十八代目中村勘三郎襲名披露「義経千本桜」
・2006年9月6日 夜の部
・呉市文化ホール
・「義経千本桜」木の実、小金吾討死、すし屋
・いがみの権太(勘九郎改め 中村勘三郎)、主馬小金吾(中村勘太郎 変更→中村七之助)、お里(中村七之助)、若葉の内侍(坂東新悟)、猪熊大之進(片岡亀蔵)、梶原景時(片岡市蔵)、弥左衛門(坂東弥十郎)、弥助実は三位中将維盛(中村扇雀)
⇒松竹公式ページ
久々に歌舞伎を見るため、呉に行ってきました。
急いで行ったものの、最初の「口上」には間に合わず、残念。
勘三郎さんは、赤っ面系がよく合う。
ただ、本公演では七之助が目立っていた。勘太郎がケガ療養中で休演のため、小金吾とお里の二役をこなし、ほぼ出ずっぱり。連日昼夜公演をこなし、毎日移動の地方公演は大変だろう。若いからできること。
七之助をナマで見るのは初めてなのだけど、細面だしキャピキャピした娘役が合っていた。女形でまた見たい。
さて、娘は初の歌舞伎鑑賞。
いちおう車の中で簡単なあらすじは話しておいたし、イヤホンガイドも与えたのだけど、どこまでわかっていたのかは疑問。幕間で、「義経なんとか、という題なのに、なんで義経が出てこんの?」と尋ねられた。ホントにね。
でもまあ、歌舞伎がどんなものかはわかったようす。幕開きの茶屋の場面で子役が出てくると、「あっ、子ども」と思わずつぶやき、帰宅後は、高くて妙に間延びした子役のセリフ回しのマネをしていた。それなりに面白かったのかな。
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