ようやくのんびり
3連休ですね~。
年末年始の疾風怒濤がすぎて、ようやくのんびり。自宅にいられるのはなごむなあ。
留守の間に録画していた古畑任三郎。我が家では2日遅れで視聴中(一昨夜が石坂浩二・藤原竜也の回、昨夜はイチローの回を。イチローの演技が素人離れしてうまいのに驚いた)。で、今夜ダンナが帰宅したら、松嶋奈々子の回を見る予定。
娘は古畑初体験ですっかりはまってしまい(前回の松本幸四郎の回は、こわいと言って彼女は見なかった)、そのうち以前のを借りなきゃならないかも・・。
11年つづいたんだなあ。桃井かおり、沢口靖子、風間杜夫の回なんかが懐かしい。
サントラも、一時期、論文書きのBGMに愛用してましたよ。
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警部補 古畑任三郎 サウンドトラック Vol.2 TVサントラ 本間勇輔 丸山和範 ポニーキャニオン 1996-02-07 by G-Tools |
さてさて、これから2月下旬まで、毎週土曜(ときに日曜も)はつぶれるし、提出論文読みや試験の採点やら厳しい日々が続くので、10日の授業開始までしばし、ゆったり・のんびり・くたーっとしてます。
修論・卒論など、現在論文執筆中の皆さんは、がんばってくださいね。 あと少しだ!
年賀状もいただいた分は全部投函。すっきり。
何人かの卒業生から、ブログ読んでますよ~、と賀状に書いてもらってて、ありがたいこと。前任校の元・学生さんには、まだバッタリ劇場で会ったりする機会もあるけど、名古屋時代のみんなにはなかなか会えないし、こうして近況をお知らせできるのはいいですなあ。
よかったら、コメントしてくださいませ。
さて、4日夜に、新潟のダンナの実家から帰広。
広島-新潟の直行便がなくなり、大阪まで新幹線、大阪-新潟が飛行機と、乗り換えなくてはならず、帰省がちっとばかり面倒に。
私と娘はただ行けばよかったのだけど、ダンナは酒浸しの上に、親族のごたごたの仲裁役もつとめて、疲れ果てたようす。ご苦労さま!
今冬は異常に寒くて、雪による被害があちこちで。新潟県内も上越の方はたいへんなようですね。
新潟市のある下越はさほどではないとはいえ、やはり降ってました。郊外にも行ったけど、阿賀野川を越えるととたんに積雪量が増えて、米どころ・新潟平野が一面の銀世界。
窓の外の降り積もる雪をながめ、そして吹雪いてるときに外に出てたりすると、良寛とか安吾とか、やはり風土と文学は大いに関係するよなあ、と瀬戸内育ちのほやや~んとした私などは思ってしまいます。雪国の人が春を待ちわびる気持ちって、知識としては知っていても、(数日滞在しただけではもちろんわからないにせよ)、やはり行ってみなくちゃ実感できない。低くどんよりとたれこめた雲から絶えず雪が降り積もってきたら、明るい青空を待ち焦がれるのも、よくわかる。
新潟では、今回はじめて「みなとぴあ」に行ってみました。写真は、明治2年に建てられた税関。ガッシリとした造りで、中はしんしんと冷えてました。
向かいの歴史博物館では、床暖房つきで遊べるようになっている部屋があって、子どもがなかなか帰ろうとせず。係の方やボランティアの方も親切で、娘が折った折紙の宝船も飾ってくださった。新潟は屋内で遊べる場がたくさんあっていいなあ。
博物館で見た、「あまのてぶり」というビデオが面白かった。江戸末期の新潟奉行がみて絵師に描かせた新潟の様子の紹介。新潟の女たちは、よく働いて稼ぎがあるから、離婚をいとわない、なんていうのもね。
それから、新潟の街を歩いてると、娘が、「やっぱり! 信号の赤・黄・緑のランプが縦に並んでる」と言う。北国では、雪の重みでつぶれにくいように、横ではなく縦にしてると、社会の教科書で習ったらしい。そう言われれば・・。
何年も年に1~2度、新潟に行っているのに、これまで全く気付かなかった。新潟育ちのダンナも初めて気付いたそう。
ものを見る、ってこういうことなのね。
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