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2006/08/28

ストリングラフィ・コンサート

おやこ劇場で、水島一江&ストリングラフィ・アンサンブルに行ってきました。
(2006年8月27日18:00~、広島県立美術館地下講堂)

ストリングラフィとは聞き慣れない名前ですが、部屋いっぱいに蜘蛛の巣のようにはりめぐらした絹糸に紙コップがつけられた弦楽器。
ソプラノ、アルト、ベースの3セットを一人ずつが担当して、舞台を動きながら弾いていきます。

どんな音が出るのだろう、と不思議だったけど、一曲目の「春」(ビバルディ「四季」)の冒頭で、おおっ、これは!と、惹きこまれました。基本的にはバイオリン・ヴィオラ系の音色だけど、通常の音楽は楽器という点から発されるのだけど、ストリングラフィは舞台にはりめぐらされた楽器のなかに聴衆がいるために、音に包み込まれている不思議さがある。そして、小鳥のさえずりや打楽器のような音など、音色も豊か。
曲の合間には弦楽器の仕組みなどにも話が及び、子どもたちをも飽きさせることなく、あっと言う間に1時間10分の演奏が終わりました。

ストリングラフィは、主宰の水嶋さんが15年前に発明された楽器だとか。
紙コップは使い捨てではなく、バイオリンと同じく古いほど音色が熟成していくので、7年前のものも大切に使っているというお話が印象的でした。
これから、学校教育などさまざまな場で広がっていく可能性を秘めていそう。こんな楽器を考案し、洗練し続けている人も、素敵です。

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