春の一日
娘の誕生パーティを開く。本当の誕生日より数日早いけど、集まりやすい日曜日に。娘は誕生日に友だちを呼ぶのは初めてのことで、だいぶ前から興奮状態。
昨日から二日がかりで、一家総出で(3人しかいないけど)ゴミ箱状態の家を、人が入れるように?掃除する。昨年暮れに大掃除できなかったので(私のせいであります。反省)、ちょうどいいと言えばちょうどいい。
ただ、今回の掃除の重点は娘の部屋とリビングなど公共空間。で、リビングにたまりにたまって積み重ねていた本やら雑誌やら未整理の切り抜きやら手紙類やらを、自分の部屋に引き揚げたため、現在、私の机の上はガチャガチャ。早く整理しなくちゃ、書き物ひとつできないのたが、今日は掃除にかける精力を限界まで使い果たして気力がわかず、ガチャガチャのまま届いた本など読んでいる始末で、トホホな状態である。まあ、坂口安吾の部屋だと思うことにしよう。
さて、誕生会の方だが、娘は、最初は女の子2人・男の子2人(兄弟)を招く予定だったらしいのだが、女の子が2人増えて、娘を入れて子どもが7人。
いやもう、そのにぎやかなこと。(ここ、文珍さんの落語の語り風に。鳴り物もほしいところ)。
一番受けていたのは、一列に並んでクラッカーを鳴らすこと。やっぱり気持ちいいのだろう。
また、子どもたちに餃子を包ませたり(焼くのは私)、ダンナと一緒に野菜や果物をピックに刺してツリー型に作らせたり、参加型にしてみたのだけど、みんななかなか餃子作りなどもうまくて、家事もやっているんだなと感心する。
まあそれにしても、子どもは、ベランダをかけ回っていたかと思うと、突然、外で敷物も敷かずにボードゲームをおっ始めたり、突拍子もない。
性格も色々だし、個性があって面白い。(たまごっちを6個も持ってきた子もいる。一人でそんなに育ててどうするんだ! 突然、「あ、今、たまごっちがウンチした」などとつぶやくのだ)。
保育園の頃からの娘の友人たちには、久々に会って成長ぶりが楽しい。初めて会う子たちも、いい感じ。
しかし、うちの娘は、きわだって子どもだ。よそのお子たちはシッカリしてるよ。3月末の生まれ、というだけではなさそうだ。女の子として育てないと、中性、というか男の子っぽくなってしまうんだろうな。
また、プレゼントは持って来ないでね、ということにしていたのだけど、持って来た子たちもいて、親御さんに気を遣わせたなあ。。難しいところ。
ともかく終わったあと、ダンナと、我々にしてはよくやった、と自画自賛する。しかし、疲れた(ほとんど掃除疲れ)。慣れぬことをするものではない。が、家もきれいになってよかった、よかった。
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午後遅く、新幹線口へ旅立つ人の見送りに行く。
一年間、お疲れさま! 今後の活躍を祈っています。
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夜、3人で、PARCO歌舞伎「決闘! 高田馬場」の生中継(を録画したもの)を見る。
あいかわらずの染五郎さんの色気!
(WOWOWの15日間無料お試しを利用して録画したものだ。3月下旬はNODA MAPもあったし(「走れメルス」があまりに懐かしかった・・)、ステージをこんなに見せてくれるのは魅力的だよな。ただ、なかなか見る時間がとれないのだよね。有料で続けるかどうか、もうちょっと悩むことにします。)
見た、とは言っても、娘の寝る時間があるため、半分ぐらいで今日はおしまい。残りはまた今度。
娘はすっかり歌舞伎に惹かれたようで、「ナマで見たかった!」とナマイキを言う。東京に行かなきゃ見られないこと、そもそも人気公演でチケットが手に入らないこと、など説明するのだが、親だって「ナマで見たかった」のだから説得力に欠けることおびただしい。
ホント、芝居はナマで見たいよな。
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