春休みの土曜日
娘は昨日が終業式。あゆみ(通知表)を持って帰り、今日から春休み突入。
毎度のことながら、子どもが休みに入ると、親は何かとせわしい。
午前中は、ダンナと手分けして行動。
私は朝イチで子どもを小児科に連れて行く。10日ほど前、カゼで学校を欠席し、もうまったく元気なのだが、まだ鼻水・咳と声枯れが少しあるので継続して病院に行っている。吸入をして、薬をもらった。
その間、ダンナは小学校の児童館で留守家庭子ども会(学童保育)の保護者総会に出席。2年生の親が役員を担当するのだ。今年度、うちは総務係で、区連協やおやつ当番の連絡などをしていた。
総会のあとは、お別れ会。場所を体育館に移して親子競技やクイズなどがあり、お弁当も出る。娘は小児科から帰って、そっちに合流。
参加したダンナの話では、「人にとられても悔しくないもの、なーんだ?」というナゾナゾで、お母さんたちが、「ダンナかなあ?」などと答えていたそう。。愉快な人たちだ。(正解は、「写真」)。
午後からは、ピアノの練習をさせたあと(毎回、ケンカ(^_^;)、ピアノ教室へ。
夕方は3人で出かける。(写真は、パセーラのテラスから広島市を北東方向にみたところ。画面下はひろしま美術館)。
桜は咲いていないけど、もう春だ。
さて、出かけたのは、子どもコミュニティネットひろしまの観劇のため。「子ども……」は「おやこ劇場」の改称なのだが、まだ慣れなくて言いにくい。うちでは、相変わらず「おやこ劇場」と呼んでいる。2回ほど、例会と仕事などが重なって行けなかったため、久しぶりのおやこ劇場。
劇団うりんこ「シェイクスピアを盗め!」
・於・広島市青少年センター
・脚本・演出:山崎清介
・原作:ゲアリーブラックウッド 、翻訳:安達まみ
・出演:はまだ紀世・原田邦英・川上真紀・大谷勇次・下出祐子・成瀬勝洋・朝比奈緑・小嶋隆之・佐久間晶子・高木秀樹・木下宏明
グローブ座の「ハムレット」の台本を盗むために、速記術を習得した少年が派遣されるのだが、彼は一座に入って修行しているうちに仲間意識に目覚め、当初の目的を忘れて・・・。
低・高学年合同公演だったけど、未就学児童にはちょっと難しかったのじゃないかな。
「ハムレット」の芝居が劇の中に入れ子になっているし、シェイクスピアの夢想が現実の中に混入していて、作りはほとんど「大人のお芝居」。
娘は、話の筋はだいたいわかったみたいだったものの、大笑いしていたのは、剣の練習などの単純に喜劇的なところかな。でも、脚本というものが大切にされていたこと、生きることに懸命で善悪の区別がつかなかった少年が、家族のような集団に恵まれて目覚めていったことなどは、きちんと伝わったんじゃないかな。
ところで、今日もらったビラによると、8月の高学年例会は、同じ劇団うりんこの「弟の戦争」。脚本・演出が、THE・ガジラの鐘下辰男さんとあっては、うちは低学年部なのだけど別料金払ってでも、絶対に見なくては!
また、例会ではないが、6月21・22日には、こまつ座の「父と暮せば」があるそう(於・南区民文化センター)。これまた見逃せない。「父と暮せば」は、7月23日に広島の演劇人たちによる公演もあるとのこと(演劇ユニット体温。於・東区民文化センター)。
被爆60年ということで、今年は色々な企画がありそうだし、おやこ劇場は、本当に良質の芝居を見せてくれるので、毎回楽しみだ。
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