のお仕事
9:30-10:30 学位論文(主査)の公開発表会
11:00-12:00 口頭試問
修論のときもそうだけど、主査はつらいよ。筵の上で、論文執筆者といっしょに頭を垂れてご意見を承る、といった気分。しかも最後に統括しなきゃいけないし。
それにしても、提出まで長いことかかったけど、お疲れさま。
今後も精緻に彫琢していく美点を生かしつつ、ときには大胆に。要を衝く論述と口頭表現を目指してください。
13:00-16:20 学部の優秀卒論発表会
今年で第3回。毎年のことだけど、他分野の卒論発表を聴く機会なんてないので、面白い。・・はずだったのだけど、長すぎる!
16分野のうち9分野が発表者を出し(そういえば、哲史文のうち、哲学系は一分野も出ていなかった・・)、一人あたり10分発表・5分質疑。予定では3時15分には終わるはずだったのが、1時間以上も長引くなんて。後に予定が入っているのに(プンプン)。
時計を見ないで話す(原稿を読み続ける)なんて論外。呼ばれてからモタモタ机の上を片づけて立ち上がり、のんびり前に出ていくのもマイナス印象。
(ついでに教員による発表者紹介も長すぎ。壇上に上がると話が止まらない職業病だ。私も気をつけなきゃ)。
他人の貴重な時間を割いてもらっているのだということを忘れないで。どんなにいい内容であっても、時間延長してはダレてしまう。とくに短時間の口頭発表だし、聞き手を意識し、分野外の聞き手にとって必要な基礎情報を最初に提示し、自論を展開して、最先端の面白さがわかった気分にさせてほしい。とにかく結論を明確にし、そのうえでしっかりと根拠を述べること。各分野代表として選ばれる人たちなのだから、できるはず。
そんななか、他分野で抜群に秀逸で面白かったのは、文化財学の発表。
島原城の復元案(設計図)を提示したのだけど、残された複数の資料から読み取って、幕府の目をかいくぐり、腰屋根にして実質五重・名目四重の天守にした、などと復元していくさまが、きわめて説得力あり。時間をキチンと守り、要点がしっかりしていたため、門外漢でもよくわかった。
その後 共同研究室に入れるパソコンとメモリ増設について業者さんと打ち合わせ
安定度からして、今入れるなら、VistaよりXPを勧めるとのこと。
学校のウィルス対策もま だVista未対応だし、今昔文字鏡もVistaでは動作保証がないらしいので、相談のうえXP搭載機に。
共同研究室にネットにつながるPCが一台しかなく順番待ちもあったので、設置されたら少しは混雑解消。
ついでに私もXP Proへのアップグレード版を注文しました。(Rboard延命対策であります(^^;;))自宅にも入れなくては。
その後、昨日つくった審査要旨を修正。明日、印鑑をもらいに回らなきゃ。
帰宅。これから主査分の卒論のうち2本は読む予定。
既に大まかには読んでいたのを、ノートを取りながら再読中。金曜日の口頭試問まで時間との勝負!
それにしても、授業修了からはや10日たつけど、自分の研究ができる時間がとれない。
ぽっかりと空いた時間に、考えたり調べたりしたい。はやく3月中旬になることを切望。
今日は研究室で洗い物をしていて、撫松庵の菓子皿を割ってしまう。がっくり(気に入ってたのに)。
もはやガス欠状態。燃料補給に、お芝居見たい。温泉行きた~い。(夢)
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