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2006/03/30

三寒四温

Yuki なかなかすぐには春満開とはいかない。
ポカポカ陽気が続いていたのに、昨日は冬に逆戻り。職場では午後になっても雪が残っていた。
今朝は春の嵐で窓ガラスに雨が叩きつけられ、午後は晴れたものの気温は低く、夕方からは再び雨。早く本格的な春になってほしいなあ。

  ★  ★  ★

Balloon_fish さて、今週の月曜日は、入試の代休を使って下関へ。
娘さんと一緒にどうですか、と近代の学生たちから誘われて、日帰りふくツアーに便乗させてもらったのだ。
娘に「温泉に入って、フグ食べるんだって。行く?」と聞くと、「行く行く!  フグ、食べてみたい」だって。フグぐらい食べさせたことあるだろ、と思ってたけど、そう言えば私も久々だったかも。
Fukutour春休み、どこにも連れていってやれないので、ありがたかった。

新幹線の新下関駅(何年前にできたんだろ。昔、梅光で学会があったときには、小倉から在来線で下関まで戻った記憶がある)から、送迎バスで旅館へ。
みんな、温泉に入ってピカピカになっておりまする。フグ刺しのほか、フグチリやから揚げなどで、満腹満腹。温泉の力とフグのコラーゲンで、お肌もつるっつる。

Fukutour2 その後、唐戸まで宿のバスで送ってもらって、海響館へ。
以前の勤務校で2年続けて新入生オリエンテーション合宿(西長門-下関-門司港レトロ)で行ったことがあり、懐かしい。
さすがに本場、フグの種類が多い。マンボウもフグの一種だと初めて知った私は無知?
ぼーんやり魚を見てると、飽きないなあ。

久々にのーんびりできました。
特製パンフまで作って、企画してくださったみなさん、お世話になりました。娘の子守もありがとうございます。(「フグっておいしいね。また行きたい」だって)。

  ★  ★  ★

職場では新学期の準備。
4月から、教室主任+教務委員+障害学生就学支援委員で少々忙しくなりそう。先日、引継をしてもらったけど、午後1時から6時過ぎまでかかった。以前のように助手がいないから、細々したことまで全て教員がしなくてはいけない。とりあえずガイダンス用の資料などをボチボチ手直しして作っているが、実際には動き出してみないと、わからないことも多い。

障害学生就学支援関係の仕事をわからないなりに始めてみて、テキパキ仕事をされるスタッフにあたった。
ちょっと煮詰まっていたときに、「一人一人の事情に合わせて、なるべくみんなが楽にできるように模索すればいいと思うんですよ」という一言に救われ、ずいぶん気持ちが楽になった。

まだ2度ばかり電話で話しただけの若い女性(声での判断)なのだけど、おおらかで温かみがあって、仕事はキチンとして信頼できそう。
・前例主義・官僚的ではなく柔軟。
・約束を守る。
・頭の回転が早い。
・熱心に仕事に取り組むが、突っ走って汗をかくことを誇ったり人に強要したりすることはなくて、うまーく力が抜けている。

こういう人がいいですね。
最初の電話や初対面で話をして、あ、この人とならうまく仕事できそうだ、という感触をもてる相手がたまにいて、そういうカンはたいてい当たる。これから委員会などでお会いするのが楽しみ。

  ★  ★  ★

教養ゼミの学生(1年生=新2年生)がときどきやって来る。成績開示と配布物のために面談することになっていて、3月初めに面談日を設けていたのだが、実家に帰っていたりなどで面談日に来られなかった学生が新年度を前にポチポチ来るのだ。
前期には毎週授業で会っていたのだが、後期は授業がなく、半年会わないうちに、誰だかわからないくらい雰囲気が随分変わった学生が多い。高校出てすぐの状態から、大学生らしく。1年生の夏休みあたりに脱皮するのだろう。

若い人の成長や変化を目の当たりにできるから、教師稼業はやめられない。
卒業生を送り出し、面談をしているうちに、また新しい学年が始まるのだなあ、と思わされる春である。

  ★  ★  ★

先日、半分だけ見た「決闘!  高田馬場」中継の続きを見た。
面白い!  三谷戯曲お得意の人情に、早変わり含めた歌舞伎の技とケレン味が加わって、活気にあふれた新作歌舞伎。ふつうの三谷戯曲だと死ぬはずのない勘太郎の大工を、安兵衛が殺しちゃうところが、歌舞伎なのだ。
染五郎さんは相変わらずステキだけど、今回株を上げたのは亀治郎さんでした。
娘は、「パパパ、パパパ・・・」と歌っておりまする。たしかに耳について離れない曲だ。
ただやはり、舞台はナマで見なきゃね、とも思わされ。

とは言いつつ、迷っていたWOWOWは継続することに。
勧誘の電話がかかってきて、無料お試しの15日間がもうすぐ終わるが、この電話で申し込んだら6月末まで無料期間が延長される、7月から見る気がなければ6月末までに断ってくれたらいい、と丸め込まれたのだ。
なんだかまんまとノセラレタ気もするけれど、ステージを見られるのはありがたいし、あと3カ月続けてみることに。

4月の目玉は「志の輔らくご」かな。快作「はんどたおる」はCDで聞いたことがあるだけなので、演じる姿を見られるのは楽しみだ。

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コメント

WOWOW継続ですか。私はエキサイトマッチ見るためだけに10年会員です(今でも入っててタイマーで録画している)。むかしは宍戸錠や渥美清の映画特集したり最近でも鈴木清順特集やったり変わったこともやるんですけどね。
ナイナイの9/9ライブとみうらじゅんいとうせいこうのスライドショーは毎年の恒例。

WOWOW、10年継続ってすごいですね。台湾でも見ることができるのですか?

私の方は、無料という言葉につられて・・。
でも、舞台をこんなに中継してくれるのはありがたいですね。(もちろん、歌舞伎専門チャンネルなんてのもありますが)。
今は春休みの子どもアニメを録画してます。

いえ、もちろん日本だけで帰るときにタイマーかけておくんです。そして実家から送ってもらう。

ボクシング、テニス、サッカーのマニアは開局以来の会員もいますよ(ここ5~6年会員の数は変わっていないはず)。私は96年4月からエキサイトマッチはほとんど全部録画しています。

野田の舞台もやってましたね。

なるほど。実家から送ってもらうなんて熱心ですね。
エキサイトマッチって何だ?と思ったら、ありました。これですね。無知ですみません。。

そうか、ここ5~6年会員数が変わっていないから、3カ月半無料なんて、あんなに勧誘していたのね。

そもそも今回WOWOWに関心をもったのが、NODA MAP「走れメルス」の再放送。チケット取れなくて、観に行けなかったのです。見ていると、かつての遊眠社時代が蘇ってきました。
ただ「贋作 罪と罰」はナマで見たので、まだ録画したのを見る気がしません。やはり舞台はナマで見たいものですし、放送は次善だと思うけど、実際、地方住みでは観に行けないことが多いですからね。

エキサイトマッチは学生時代からの心のオアシスなのです(藁)。歴代のアシスタントから最後のジョー小泉氏のだじゃれの変遷までわかる。
海外で表彰されるくらいの優良コンテンツです。
(ついでに言うとこの番組に出てくる香川照之君の「電波っぷり」はみものです 役者とは違う裏の顔が見られます)

開局記念の時には「ビリーザキットの新しい夜明け」とかやってましたよ。

会員数が減らない=ボクシングマニアの貢献
増えない=サッカーマニアが愛想付かした
(いいコンテンツをスカパー!に全部持って行かれた)
  映画がアメリカの最近のばかりになってマニアの興味を引かなくなった

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