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2005/04/25

中条省平編『三島由紀夫が死んだ日』

三島由紀夫が死んだ日 あの日何が終わり 何が始まったのか
中条 省平
実業之日本社  2005-04-16


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2005/04/24

神奈川近代文学館の三島由紀夫展

昨日、日帰りで、横浜(+東京)に行ってきました。
お目当ては、神奈川近代文学館で開催の「三島由紀夫 ドラマティックヒストリー」。どうしようかな、、と迷っていたけど、やはり初日に見たくて、始発ののぞみで横浜へ。

kanakin

国内での三島由紀夫展は、三島の生前(自決直前)の1970年と1979年に次いで3度目、26年ぶりの開催とのこと。文学館の2つの展示室を使い、展示資料も総出品点数600点と豊富で、かなり大規模な展覧会だった。

山中湖の三島由紀夫文学館所蔵の資料が多いのだが、展示スペースの関係だろう、山中湖でも見たことがないものがかなりあった。原稿や創作ノート、書簡類の肉筆資料ほか、写真やポスター類も多い。『薔薇刑』など本で見ることのできる写真も、大きなパネルで見ると迫力が違う。肉体改造前の水着姿の写真やマネキンに着せかけられた愛用のスーツなどは、三島の体躯を想像させて生々しかった。自決直前に開催された三島展のために揮毫した「書物の河」「舞台の河」「肉体の河」「行動の河」「豊饒の海へ注ぐ」の書は、想像以上に大きい。

祖父・定太郎に関する公文書などは初めて見た気がする。ほかに鉢の木会での寄せ書きや連句、猫好きを実証する猫の足型入りの手紙など、ちゃめっけも一杯で興味深かった。
なかで、印象深かったのが初等科(小学校)2年生のときの「江ノ島ゑん足の時」の作文原稿。「ぼくはゑん足をお休みしました。」で始まり、病弱なため遠足に行けず、家にいてみんなが今頃どうしているかを想像する。そして、その夜、夢を見るのだ。「ぼくもみんな江ノ島のゑん足にいって、そしてたのしくあそびましたが、いわがあつてあるけません。/そこでもう目がさめてしまひました。  終」--たまたま前日、うちの小3の娘が遠足で、お弁当を入れたリュックを背に張り切って出かけたのを見ていただけに、幼い手で書かれたペラで3枚弱の平岡公威少年の原稿を見ていると、ひ弱だったことはやはり彼にとって大きな問題だったのだなと思うし、夢のなかでさえ岩で歩けないなんていうところはフロイドが援用できそうでもある。

今回の目玉である「会計日記」は、その日のできごとと使ったお金のメモで、「Swedenborg  18.00」「Kielkegool 17.50」といった書籍代とおぼしき金額などが書かれていた。太宰治・亀井勝一郎と逢ったのが昭和21年12月14日(土)だと判明する部分も展示されていた。展示は数枚だったので、全貌が全集に載るのを楽しみに待ちたい。 

さて、会場で、編者のお一人、佐藤秀明さんをお見かけする。横浜には木曜日から来られているそう。
このたび作られたビデオにもうお一方の編者・井上隆史さんがかなりアップで映っている、ということを佐藤さんからうかがって、出口近くのビデオコーナーへ。3つぐらいのブースがあり、個人でヘッドフォンをつけて見たいビデオ番組の番号を選んで鑑賞するタイプなので、教えていただかなければ通りすぎて見逃すところだった。。

その新作ビデオ、「三島由紀夫と『午後の曳航』」は17分。横浜を舞台にした『午後の曳航』の解説や舞台となった場所の紹介、取材時の三島についての川島勝さんの証言、佐伯彰一さんのインタビューなどで構成。『午後の曳航』だけではなく、三島の生涯も見渡して井上さんが解説をされていて、かなり見応えあり。
その井上さんは、たしかにアップも多く、トレンチコート、革のコート、ジャケット、と3種類のお召し物で登場されていて、収録に多くの時間がかけられたことがうかがわれた。

・・といった調子で見て回っていたら2時間以上があっというまにたっていたことに気がついて、文学館の喫茶室(横濱珈琲店)でお昼に。そこでいただいたメイプル・トーストとたっぷりのコーヒーのセットが絶品。トーストは卓におかれてから、あたためられたメイプル・シロップが回しかけられ、コーヒーもすばらしい。うかがうと、トーストにあわせてコーヒーを淹れているのだそう。お隣の方のホットサンドもとてもおいしそうでした。
このコーヒーとトーストも誘うことだし、会期中にもう一度文学館に行きたいなあ。無理かなあ。。。

なお、三島展は、6月5日まで開催。途中、映画「炎上」の上映や、講演会などの企画も。
また、展示資料などが収録された図録(64ページ)は900円。文学館の会誌・第88号も三島展の特集が組まれていて、田中美代子さんの「さなぎの時代」、櫻田満さんの「十年にひとりの天才」の寄稿や、「展覧会場から」のコラムに「三島由紀夫と「鉢の木会」」の記事が掲載されている。

poppy(左の写真は、『午後の曳航』の主人公・登の母親・房子が経営する高級洋品店のモデルとされる横浜元町の「ポピー」。文学館からの帰りに、ちょっくら撮影しました)。

2005/04/18

近況

更新が一週間以上あいてしまった。。。

●土曜日にひとつ、お仕事が終了。公開講座でのお話。
今回初めて準備した内容で、アンケートはおおむね好評だったけど、反省は多い。内容的にも話し方の面でも。

話をするときって、同じ内容を2度目に話すときがいちばんうまくいく気がする。初回はできたてのほやほやでまだこなれていない。2回目は初回の反省をうけて、内容的にも話し方もかなり充実。3回目以上になると、少々飽きてきて話していても乗り切れない。。
それは授業もまったく同じ。クラス分けのため同じ年にリピートするときにも2度目の方がうまくいく。ある作品についての講義を初めて行う年よりも、翌年、あるいは数年たって話すと、それ以降の考察や研究状況も入れられてなかなか面白い。
だが、同一年に3回以上同じ話をするのは苦行以外のなにものでもない。以前、同一シラバスで1週間に3クラス話すことが求められたことが一度あったけど(届け出の関係で、同じ内容じゃないと許されなかった(T_T))、いったいどのクラスでどこまで話しのたのだか混乱してくるわ、学生は初めてきく話なのだからと自分の中でも新鮮さを保つのに苦労した。

さてさて、今回の講座は初めて喋る内容で、ちっとばかし反省もある。でもまあ、春休みから準備していて、ずっと心のどこかにひっかかっていたイベントが終わったのでホッとする。うまくいけば一部は論文化することもできるかも。

●昨日は、娘とサイクリング、、というほど大げさじゃないけど、自転車で比治山まで行く。
ちょうど広島市現代美術館で「草間彌生展」の最終日だったので入ってみた。

これが面白い!
私は小説や演劇・映画は好きなのだけど、正直なところ、絵画や韻文に対する感受性があまりよろしくないことは自覚している。が、こんなのあるんだ、ととても楽しめた。
私の親と同世代で、こんなに自由に楽しく圧倒的なボリュームで創作できるんだ、、と目が見開かされる思い。
ブラックライトを使った部屋や、底に水がはられ鏡張りになった小部屋に一組ずつ入っていく「水上の蛍」、無限につづく梯子を見下ろし見上げる「天上の道」など、楽しい工夫がいっぱい。待ってる間もワクワクしてきて、娘も「来てみてよかったー」と言っていた。

最終日ということもあってか、なかなか盛況。4年生の学生にも出会う。就職活動で市内に来て、最終日だから来てみたとのこと。アンテナを張っていていいなあ。。
anmitsu見終わってから、喫茶で、娘はチョコパフェ、私はあんみつを頼んだのだが、これが二つともかなり大きかった。せっかく自転車に乗っても、消費エネルギーより摂取カロリーの方が上回ってしまったが、まあ、気にしないでおこう。

2005/04/10

広島の桜

今年の桜は、ここ数日で一気に満開に。
昨日の夕方、元安川から平和公園をのぞむ。
heiwakouen

今日の昼、龍王公園にて。

ryuoukouen

龍王公園から、広島市内をながめる。
中央・小高い黄金山の桜並木が山を斜めにとりまいているのが、春霞でぼんやりとだけど見える。
ougonzan

実家(三滝)前の山桜。
この山桜の「桜守」を自称する父が、毎年夏から冬にかけて、幹にからみつくカヅラをナタではらっている。そのかいあってか、今年もきれいに咲いた。例年ならば、ソメイヨシノより遅く咲くのだけど、今年は同時期に開花。
yamazakura

今日、4時ぐらいから降り始めた雨で、もう今年の桜も終わりに近いかな。でも、昼には雨の予報だったのが、夕方近くまでお天気がもったのは何より。おかげで花見ができました。

2005/04/06

Studio Life「OZ(オズ)」

・2005年4月6日(水)18:30
・アステールプラザ  大ホール
・原作:樹なつみ
・脚本・演出:倉田淳
・出演:笠原浩夫(1019)、山本芳樹(ムトー)、及川健(フィリシア)、高根研一(ネイト)、姜暢雄(1024)、曽世海児(リオン)
Studio Life 公式
@nifty Theater forum

第3次世界大戦の終わりから30年後。局地的な戦乱がつづく世界。天才少女フィシリアは、兄リオンの招待によって、戦いも飢えもない夢の巨大シェルター・オズへと、傭兵ムトーとともに向かおうとする。案内するのは人造人間1019(テン・ナインティーン)。道行は平坦ではなく、そして行き着いたオズも・・。

男優のみの劇団スタジオ・ライフ。
いやー、よかった。
以前見た「Lilies」も大楽(大阪)だったが、役者のセリフまわしがあのときよりも数段上。今回はアクションシーンも多かったが、動きもよかった。男優が女性役をやるので、どうしても学芸会みたくなる箇所もあったけど、ほとんど気にならず、物語世界に入っていけた。
少女マンガが原作。人造人間と人間との境界、人間とは何かという哲学的なテーマも含みもつなかに、アクションやコメディーもあり、上質な演劇作品が舞台上に完成していた。
男優のみという人工的空間がSFの素材にあっていたのかも。10分の休憩入れて3時間以上の舞台だったが、長さを感じさせなかった。

合言葉の場面で、「八丁左回り」なーんていう地元ネタもさりげなーく入れてサービス。
(でも、地元の人間でも知らない(とくに)女性は多かったのか、ウケけてたのは一部。まさか、ほとんどの観客が東京からの遠征組なんて恐ろしい事態だったわけじゃないよな。私の後ろにいた二人組は、東京公演を何度も見て、大阪・広島と遠征しているようなことをしゃべっていた。ライファーさんはすごい。)

東京・大阪はダブルキャスト。だが、笠原1019+山本ムトー+及川フィリシアの組み合わせは、福岡・広島公演のみ。
とくに笠原・山本の二人のかもしだす雰囲気が、2公演のみの臨時的なカップルだとは信じられないぐらいよい。笠原はサイバノイドの人造性と無垢な面とが体現され、何より立ち姿がカッコいい。山本は殺陣の動きがよいし、及川・笠原を相手にしたときのほのかな色気がたまらない。むろん及川フィリシア、高根ネイト+姜1024も、いい感じだった。

東京のあと6都市を回った、この作品。先日の阿佐ヶ谷スパイダースにつづき、またしても先に福岡に行って広島が大楽。
舞台挨拶は写真を撮ってもよいということで(さすが、サービスが売り物の劇団)、いちおう持って行ったデジカメが役にたったですわ。
来年も必ず広島公演をやりますよー、とのことでした。

それにしても、男性観客は1パーセントいたかどうか。女性の年齢層はさまざま。(斜め前には、お母さんに連れられて小1くらいの男の子が来ていた。眠そうにしてたけど、クワガライジャーを見に行こう、とか言われたんだろうな)。
やっぱり、スタジオ・ライフをダンナ同伴で観るわけにはいかないでしょう。私も一人で楽しんで来ました。眼福でございましたわ。

4592188829 OZ 完全収録版1
樹 なつみ
白泉社  2004-11-05

by G-Tools

2005/04/05

ようやく

sakura桜も2分咲きぐらい。
この暖かさだと、あとは一気に満開まで進みそう。
一昨日は広島市内にバラバラと雹(ひょう)が降って驚いたけど、やっと春だ。

さーて新学期。昨日からオリエンテーションも始まった。
今年は1年生のチューターで、新入生といっしょにオリエンテーションを受けて、教養的教育のカリキュラムの仕組を 理解する。
去年学生がいろいろ言っていた意味が、いまさらながらわかったよ。なかなか複雑だし、2段階の抽選にひっかかって希望どおりの授業がとれないこともあれば、そりゃ多少の不満も出るわな。

それにしても、新学期とはいえ、教員の方も、昔みたいに2月後半から3月いっぱいは春休み・自分の研究や授業の予習をたっぷり・充電して新たな気分で新学期、、、という時代ではない。なかなか前年度からの切り替えもできないが、私も移動2年目。新しい仕事も始まるし、また元気を出していきませう。
とにかく桜を見れば、二重アゴに悩んでたって(^^;;)、なぜか気分は春モード。人の身体はうまいことできている。

2005/04/03

三島由紀夫の会計日記

毎日新聞
三島由紀夫文学館 掲示板

「新発見」の三島由紀夫の「会計日記」が、昨日から山中湖の三島由紀夫文学館で展示中。今後、神奈川近代文学館の「三島由紀夫ドラマティックヒストリー」展(4月23日~6月5日)で公開予定とのこと。

今回の会計日記はNHKニュースでも流れたというし、過去にも清水文雄先生あて書簡の発見・出版等、三島関係は、雑誌・決定版全集刊行や展覧会の開催時期にあわせて、うまーくマスコミに情報提供しているなあ。
プロデュースしている方々、さすが!

それにしても、神奈川の三島展、どうしよう。
日本近代文学会の春の大会は、例年東京(関東)なのに、今年は北海道で開催。6月11・12日の日本女性学会のときには、もう三島展は終了(場所は同じ横浜なだけにとっても残念!)。・・というわけで、学会とくっつけて行くのがムリだから今回はパスだ、、と思っていたのだけど、やはり見に行きたくなったなあ。
どうせ行くなら、説明会、朗読会や講演のイベント日かな? またダンナと交渉だ。

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