「あなたがうまれるまで」
子どもコミュニティネットひろしま(旧 おやこ劇場)の例会「あなたがうまれるまで」を、親子3人で見る。
・くわえ・ぱぺっとステージ、人形芝居ひつじのカンパニー合同企画
(出演:つげくわえ・北村直樹)
・2005年6月5日(日)14時半~
・広島市西区社会福祉センター 会議室
おやこ劇場など、子ども向けのお芝居ではときどきある形なのだけど、平場の会場の前の方に敷物を敷いて子どもたちが座り、大人は横や後方に置かれた椅子席で鑑賞。ホールのように大きな会場ではなく、小さな部屋だし、舞台が段になっているわけでもなく、演じ手と子どもたちの距離がとても近い。
人形劇の北村直樹さんは、以前に「キナコちゃんとダンス」を二度ばかり見たことがあった。つげくわえさんの方は初めて。
数体の人形を操り、役者としても登場し、二人だけで行っているとはとても思えないぐらい豊か。プロの芸だなあ。
・・だけど、子どもたちにとっては、そんなスゴイ芸に感心する、というよりは、すぐ目の前に面白いお話が展開されているといった、日常の延長上のような気さくな雰囲気。
メインの「あなたがうまれるまで」は、赤ちゃんの受精から誕生までを、胎児自身とパパ・ママの感情と身体の変化を、ユーモラスにそして真摯に追っていく。妊娠中のいろいろなことを思い出しちゃった。
見終わって、子ども席からやってきた娘が、「私の生まれたときは?」などと尋ねるかなと思っていたけど、彼女は前座の「きらいきらい、ちょっとすき!」の方が印象深かったみたい。もう赤ちゃん時代のときのことよりも、友達との関係づくりの方に関心が向かっているんだな。大きくなったよ。
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» 「きらい、きらい、ちょっとすき」(くわえぱぺっとステージ・ひつじのカンパニー) [パペット劇場ふらり旅 〜広島〜]
「あなたがうまれるまで」の前に上演されるミニミニシアター。
いわば本編にしての「つかみ」の併演なのだけれど、勿体ないくらい洒落た人形劇です。
お互いのカンパニー名のプレートを巡っての二人の攻防戦から息の合った掛け合いを見せる。
人形劇ではお馴染みの棒遣いのあおむし君登場。二人のキャラクターそのままのようにパープルの太ちょ青虫は能天気でおおざっぱ、生真面目で頑張り屋のみどり青虫にちょっかいを出す。
二本... [続きを読む]
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