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2007/01/26

映画「蟻の兵隊」

Arinoheitai 池谷薫監督『蟻の兵隊

敗戦後、4年間も中国山西省に残留し日本軍兵士として闘った人々。
国は軍としての残留を認めず、兵士たちが勝手に残ったとし、彼らは、戦後60年ちかくたって裁判を起こした。
自らを「蟻の兵士」と呼ぶ彼らの一人、奥村和一さんを追うドキュメンタリー映画である。

長い時によって薄れゆく記憶と亡くなって消えていく証人。
激しい怒りを保ちつつ、自分たちは軍の命令によって残留させられたのだと主張する。
澄田第一軍司令官と中国国民党の閻錫山との密約の証拠を、中国まで求める。80歳とは思えぬほどの精力的な姿。

映画のもう一つの軸は、奥村さんの、自分は人を殺したのだ、という消えぬ思い。軍隊とは殺人マシンを養成することなのだという強い主張がある。
初年兵の教育の仕上げとして、銃剣で中国人を刺殺させられた消えぬ記憶。その現場に60年後に立つ。
また、戦後「鬼」と題した作文で自分が無辜の民を殺戮した様相をつづった本人が、奥村さんに作文のコピーを渡されて読むときの表情。全く忘れていた、しかし、確かにそうだった、と言う。

むごいことだ。
奥村さんは、結局、映画のなかで、妻にその事実を告げることができなかった。

まさに戦争の被害者であり加害者でもある奥村和一さん。そして多くの兵士たち。
奥村さんの表情や姿は、映されるごとに変って見える。
毅然とした姿と、老い弱った老人と。
しかし一貫して感じられたのは、一人の人間の、真実を明らかにしたいという不屈の意志の力だった。

映画としては、最初のうち、音声が聞き取りにくかったのが、やや残念。万全のセットをして撮るタイプの映画ではないから仕方のないところもあるのだけれど。
しかしそんな不満は小さなもの。「ナヌムの家」もそうだけど、優れたドキュメンタリーを見ると、映画の力の強さを感じる。ぜひたくさんの人に見ていただきたい。

さて、私が見たのは、学生による自主上映会で、受付に私の授業をとっている学生たちもいた。
赤字になっているのではないかと、とても心配。もっとカンパすればよかった。
がんばれ!

自主上映会は明日もあるので、ぜひ足を運んでください。

・27日(土) 13時30分~15時11分
 (上映後、奥村さんと池谷監督のトークショーもあり)
・於・広島大学サタケメモリアルホール
・料金 学生(前売 500円、当日 800円)
     一般(前売 1,000円 、当日1,300円)

---

〔2007.7.2 追記〕
奥村さんが病院を訪ねる背景について書かれたブログがありました。

7割

「君は、自分の頭の7割を、まだ使っていないのじゃないか?! 
本当に好きなら、目をキラキラさせ、問題を見つけ出して取り組んでいるはずだ。」

一昨日・昨日と修士論文の口頭試問。
その場で教員の一人が学生に発した言葉が、いまだに私自身に突き刺さる。
最近、よくその仕事にかける「エフォート」の%を問われることが多いけど、まだ頭の、私自身の3割しか使ってないかもしれない。

     ★  ★  ★

さて、今日・明日、東広島市で映画『蟻の兵隊』の自主上映会が開催される。
・1月26日(金)・27日(土) 両日とも13時30分~15時11分
・於・広島大学サタケメモリアルホール
・料金 学生(前売 500円、当日 800円) 一般(前売 1,000円 、当日1,300円)

2007/01/14

だるま

Daruma おみやげに、深大寺だるまをいただいた。
ミニミニサイズでいい感じ。
願をかけるときにはダルマの左(向かって右)に目を入れ、成就したら右に入れるのだとか。(こんな説明ページもアリ)
早速、目を入れる。願をかけるというのもいいもの。1年以内が目標か。早く両目を入れられるべく、がんばろ。     

        ★   ★   ★

昨日の土曜日は修論の要旨発表会だった。
主査分が3名、副査が2名。無事、全員提出できてよかった。お疲れさま。
月末には卒論提出日だし(主査分11名!)、学位論文審査もあるし、論文読みの時期。

私が院生の頃は、学生の内に博士号をとるなんてことはあり得なかったので、修士論文が院生にとって最大の論文だった。。
課程博士のある今、修論の位置づけが変化してきていることは否めないけれども、書かれた重みはしっかりと受けとめて読みたい。    

        ★   ★   ★

Onagayama2_1 体調をこわしていた娘も元気になり、山登りしたいという。
先日、初詣で東照宮から二葉山に登ったので、今日は家族三人で尾長山へ。私は初めて。
今日は天気がよくて、歩いていると暑い。

Onagayama

途中の岩で、瀬戸内海方面を臨む。
夕陽に光っているあたりが宮島。いい天気だったし、もしかしたら真ん中の奥の方にうっすら見える陸地は四国かも。

Onagayama3

歩いて気持ちよかったけど、帰りにこんなもの食べてちゃダメだな・・。でも、美味しかった。
明日はたまっている事務仕事と会議の日。また一週間が始まる。

2007/01/08

公演案内ほか

Calendar_1娘がつくったカレンダー⇒⇒
運動会の綱引きだそう。初めて彫刻刀を使って彫りました。
自分の小学生時代を思い起こしてしまいます。


演劇引力廣島第4回プロデュース公演
「ブルーストッキングの女たち」

・作:宮本研、演出:石本興司
・時:2007年3月3日(土)13時~、18時~
 3月4日(日)14時~
・於:アステールプラザ多目的スタジオ
・一般2,000円(当日2,500円)、18歳以下1,200円(当日1,500円)
・4日公演後、演出家・石本興司氏によるアフタートークあり

・1月21日(日)14時~16時、アステールプラザ多目的スタジオにてプレイベント
・「時代背景を知る」&「ドラマリーディング」
・申込み⇒広島市文化財団・アステールプラザ

※恒例、年に一度の演劇引力廣島の公演。
昨年は創作戯曲でしたが、今年は宮本研。青鞜、伊藤野枝ですね。楽しみです。

 

★茂山狂言会(廿日市)
・2007年3月18日(日)14時~
・於:はつかいち文化ホールさくらぴあ
・演目:鬼瓦、口真似、伯母ヶ酒
・1,500円

※安い! 廿日市市からかなり補助が出ているのでしょう。
昨年は夏の子ども狂言もアステールでの公演も仕事で逃してしまったので、これはぜひ観たい。

---

ところで、東京では、こまつ座の新作公演(私はだれでしょう)が初日延期のニュース。
台本執筆の遅れによる初日延期は、もうこれで10回目だとか。いくら「遅筆堂」でもすごすぎる。
井上ひさしの新作公演の早い時期のチケットを買うのは賭けみたいなものですなあ。でも賭けてあまりある楽しみも大きいから。

2007/01/07

人形劇団ココン

Marionette1人形劇の一日。
親子で劇の鑑賞をしたあと、子どものみワークショップに参加しました。

★人形劇団ココン(山田俊彦さん)の人形劇公演
・2007年1月7日 11:00-12:00
・於:楽々園公民館
・「チュータとクッキー」(パペット)
・「チャハハ丸とヘヘヘ丸」(マリオネット)

奈良から来られた山田俊彦さんの一人人形劇。温かく親近感があって、楽しくて、素敵です。
最初の演目は、おじさん+二体のパペットを使った腹話術。挨拶からはじまって、クッキーがチュータの○○をとっちゃって、さあたいへん。大笑いしました。
二つ目の演目は、あやつり人形。よく一人であんなに動かせるなあと感心。繰り返しや、記憶違いや、失敗によって相手を逆に変身させて食べてしまうなど、物語のパターンがたくさんつまっていて、よく練られて楽しいお話でした。

Marionette2 ★人形劇ワークショップ「缶頭のマリオネットを使って踊らせよう」

クリーニングのプラスチックハンガーや、缶のペットボトル、プリンカップやたこ糸、布などの身近な材料でマリオネットを制作。その後、動かし方を教えてもらう3時間のワークショップ。

終わる頃に迎えに行ったら、子どもたちが鏡の前で一列になって、山田さんから音楽に合わせた動きを教わっている真っ最中。プリンカップの足がカチカチいって、タップダンスのようでした。
ジャンプや歩き、手の動きや身体のひねりやおじきなど、基本の動きを教わったようです。アレンジしてイナバウワーなどする子どもいたとか。

帰る前に娘が山田さんにお礼を言ったら、「おまえとは遊びすぎるぐらい遊んだ」と言われたそう。本当にお世話になりました。ありがとうございます!

工作大好きな娘にしてみれば、人形が上手に作れて、動かす技術も身につけたのがよほど嬉しかったようで、帰宅してからもいっぱいやって見せてくれました。ウサギで、「ルナちゃん」という名前なのだそう。
階段上りなど、うまいもの。いい芸ができたね。

2007/01/03

新年愉快!

明けましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします。

---

とりあえずの三島情報。新潟からの帰りの便で娘が見つけてくれました。

『翼の王国』(全日空の機内誌)2007年1月号(pp.100-101)
椎根 和「三島由紀夫」

三島に居合を教えた人物についてなどのエッセイ。

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