ほっこり
前任校の短大で教えていた学生に小説を見せてもらった。
私が最後にいた年に1年生で、その後2年間休学していて今年復学。卒業制作に書いた短編小説2つを送ってくれたのだ。
とてもビビッドで、若いからこそ書ける感覚。若いからこそのとんがったところ、多数派に与したくないという思いと、人とのつながりや大切に思うものへの愛おしみが描かれている。気負いなく自然体で、素敵だった。
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冬休み前、最後の授業のあとに、アメリカからきた研究生にクリスマス・プレゼントをもらった。中身はちょっとしたもので、手作りのカード(↑)が添えてあった。
教師にクリスマスプレゼントを渡すなんて慣習はおそらく日本にはなくて、大げさに言えば異文化に接した感じと、お祝いを分かち合おうという気持ちもうれしくて、そういえばもう長いことクリスマス・プレゼントなんてもらってなくて、思いがけないことでほっこりとした。
家に持って帰ったら、娘には手作りカードがとても面白かったみたい。こんなふうにして作ってある、、、としばらく熱心に眺めていた。工作大好き人間に火がついたか?!
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学校の論集(紀要)論文が刷り上がって渡された。
書いたのは夏でずいぶん前だけど、出来上がるとやはりちょっとは嬉しい。
もらったのは本誌だけで、抜刷ができるのは来週とのこと。このところ抜刷発送をサボっていたので、送らなきゃ。
コメント
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こっちでは学生がくれることがありますよ(カード)。
山中湖にあの日行って岸田さんにサインもらい損ねているのは私だけのようでorz。
私も紀要論文書きました。前の続きです。
(NAGI先生の、実家にでもお送りくださるとありがたいのですが)
投稿: Y@taichung | 2006/12/26 14:34
お久しぶりです。
カードだけならあるかもしれませんね。
web上のグリーティングカードなど、私も受け取ったことがあります。
でも、本当に幸福そうにプレゼントが詰め合わされたけっこう大きな袋を渡されるという体験は、とても新鮮でした。(慌てて付け加えておきますけど、他の学生も寄こせ、と言いたいわけでは決してないのですよ)。ただ、異文化を肌で感じた次第。
その後、今年はなぜか久々にダンナからプレゼントを貰いました(^_^)
抜刷発送、年明けてしばらくになると思います。
ずっと出勤していて、年内にしなくてはならない仕事がまだあり、年越しの準備も全く手つかず状態。でも、いつかはお送りせねば。そのときには貰ってやってくださいませ。
投稿: NAGI | 2006/12/27 11:43
クリスマス&誕生日カードは会話を教えている学生から何度かもらったことがあります。誕生月に大学からお金が振り込まれるとか試験週間のまえに「がんばりましょう会?」みたいなのがあってお菓子と飲み物をもらえるとかこれは日本ではないですね。
寄こせ(笑)。反語でしょうか(笑)。
抜刷お待ちしております。私も2月に帰国しましたら抜刷をばお送りを。
投稿: Y@taichung | 2006/12/27 15:07