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2005/02/28

ついに・・

一太郎スマイル2・家庭学習用のキャンペーン版が、通常版よりもかなり安くなっているので購入予約していたのだが、25日の発売日に届いた。

「これまでパソコン・ルームには2回入ったことがあるんよ」と、とっても楽しそうに話していた娘からは、以前から、授業で使ったこのソフトを買ってほしいとねだられていたのだ。でも、ダンナも私も自室のパソコンを娘に占拠されたくなくてうやむやにしていた。
しかし、FMV-830MG/Sを購入して、リビングでもパソコンが使えるようになったために、ヘタにゲームばかりされるよりはと購入したのだ。(娘は、ここのところパソコンに最初から入っているピンボールゲームに熱中。「テレビとパソコンと、あわせて1日1時間以内」と決めているのだが、いつも口争いのタネになっている。)

先週金曜日に届いて、その日は、設定したり、ざっと内容を眺め(学年によって、変換できる漢字のレベルが変わったりするらしい)、学校でもやったというスタンプを使ってのお絵描きなどをした。土日は、ダンナも私も仕事があり、娘は実家へ預けられて、コンピュータは開かず。
そういうわけで、本日は2度目の一太郎スマイル。夕食後、娘がパソコンをあけているのを横目に、われわれは家事をしていた。

すると、キーボード練習ができない、とSOSが。タイピング練習がゲーム風にできるようになっているらしいのだが、ローマ字とカナをの選択で「カナ」を選んだのに文字がでないというのだ。見ると、ATOKスマイルの設定が「ローマ字」になっていた。それは「カナ」に変えてやったのだが、だが、画面上に指遣いの案内がでるのは当然JISカナ。親指シフトではない。

「“き”のところなのに、“の”になってる」と、娘はすごく悲しそうな顔をしている。
ついにきたか・・と思いつつ、画面を見せながら次のようなことを話した。
・このソフトはふつうのキーボードについているJISカナの練習用であること。だけど、JISカナだと4段にカナが置かれていて、指を見ないで打つのがやりにくいこと。
・だからママやパパは、親指シフトのカナで打つ方がよいと考えていて、わが家ではそういう機械を選んでいること。
・学校ではふつうのキーボードのパソコンがおいてあり、おそらくローマ字入力を習うから(3年生になったら、割り算とローマ字を習うんだ、と先日から娘が言っている)、ローマ字でも打てるようになればよいこと。
・ママたちは、ローマ字よりも親指シフトのカナで打つ方が自然でよいと思っている。けれど、あなたは両方できるようになって、自分でどっちにするか選べばよいこと。

娘は「うん」と言って、「はときいん、せけてしう」と打つマネをしていた。けなげだー。

たぶん、次にコンピュータ・ルームでの学習があったときに、友達に打てるところを見せて、ちょっぴり自慢たいんだろうなあ。。彼女の気持ちはいたいほどわかる。
でも、まだ中段しか覚えておらずタッチタイプできないし、以前にエミュレートでの使用をアドバイスいただいたことはあるのだけど、コンピュータ自体に習熟していないから、娘が学校のパソコンのキーボードで親指シフトで打つのは現実には無理だ。

うー、やっぱり悩む。
だけど、現実に、いま、うちの家には親指キーボードがつながっているパソコンしかないわけで、とにかくこれでいくしかないでしょう。親指とローマ字とのバイリンガル娘になるのだぞ、娘よ。

2005/02/24

まさかまさかの、雪

昨日、広島では今年初めての黄砂がみられ、ああ、春になったんだな、と思っていたのに、今日は午後から雪!
まさか降るとは思わず(天気予報では曇りの予報)、いつもはJRとバスなのに、荷物を運ぶ都合もあって、たまたま車で学校に行ってしまったため、何と3時間かかって、さきほど帰宅。ふだんなら、車だと高速道を通って50分。どんなに渋滞してても1時間半もあれば着くところ。疲れたーー。

ボタン雪がふりしきる夕方6時。大学は20センチくらいの積雪。
同じく広島市方面に帰る方の話では、高速道(山陽道)がチェーン規制だとのこと。2台ともノーマルタイヤでチェーンもつけていないため、一般道へ。車に積もった雪を手の届く範囲で掻き落として、出発。大渋滞が予想される2号線を避け、迂回路の熊野の山越えの道を、先導してもらって、道を知らない私はついていく。
ところが、迂回路もやはり大渋滞。また、峠道が凍結していて、路肩に放置している車は何台もあるは、反対車線からスリップしたとおぼしき180°回転して停まっている車はあるは、で、ふだん車に乗らない私には大冒険。先達がいてくださって心強かった。一人だと、たとえ知った道を通っていたとしても心細かっただろう。
峠を抜けたところからは嘘のように流れだし、広島市内では雪など全くなく、まるで別世界。大雪を積んで走るのが恥ずかしいようだった。
なぜあの地に大学を移転したのだろう。。。明日は入試だというのに、時間どおりに始められるのだろうか。

さてさて、雪の降りしきるなか、本日は卒論の口頭試問。
学生たちがそれぞれの成果を示す集大成。教員にとっても、先月来(下書きは11月末ごろから)の論文読みの集大成なのであって、学生それぞれの成果に、コメントと質問とで誠意をもって応える。
同僚教員の対応をみていると、勉強になる。まだまだ私は未熟だ。終わってから、あの部分を学生に発言してもらえばよかったなどと思う。時間がおしていることを気にしすぎたのか、一方的にコメントするだけで、せっかく学生と卒論を媒にして話せるいい機会だったのに、十分に質問をなげなかったことが反省点。。
でも、ほとんどの学生の下書きを見たので、そのときに十分に話をしたから、許してもらおう。4年生諸氏、お疲れさまでした! 不十分な論もあったけど、それぞれ力を出していたことは確かだよ。

それにしても、この口頭試問。分野の全学生の卒論を、教員6人全員で試問するという手厚さ。朝9時から夕方5時までの予定だが、40分延びて終了。途中1時間の昼食休憩をはさむのだが、私はその間、他分野の大学院生の口頭試問にはせさんじ、それが終わると、また卒論の口頭試問へ。というわけで、(途中、お菓子類は食べたものの)、朝6時に朝食をとってから、夜の9時すぎに帰宅するまでまともな食物を口にせず。
はー、疲れた。もう寝ます。

2005/02/22

朝のあいさつ運動

今朝は、「朝のあいさつ運動」の当番のため、子どもたちの通学時間帯に小学校の門前に立った。

もともと小学校の校長先生が、毎朝お一人で門に立って子どもたちにあいさつをされていたのが発端。
我が家からは小学校の門のあたりが見わたせるのだが、本当に毎朝声をかけながら子どもたちの通学を見守っておられ、頭が下がる思いだった。娘が出たあと、たまに見ていると、校長先生の前に立ち止まって先生に何か話しかけていることがある。あとで訊ねてみると、「このマフラー、私が編んだんよ」(児童館でリリアン編みのマフラーを編んだのだ)といったたわいのないことをお話ししているらしい。
通学時間なら児童のほぼ全員と顔を合わせることができるわけだけど、トップがそういう姿勢を見せる学校はいいよね。

そして校長先生お一人で立っていただくにはしのびない、子どもを狙った事件が相次ぐなか、保護者も少しでも何かできればということで、校長先生とともに保護者2~3人が当番で立つことになったのが今年度当初のこと。というわけで、保護者の「朝のあいさつ運動」が始まってほぼ1年。小学校に通う児童長子につき年に1日当番が回ってくるので、わが家の当番も今回が初めて。

腕章をつけ、門の前に立って「おはようございます」の挨拶とともに子どもたちを迎え、また、交通事故のないよう、スムーズに道路を横断できるように交通整理する。
子どもたちも、けっこう挨拶しながら通っていく。とくに顔見知りの子は、一言ふたこと話しかけて通っていく。

娘も、私を見つけるとうれしそうな顔をして寄ってきた。
いったん校舎に入ったあと、ふたたび仲良しの友達(ともに「くのいち」の修行の旅に出る予定のYちゃん)と一緒に出てきて、校長先生やほかのお母さんの横にで立ち、一緒にあいさつを始めた。登校する友達が「何しよるん?」と聞いても、「いいじゃん。あいさつ運動」とすまし顔で応えている。カゼの発熱が治まって、昨日から登校しだしたばかりなので、寒風のなか外に出ている姿を見るとハラハラするが、こっちは道を渡った向かい側で横断をサポートしているので、「校舎に入りなさい」と叫ぶわけにもいかない。
結局、最後までいっしょにいた娘と友達の2人、頭をなでてやるとうれしそうに校舎にかけて戻って行った。

さて、立っていて発見もいろいろ。

小学校は住宅街にあり、前の道路もふだんはそんなに交通量は多くないのだが、朝はさすがに通勤の車やバイクが多く通る。正門前に横断歩道があるのだが、渡ろうとする子どもの姿を見ると気持ちよく停まってくれる車が多い。すかさず子どもたちを渡らせ、渡り終えたら停まってくれていた車にお礼のおじぎをする。
だが、腕章をつけた大人がいるから停まるのかもしれない。横断歩道の前でむしろ加速する車もいて、子どもたちだけだと危ないだろうなあ、と思う。
朝は気ぜわしいのはわかるけど、ドライバーはもっと余裕をもとうよ。事故が起きてからじゃ遅いのだから。

また、近くの高校生たちが、朝、小学校の通学路まで掃除してくれているなんて、全然知らなかった。「おはようございまーす」と大きな声で挨拶しながら、竹ボウキとちりとりをもって植え込みのあたりのゴミを拾っている。

30分ほど立って、校長先生が「時間です。ありがとうございました。お疲れさまでした」と声をかけてくださって、任務終了。寒かったけど、実に実に気持ちがよかった。
ここは地域全体で学校を見守っているよ、という姿勢を見せることが事故や犯罪への抑止力になる。年に1度の当番で、子どもたちの安全を見守ることができるとは、いい仕組みを作ったよな。

2005/02/21

美輪明宏『人生・愛と美の法則』

今日、通勤電車の往復で、NHK人間講座のテキスト・美輪明宏『人生・愛と美の法則』を読む。

これまでの美輪さんの本に書かれていた内容も含まれているが、彼の人生や美学をコンパクトに集大成した、といった感じ。年齢を思うと、自分を貫いた生き方は素直にすごいと思う。
「ヨイトマケの唄」成立の部分や、従軍慰安婦、同性愛差別などへの反発・戦いを読んでいると、三島由紀夫と美輪明宏の違いと、同時にひかれあう部分も見えてくる気がする。両者とも、そりゃ、それぞれの世界で生きていくために世故に通じているところはあるにせよ、基本的に純粋な人間なのだなあと思う。ただ、三島の場合には、仮面をかぶっていかざるをえないところが、美輪よりも大きかったということだ。10歳の年齢差だけではなく、資質と環境に起因するのだろう。

三島について書かれている箇所は何カ所かあるが、まとまっているのは、第6回「「黒蜥蜴」と「毛皮のマリー」」。
NHK人間講座のテキストということで、番組では、舞台の写真か、ひょっとして映像も期待できるかも。

美輪明宏の『黒蜥蜴』の舞台は、相手役を替えて何度か上演されているが、緑川夫人こと黒蜥蜴は、まさにはまり役だと言ってよい。(ただ個人的には、舞台よりも、木村功が明智だった映画版の方がテンポがよくて好み。三島も出演していたしね)。
また、『近代能楽集』も、とくに「葵上」はいい舞台を創っている。(美輪さんが、「葵上」のパンフレットに書いていた、若林光・葵夫婦、光と康子の関係をめぐる解釈は出色だと思う)。
というわけで、三島への興味からも要チェックだ。

すでに2月7日から講座は始まっているが、第6回の放送は、3月14日22時25分~50分(再放送は、3月21日5時05分~30分、4月13日2時00分~25分)。

2005/02/20

うがい励行

娘の熱はまだ下がらない。
今朝は平熱だったのだが、日中、また7度8分に。明日も学校を休まないといけないかもしれない。私は会議があるので、祖父母宅に念のため電話する。

ところで、前回、広島はまだインフルエンザの警報・注意報が出ていない、と書いたのだけど、訂正します。
16日に広島県全域に注意報がだされたもよう。
どうりで。昨日、所用で妹(Bekabekka)に電話したら、甥っ子がインフルエンザにかかってしまったそう。予防注射もしていたのに。。

とにかく、カゼにせよ、インフルエンザにせよ、予防が第一。
誰でもできる基本は、休養、手洗い・うがい、加湿の三つかな。

(1)十分な栄養と休養
ちゃんと食べる。そして、忙しいときにはなかなか難しいけど、ん? 調子がおかしい、と思ったら、とにかく何もかも放り投げて、温かい飲物を飲んで、寝るべし!

生姜湯、ホットミルク、ミルクセーキ、レモネード、ホット梅酒、ミルクティー、甘酒などなど、身体があたたまるものを飲んでから寝るのがミソ。(汗をかいては逆効果なので、ほどほどに。何もなければ、白湯にハチミツかマーマレードを落しただけのものでもOK。私としては、大分の「柚子茶ゆずっ子」がお勧め。由布院に行ったときに見つけてやみつきに)。

(2)手洗い・うがい
職場・学校に着いたら、外出先から家に戻ったら、とにかく手洗い・うがいを。
手洗いは、石鹸をつけて、指と指の間までていねいに。とくに親指のつけねのあたりを十分に。

うがいは、人によって、ぬるま湯・イソジン・塩水・お茶・紅茶・ほう酸・竹酢などなどこだわりがおありだろし、それぞれよいと思うのだけど、例えばお茶がなければうがいができない、と思い込んでいたら、疲れたときには用意するのがめんどうで、うがいするのがおっくうになってしまう。
とにかく基本は水。外から屋内に入ったら、水でいいから、忘れずに、のどを十分にうがいすること。

その後、白湯などで水分補給を忘れずに。

(3)部屋の加湿
私は、体調がわるくなると、すぐノドにくる。数年前まで、しょっちゅう咽頭炎・喉頭炎にかかり、セキと声枯れに悩まされた。一度かかるとなかなか直らない。ひどいときには数カ月かかって、ようやく完治。
職業病みたいなところもあって、耳鼻科医は、「咽喉頭炎になったら、なるべく話をするな」と言うのだけど、商売柄しゃべらないわけにもいかず(授業でプリントだけ渡すわけにもいかないし)、とにかく予防第一と心がけている。上記の手洗い・うがいもその一つ。授業から研究室に戻ると、まずうがいをする。

と同時に、加湿も大切。医者に、予防のため、部屋に洗濯物を干すか、加湿器をつけろ、とアドバイスされ、自宅は、加湿器をつけ、夜洗濯したら室内に干している。(濡れたタオルを干すだけでも違う)。
研究室の方は、さすがに洗濯物を干すわけにもいかないので(^_^;、加湿器をつけている。気化式で一見加湿器に見えないためか、よく「何ですか、これは?」と尋ねられるけど、かまやしない。とにかく喉が大切。

それと、番外篇として、首もとを包む衣類がよいと思う。私は夏でも、綿や絹の半袖や袖無しのタートル・モックタートルを愛用している。(ランズエンドなど)。
冬は特に、タートルネックのセーターなどのほか、マフラー、ストールなどで首を保護・保温するといい。

みなさまそれぞれカゼの予防法をお持ちだと思うけど、とにかくお互い注意しましょうね。
とはいえ、私も娘のがうつったのか、ちょっと寒けが。今夜は、早く寝よ。(もちろん寝る前にも、うがいを忘れずにね)。

2005/02/18

カゼ流行中

娘が発熱のため、学校を休む。
2~3日前からセキをしていたのだが、昨日、学校で微熱が出て保健室で休んでいたらしい。今朝起きると38度1分。熱はあるが元気は元気で、学校に行きたいとダダをこねる。(今日、放課後児童館でひなまつり工作をする予定だったらしい。それと、1年生の入学早々にジャングルジムから落ちて腕を骨折して入院して欠席した以外は、全出席だったので、「あゆみ」=通知表の出欠欄に欠席が入るのがイヤらしい)。また、食事もふつうにとれる。
小児科に連れて行くと、インフルエンザではなく、カゼとのことでホッ。(インフルエンザ流行マップによれば、広島はいまのところ警報も注意報も出ていないようだ)。

3時ぐらいに、友達が先生からの連絡プリントや宿題などを持ってきてくれる。先生からは、今日は4人が欠席してさびしい、友達からの早くよくなってね、というメッセージも。

娘によると、昨日、隣のクラスはインフルエンザで1人・カゼで5人の児童が欠席していたそう。小児科も混雑していたし、どうやらカゼが流行中のもよう。皆様もお気をつけて。
しかし、今週は年休をとってばかり。授業が終了していてよかった。。

--
〔夜・追記〕
だいぶ昼寝をしたのに、娘の熱はなかなか下がらず、夕方には8度5分に。セキもとまらない。夕飯もふつうに食べて、元気は元気なのだが。グタッとされているとつらいので、元気なのはありがたいが、早く熱が下がってほしい。

明日からの週末は、広島市の臨海自然の家の行事・1泊の家族オープンホリデーというのに行く予定だったのだが、今朝キャンセルの電話を入れる。子どもはしきりに残念がっていたが、仕方がない。

それにしても、「カゼだから、おじやが食べたい」だの、「リンゴをすって」だの、「本を読んで」だの、病気だと何でもしてもらえると思っているようだ。ここぞとばかりに甘えているのだろう。

そういうわけで、久しぶりに本を読み聞かせる。
去年ぐらいまでは、よく読んでやっていたのだが、2年生になって、習った漢字も増え、自分で本がどんどん読めるようになったためか、「読んで」と言ってくることもなく、最近とんと読み聞かせはご無沙汰していた。久しぶりに読むと楽しい。
リクエストにより、今日読んだのは『小さなスプーンおばさん』。娘も話がわかっているから、私が読む前に、次に出てくるものを「くま!」などと得意気に当てていた。
発熱は困ったものだけど、このところ忙しくてなかなかぺったり一緒にいることがなかったので、貴重な機会だと思いたい。

2005/02/17

おたく魂

昨夜は、研究会の打ち上げ会。研究会といっても、学部3年になると全員どこかの分野に所属するという授業の一環みたいなもの。
私が学生だったころの研究会は、隔週1回院生中心で研究発表を行い、あと隔週1回学部生中心の読書会(レポーター無しで、全員が同じ本を読んで感想を話し合う文字通りの読書会)があり、こちらは院生がオブザーバーとして参加していた。学部生も全員ではなく任意参加だった。

いまは、3年になると全員がどこかの分野に所属して、研究発表会の前にプレ発表を行うのに使われる。以前は、プレ発表なんてのもなかったし、発表レジュメも資料を切り貼りするのが大部分(今は、原稿をそのまま資料化して読み上げる型がほとんど。この変化の要因としては、ワープロ・バソコンの普及が大きいだろう。以前のような手書きで原稿読み上げ資料を作っていたら、膨大な枚数になってしまう)。

さてさて、そういうわけで、研究会の打ち上げ会=4年生・修了生の追い出し会。
イマドキの学生の飲み会は、瓶ビールをつぎあったりすることもなく、一人ずつ自分の飲みたいものを注文する。つがなきゃいけないかな、、などと気をつかこともなく、さっぱりしてていい。
で、話題は、けっこうオタクかな。マンガやテレビドラマ、アニメに関して、かなり詳細な知識の競い合いが続く。おもしろいね。

2005/02/16

参観日

昨日は、子どもの授業参観のため小学校へ。

最近の小学校は月に一度参観日がある。保育園時代から、参観日には何とか都合をつけて、ダンナか私か、二人ともダメな場合には祖父母に頼んで、誰かが見にいくようにしていた。ところが、前回1月は誰もどうしても行けなかった。事情はよく話しておいたのだけど、それでも子どももガッカリしていたようで、今回は年休とって行ってきました。(小学校に行ってた以外の時間は、相変わらずレポートの採点。休みとって家で仕事してるとつくづく不条理だと思ふ・・)

こんなに大きくなったよ」で学んだことをもとに、お父さんお母さんに感謝する作文を書き、全員が読むという、生活科と国語の合体したような授業。
以前に赤ちゃん誕生のビデオを視聴したらしく、廊下にも、「痛い思いをして生んでくれたんだね」など、子どもたちが学習して感じたことが書かれた作文が張り出されていた。

さて、授業では、アイウエオ順で、娘は一番に発表。度胸はあるので、大きな声でハッキリと読んでいた。
お父さん、お母さん、ありがとう。運動会のリレーで転んだとき、ママが大きな声で名前を呼んで応援してくれてありがとう。ケーキ屋さんになります(「くのいち」じゃなかったのかな?)。三年生になったら社会などが始まるけど、勉強がんばるよ(これは、たくさんの子が書いていた。きっと学校でそんな風に言われているんだな)。といった内容。

先生は、一人一人の作文読み上げが終わると、「いのちについて何てかいてたかな?」「どんなことを『ありがとう』と言ってたかな?」と尋ね、板書されていた。ごはんを作ってくれてありがとう、ケガや病気のときに看病してくれてありがとう、などが多かった。三年生になったら私がお母さんの面倒をみます、なんていうのも。。

授業参観のあと懇談会。(サーっと人がいなくなる。先生や他の保護者と話せるチャンスなのになあ)。
他の保護者の方々が、てらいなく自分の子どもをほめるのにビックリ。
寝屋川の事件のことも話題になる。卒業生ということで、学校現場もショックだと思う。

帰宅してから、娘に、一番に発表したのにあがらないでよく大きな声で言えたね、と言ったのだが、当~然、みたいな顔をしていた。
でも、寝る前、「毎日、参観日だったらいいのになあ。だって授業が面白いもん」だって。。やはり特別な授業は、子どもたちにとっても刺激的なんだね。

2005/02/14

あれこれ

★代休
今日は1月にあったセンター入試の代休をとっている。
といっても、自宅でレポートの採点をしているわけで、教員の休みって、あるんだかないんだかよくわからない代物だ。

★魔法戦隊マジレンジャー
昨日が第一回。
うー、ひじょーにビミョー。
とりあえずは、もう少し様子見。

★予餞会
一昨日の土曜日は、本務校の予餞会だった。
教員がお祝いのスピーチをせねばならないことなど予測がつくはずなのに、直前まで研究室で採点をしていて、開始ギリギリに会場に到着。そして新任なのに(だから?)最初の祝辞。お手本もなく、心の準備もなく、オタオタとしゃべり始め、なぜか親指シフトのことなど口走る。(^_^;
私、いちおう前任校では「音声表現演習」など担当して、スピーチやディベートを教えていたのだが・・・。
帰宅して落ち込んで、突発的に叫んだりする。。

ここで改めて。(見てないと思うけど・・)

卒業生のみなさま、おめでとうございます!
新任で様子のわからない私でしたが、みなさんが色々と教えてくださったおかげで、何とか一年間過ごせました。
みんな大人でした。心から感謝します。
今度はみなさんが社会人1年目。慣れないことも多いでしょうが、みなさんのガッツで道を切り開いてください。
そして、いつもポケットに文学を!

★バレンタイン・デー
先日の休日に、娘とチョコを買いに行った。お年玉を財布に入れて、金額を計算しながら、あんなに真剣に選んでいる姿を見たのは初めて。
しかし、学校に持って行ってよかったのだろうか。没収されてなきゃいいのだが。。

2005/02/12

特捜戦隊デカレンジャー

大チョンボしたにもかかわらず、Oさまのご好意により、なんとか最終回を観ることができたわが家である。

「特捜戦隊デカレンジャー」東映TV朝日を遅まきながら改めて振り返ってみると、とにかくよくできたシリーズだったと思う。大きな破綻が全くといっていいほどなかった。かといって、うまくまとまってるだけで面白みがない、なんてことは決してなく、楽しいところが盛りだくさん。
映画版の感想でも書いたように、何よりも一人一人のキャラがたっていて、5~6人のチームだと1人や2人は影が薄くなりがちなのだが、あるいは人気のあるキャラクターにのみ焦点をあてる構成になりがちなのだが、デカレンジャーに関しては全くそれがなかった。(途中、スワットモードになってからは、テツがあまりに弱体化してテツ贔屓としては不憫なことが多かったのだが、でも変身前は十分目立ってたし、変身後の活躍不足も最後に向けて解消され、最後には「5人」ではなく「6人」になっていたしね)。

敵組織がなかったこともあり、1年を通しての大きな物語の起伏はあまりなく、刑事ドラマのセオリーどおりに1~2話完結でキッチリと犯人との対決を描く形で作品が仕上げられていた。また、ピンクとイエロー、レッドとブルー、レッドとブレイク、グリーンとピンク、などなど組み合わせによる妙も、この作品の持ち味。とくに、ピンク&イエローの女の子話は、女性2人戦隊ならでは。そして女性2人が、本当に仲いいのも「すごくイイ」。

最終回にもそれが現れていて、アブレラの計画は大きな事件ではあったけど結局は仕事の一つであって、それをプロとしてキッチリとやりとげたという作りで、きわめて気持ちよく見られた。これで終わりではなく、まだまだ仕事は続いていく、という姿勢。最終回1回に、6人のそれぞれの個性がきれいに入り、かつチームワークと力強さも感じさせられ、シリアスとコミカルのバランスも絶妙。なかなかこんなラストは作れない。

ハリケンジャーも家族ではまったシリーズだったのだけど、対照的な印象。3+2+1というカラーの違ったチームの組み合わせで物語が進み、ゴウライジャーやシュリケンジャーが出てくる過程で、ドラマが生じ、5忍の成長物語という1年間を通じての大きなストーリーがあった。敵組織ジャカンジャがまた魅力的で、暗黒七本槍それぞれの動きによってもストーリーは展開していった。
最終回に近づくにつれて動きは烈しくなり、最終回は詰め込み過ぎなぐらいに盛りだくさんで、何度もカタルシスが与えられ、最終的には5忍の成長ぶりが実感させられた。

デカレンジャーは、それとはまったく違う作り。まだまだ続けられる余力を十分残した印象もあるくらい(もちろん手を抜いている、という意味ではなく)、力一杯走りながらも余裕を感じさせる作品だった。
ドラマチックなハリケンジャーには熱くはまる人が多いだろうけど、デカレンジャーの場合にはまた違い、プロのキッチリとした瀟洒な仕事を味わって楽しむというはまり方になるんじゃないかな。

で、どんな内容なの?どこが面白いの?もうちょっと具体的には?というお方には、レビューサイトは数あれど、「忍びの城」さまがおすすめ。豊富な特撮の知識に裏打ちされた詳細でユーモアあふれるレビュー。ハリケンジャーの頃から週参させていただいていた。
3年間現役戦隊のレビューをつづけられて、ひとまずお休みされるとのことはとても残念だけど。これ書いたら、また最終回のレビューで回想させていただこう。

ところで、明日13日(日)から始まる次のシリーズは「魔法戦隊マジレンジャー」東映TV朝日
もういい加減見るのよそうか、、という話は出ているのだが、娘の「とにかく見てみようよ」の声で、とりあえずは視聴することに。

ハリー・ポッターなどの魔法ブームから企画されたのは見えやすいのだけど、でもこのタイトル、「マジョレンジャー」とつい間違ってタイピングしてしまうのだが、裏の意図はもしかしてこのあたりにあったりして・・・。
つまり、斎藤美奈子『紅一点論-アニメ・特撮・伝記のヒロイン像』で、子どもの国が、男の子の国=変身ヒーローもの、女の子の国=魔法少女もの、とジェンダーによって二分化していると喝破された状態を打破しようという試みなのではないか、、と。デカレンジャーにつづきマジレンジャーも紅二点戦隊だし、セーラームーンの実写版が作られたことといい、プリキュアは戦うし、そして、ハリケンジャー(日向おぼろ=髙田聖子)でもデカレンジャー(スワン=石野真子)でもメカニックが女性。

大きなお友達向けに入浴シーンなど入っているものの、でも、担当するのはジャスミンではなく(メーンライターによると「イエローはちょっと変なコ」 >^_^< として設定され、役者本来のセクシーさは役柄上消されている)、活発なウメコの方でまったく健康的な入浴。初期の戦隊ものが女性があからさまに「お色気」担当だったことと比べると(以前、Vシネの「ガオレンジャーvs……」で過去戦隊の総集編的な女性表象を見て仰天・大笑いした)、ここのところの傾向は明らかに性の境界を壊そうとしている方向に見える。

スポンサーの玩具会社の意向として、少子化の中、男の子もの・女の子ものの二分化を崩して、どちらの系列の作品にも男女両性を取り込もうという野望があるのでは、、、そして、それならそれで歓迎だ、などと思ったのだが、深読みにすぎるだろうか???

ただし、マジレンジャーは「家族」がテーマの一つらしいので、ヘタすると超保守・ガチガチの性別役割分業に落ちてしまう可能性もありそう。どっちに転ぶか、予断を許さない。

2005/02/11

非常勤の卒業ゼミ

11月末ぐらいから、ずっと学生たちの論文の下書き・提出論文の査読がつづいている。ほとんど他のことができないと言っても誇張じゃないぐらい、人さまの論文を読む・読む・読む……の生活。それも2月下旬で大詰め。あと半月ほどだ。ガンバロー、オー。

さて、昨日は、非常勤に行っている元・勤務校の短大での授業が、今期最終回だった。
後期は、卒業ゼミ1コマのみを担当。1年次のチューターをしていた関係で、この学年が卒業するまで面倒をみるように、と依頼されたのだ。
文学関係の卒業論文、卒業制作(小説などの創作)、女性学関係の論文を完成させるのが授業の目標である。

メンバーには、日文の一般学生のほか、留学生、英語系コースの学生がおり、ほかに、もう私の授業を3年ほど受けてこられた社会人のお二人も加わっておられる。
卒業ゼミを社会人に開放したということで、広島で社会人の生涯学習を支援するNPOの広報誌に評価していただいたのだが、誰でもすぐに卒論指導しますよ、ということではなく、お二人が他の卒業年次の学生と同じくらい文学関係の授業を受けてこられた実績があったからこその開放だし、私がその短大で卒業ゼミを担当するのは今期が最後になるからこそでもあった。

卒ゼミでは、それぞれの論文や創作を仕上げたが、レベル的にはもちろん学界先端なんてほど遠い。でも、それぞれが調べたり、考えたりしていった過程は、とても貴重だと思う。

女性学でDVについて書いた学生は、広島県と帰省先の島根県との担当行政へ聞き取りに何度かうかがい、現場ならではの話やいただいた資料を論の中に組み込んでいた。(もちろん、卒論後に礼状を書くように指導している。)

社会人のお一人は、最初は、「私はとても書けないからオブザーバー参加で」と言われていたのだが、途中からやはり書いてみたいと自分史に取り組まれ、完成させた。文章的には素朴で、句読点や漢字・送り仮名などを含めて朱は入れたが(なるべく、ご本人の味わい深い文章表現は生かしつつの添削)、内容には圧倒された。
当時日本の植民地であった韓国で生れ、引き揚げてこられるときの家族生き別れ寸前の壮絶な体験。日本での小学校から高校時代のこと、結婚後、4人産んだうちの3人のお子さんを生後すぐに亡くされたこと(このときの気持ちはまだ書くことができない、と事実のみを書かれた)、再就職の際の葛藤や仕事のようす、親や舅姑をみとったこと、退職後に資格取得・複数の習い事・野菜の出荷をされていること、などなど。
いつもニコニコされている方の過去と生きてきた時代とポジティブな生き方とに、中間発表などで原稿を回覧した学生たちは驚き、「尊敬します」と口々に語った。彼女たちにとって、自分の生自体をも考える機会となったと思う。
3年前に私の授業を初めて受講され、週1回、県北から数時間かけて通ってこられたのだが、最後に「先生とは運命的な出会いでした」とおっしゃっていただいた言葉は、私にとっても一生の宝物。
文章を書くことに慣れてきたので、これからは中国新聞の「こだま」に投稿してみたいのだとか。期待していますよー。

ほかにも、若さならではのキリキリするような繊細な感受性で、日常生活の疎外感と創作世界への逃避を描く小説を書いた学生。頑張り屋さんの留学生の文学研究の論文、現代小説の分析に取り組んだ論、ジェットコースター・ドラマのようなロマンチックな小説執筆を試みられた主婦の方など、それぞれの力を出していたと思う。

昨日は最終回だったので、反省会と打ち上げ会。最後、寄せ書きの色紙をもらったり、休学中の仲間に励ましの色紙を書いたり、文学散歩に行った写真を配ったり(デジカメにしてから、現像に出すのがおっくうになってすっかり遅くなってしまった)。そうして、別れを惜しんだ。

非常勤先では、本来の専門である文学関係の授業としてはこれでお仕舞い。
まだ、あと半年間は保育関係の改組がらみで「児童文学」の授業2種類に行かねばならないし、もちろん私もプロとしてキチンと仕事はこなすつもり。(作品読解だけではなく、絵本の読み聞かせや、手遊び歌との組み合わせ、ローソクをつかったストーリーテリングなども行う。昨年、授業の前日に練習をしていた私を見て、ダンナは「歌って踊れる文学研究者」と評していた(^_^;

でも、前任校への責任は、この2年生の卒業ゼミが終わったことで果たしたと思っている。私も、前任校をほぼ卒業した。
これからは、本務校での指導に専心するぞ。

2005/02/08

神!

そういうわけで、不覚~!のつづき。

日曜日、戦々恐々と(おおげさ)午後をすごし、夕方到着時刻に娘を迎えに行き、帰宅。自転車をこいでいると、後ろに乗った娘が「帰ったらテレビみるんだ」と言うのにギクリとする。

雪がいっぱいあった、楽しかった、とご機嫌のよいところで、録画できなかったことを切り出す。
最初キョトンとしていたが、「え、じゃあ、デカレンジャーは?」「録れてない」
案の定、泣きだした。

ひとしきり泣いて、唯一録れてた「ごくせん」をパソコンで見て(パソコンでテレビ録画・視聴ができることをアヤツに知られたのは後々ひびきそうだが、背に腹はかえられない)、にもかかわらず夕飯時にもやや不機嫌。
「ママのばか」だって。
せめるな。母だって見たかったのだよ。

       ◇  ◇  ◇

・・というところで、神が現れた。
Oさまのご好意で見せていただけることになったのだ。とたんにニコニコになる娘。
(著作権法にふれるようなことはしておりません。念のため)。
私もうれしい。

それで、今夜(宿題と時間割合わせをあんなに早くやり終えた娘をみたことがない)、見ることができました。
満足。名作でござりまする。
娘も、はしゃいでツッコミを入れる入れる。

これで、1年間見つづけた作品の結末を見届けることができました。
人さまの情けが身にしみます。
Oさま、本当にありがとうございました!

2005/02/06

不覚~!

やっちまった。
予約録画を失敗。。

金曜夜、単発で予約録画していた番組があったのだが、たまたまリアルタイムで見ているとあんまり面白くなかったので、「タイマー」を解除して録画停止し、そのままタイマーをオンにするのを忘れていたのだ。昨日は一日出かけていて、テレビを見なかったため気づくのが遅れてしまった。

土日は子どもがらみで録画するものが多いものの、ふだんなら笑ってすませられる。
が、、、、、今日は、「デカレンジャー」の最終回……。

1年間見続けた番組の最終回を見ないと終わった気がしない。
。・°°・(>_<)・°°・。
ハリケンジャー最終回の良さを思い起こしつつ、期待していたのだった。今頃、1年間の感想をupしている予定だったのに~~。

そして、娘が知ったら何と言うか。。。
今日は、近くの施設主催の行事でボランティアの大学生のお兄さん・お姉さんたちに連れられて、スキー場に「雪あそび」に行っている。
早朝からはりきって出かけ、帰ったら「デカレンジャーをみるんだ!」と楽しみにしていたのに。。

「ごくせん」だけは、なぜかたまたまパソコンの方に録画していた(昨年9月以来、久々にパソコン録画した。虫の知らせか……)。

これで許してくれるだろうか。。
うー、今日の夕方、娘の帰宅が恐い。

2005/02/05

「ごくせん」

ごくせん」がたいへんな視聴率なんだそうだ。

実は、わが家でもはまっている。
相変わらずTV番組は録画して観ているわけだが、小2の娘は「早く土曜日にならないかなあ」と毎日のように言っている。

平凡な感想だけど、やはりヤンクミのタンカと人としての筋をとおす気概がいい。生徒を守る教師としての役割をキッチリと果たすのも胸がすく。
でまた、笑いもふんだん。
何より、ふだんのニャアとした顔と(「トリック」以来、仲間由紀恵はコメディエンヌとして傑出してきた感じ)、お下げをほどきメガネを外して(「戦うときには変身」が常道だよな)敵地にのりこむ鋭い顔つきとのギャップ。
へたっぴながら、スタント使わずにアクション?してるらしいのも好感度が高い。

もちろん、3Dの生徒たちもかわいいのだけどね。先週の、お礼がわりにラーメンのチャーシューを次々ヤンクミのどんぶりにのせていくところなんか、すごくいい味。

それにしても、子どもに戦隊ものだの「ごくせん」だのばかし観せててよいものだろうか。
……といいつつ、明日は「デカレンジャー」の最終回。

2005/02/04

「パッチギ!」

映画「パッチギ!」を観る。

・監督:井筒和幸
・脚本:井筒和幸・羽原大介
・原案:松山猛「少年Mのイムジン河」
・音楽:加藤和彦
・出演:塩谷瞬(松山康介)、高岡蒼佑(リ・アンソン)、沢尻エリカ(リ・キョンジャ)、オダギリジョー(坂崎)

よかった。予想以上に。
男の子二人連れがやたら多い客席のなかで、うるうるきて目頭をぬぐいつづけておりました。

1968年の京都を舞台にした青春映画。
「GO」とは逆に、主人公の男の子が日本人で、彼が恋した相手が在日朝鮮人なのだが、作品の中心は、この二人だけではない。女主人公の兄たち三人組をはじめ、兄と日本人の恋人、日本の高校教師、フォークを介して知り合った酒屋の兄ちゃんなどなど、グループとしても、それぞれ個人も、各自の家族までキチンと描けており、1960年代の人と社会の現実と理想とがせまってくる。

チェドキの葬儀で、入り口が狭いため棺桶が家のなかに入らない。号泣するオモニ。泣きながら戸口をこわすアンソン。
差別や度をこした暴力の底に貧困があること。その根っこに強制移住があったこと。日本と朝鮮半島との関係、南北分断の現実が、画面から、酒屋に集まる日本人の口から、あるいは葬儀の場の長老の口から、康介に、そして観客に語られ伝わっていく。

酒屋でベトナム情勢を語る人々、また毛沢東語録片手に理想を語る高校教師(彼はのちに亡命ロシア人ストリッパーのヒモになる)。いたよなあ、いそうだよなあ、そんな人たち。みんなマジメに生きていた時代だったんだと思う。
もちろん、今だってマジメに生きている人たちは多いのだけど、今みたいな閉塞感も、ネットのようなバーチャルなつながりもなく(メディアは新聞・ラジオ・白黒テレビと、固定電話ぐらい)、人が生身の体でぶつかりあいつながりあっていた地代だったのだ。
(68年には私はまだ子どもだったけど、それでも十分懐かしい。現実には、団塊の世代があのときもうちょっとシッカリやってくれてれば、ちっとはマシな世の中になっていただろうに、と「クビレ世代」(by荷宮和子)としては思うわけではあるが)。
また、舞台が反骨の街・京都ならでは、ということもあるのだろうけど。

「イムジン河」がまたいい。朝鮮高級学校のブラスバンド、オダギリジョーのギターつまびき、オダギリとシオシュンの練習風景、公園での演奏と合唱。そして、民族の壁を超えられたと思っていたのにどうしても超えられない壁をつきつけられたあと、歌うことの許されなかったこの歌を歌う康介、ラジオを聞かせるヨンジャ。
朝鮮民族を分断する38度線を流れる川であるとともに、日本と朝鮮の民族を分断する京都の川とも重なりあっていく。

すさまじいケンカのシーンが散在する末に、ひとまず幸福なラストにたどりついたとき、今もある戦争をなくすことなんて、その気さえあれば、実は簡単なことなんじゃないか、つながり合いたいと思う気持ちさえあれば、、、。と、素直に浄化されていく。
若いひとたちに、もちろん昔若かったひとたにも、ぜひ観てもらいたい映画だと思う。

ところで、シオシュン
ハリケンジャーを一年間見て、あのときも作中の忍者たちが成長していったのと同様に役者たちも成長していったと実感したけど、この映画で、こんな役ができるなんて驚いた。ほとんど見守るお母さん気分な書き方だけど。
ふつうのホヤヤンとした日本の高校生が、敵対する朝鮮高校のフルートの女の子に惹かれ、朝鮮語を勉強し音楽によって壁をこえて仲間になり、でも己の無知と民族の超えがたい壁をつきつけられ、それでもイムジン河を歌う。
ヤンソンのような強烈さがないだけに、なかなか難しい役だったと思うけど、とてもリアリティがあった。共演していた特撮の先輩・オダギリジョーみたく、いい役者になってほしいなあ。
(それにしても、オダギリのヒッピー風長髪には笑った。一瞬、浅野忠信かと思った)。

---
〔2005.2.6 追記〕
二つの相反するパッチギ評を見つけた。
超映画批評破壊屋

私は破壊屋さんに賛成。すごくちゃんと映画自体を語っていると思う。
とはいえ別に政治的に見たっていいとは思うけど、破壊屋さんが、これほどまでにエクスキューズをつけなきゃ映画自体について語れない雰囲気になっていること自体、いまの日本はどうなってんだ!と思う。

B0009G3F16パッチギ ! スタンダード・エディション
塩谷瞬 松山猛 井筒和幸
ハピネット・ピクチャーズ 2005-07-29

by G-Tools

2005/02/03

節分

setsubun本日の小学校の給食は、ごはん、ミルクのほか、以下のとおり。
・いわしのかばやき
・ゆかりあえ
・ぶたじる
・いりだいず

小学校の途中まで脱脂粉乳が給食に出てた世代としては、隔世の感。
それにしても、こんなキチンとした行事食を給食で出されちゃ、夕飯は何にするか迷うなあ。。
ともかく、夕食後は盛大な?豆まきなのだ。

2005/02/02

こんなに大きくなったよ

「こんなに大きくなったよ」の授業で必要だと、娘が赤ちゃん時代の写真を引っ張りだしていた。生活科の授業で、数週間かけて、誕生から今までの自分の成長を確認し、その記録を各自が冊子にまとめるらしい。

今週は0歳時代で、それを3枚の紙にまとめる。1枚は、誕生時の身長・体重を記入し、0歳の時の写真をはり、名前の由来を親に訊ねて書く欄がある。1枚は、赤ちゃんの頃の様子(どんな遊びをしていたかなど)を親に聞き取って記入する。最後の1枚は、親が誕生前後の様子や気持ちを書く。

紙に記す以外に、赤ちゃん時代に使っていた物を数点、学校にもちよって、友だちに発表するのだそうだ。
娘は、アルバムをあれこれ見比べたあげく2枚を選び、どっちの写真がいいかなあ、と悩んでいる。幸せそうに眠っている美しめーの写真と、エッヘッヘと声がしそうなくらい楽しそうに笑っている3のセンの写真。結局、笑い顔のほうを選んで、張っていた。

持っていくモノも、あれこれ楽しそうに悩んだ末に決定。
(1)うぶごえアルバム……出産した病院がつくってくれた。誕生直後のポラロイド写真と産声のIC録音とがセットになったミニアルバム。ボタンを押すと、「ホギャー、ホギャー、ホギャー」と、彼女がこの世に生をうけた第一声が聞こえる。
(2)おふろ用の金魚……昔懐かしい水遊び用金魚。新潟の義母がくれたもので、実はまだお風呂のお友達だ。
(3)最初に手にした絵本……ミッキー・ミニー・ミッフィーの赤ちゃん絵本(字はなく、絵だけ)のうち、食べ物の絵のミニーを選択。これを見ては、モグモグ食べるマネをしたもんだ。

本当は、こんなに小っちゃかったんだと実感できる赤ちゃん時代の服があればいいのだけど、みんな人にあげたり、引越のときに処分してしまって、もう残ってないのがちょっと残念。

さて、そうやって準備して持っていった授業が昨日のはずだったのだが、どうだったのだろう。
「うぶごえアルバム」は2回聞かせたげた、と言っていたが、それ以上は詳しく話さない。
以前は、何か行事などがあった日に、「どうだった?」と聞くと(聞かなくても)、色々報告していたのだが、最近、「言わん」とか「別に」とかですますことが多い。興がのると、とてもよく話すのだが。
ま、それも成長か。

でも、ここ数日、赤ちゃんの頃のことを訊ねられて色々話して聞かせているうちに、また、親用の宿題用紙に出産前後のことを書いているうちに、あれこれ思い出してきたし、あれから7年もたったんだ、よくここまで大きくなったもんだ、としみじみ思う。
育休中、1年間だけつけていた育児日記も久々に開けてみた。3年間記入できるようになった日記なのだが、職場復帰した1歳からは見事に白紙。0歳の間は、イラスト入りで毎日つけていたのだが。娘にも見せながら話す。

娘は、話を聞きながら、すごくうれしそうだった。
とくに気に入っているのが、生れたときには2770グラムであんまり大きくなかったのに、いっぱいおっぱいを飲んで(助産士さんに「飲ませすぎ」と言われたぐらい。飲ませすぎったって、飲むものはしょうがない)、いっぱいウンチを出して(一日8回なんてザラ。6カ月検診のとき、保健士さんに、「まあ、大変ねー」と同情された。ウンチのあとは、始末が大変だからだ。一週間便秘なんて赤ちゃんがいたけど、信じられない!)、グングン大きくなって成長曲線からはみ出していった、というくだり。
何だか誇らしげ。

学校からのプリントによれば、この生活科の学習目標は、次の3つだとか。
・自分の成長を喜び、自信を持って意欲的に生活しようとする
・自分の成長の様子を分かりやすく本にまとめることができる
・多くの人たちが自分の成長を支えてくれたことに気付き、感謝の心を持てる

なるほどね。自尊感情をもてるし、自分や他者の命を大切にするキッカケにもなるだろう。日々忙しい中で、子ども誕生の頃のことなんて振り返ることもなくなっている親にとっても、原点にもどれるいい機会だ。

こういう授業ができるのだから、「ゆとり教育」て、いちがいに悪いとは言えないのじゃないかな。

2005/02/01

yuki2全国的に大雪だとか。広島も寒い。
今朝の広島市内はこんな感じ。

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    Yo-Yo Ma with The Amsterdam Baroque Orchestra & Ton Koopman: Vivaldi's Cello
    知性と穏やかさの感じられるヨーヨー・マの演奏。これは、よく聴くアルバム・ベスト3の一つです。

  • 春風亭小朝 -

    春風亭小朝: 小朝の夢高座Op.1「牡丹燈籠 ― 御札はがし」
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  • のだめオーケストラLIVE!
    のだめオーケストラ・東京都交響楽:

    「のだめオーケストラ」LIVE!

    娘がピアノの練習を嫌がらずやるようになった、ありがたーいCD。2-2の2小節で間違えるバージョンがことのほかお気に入りの様子。クラッシックの入門編として。
  • Best of Bowie(US)
    David Bowie:

    Best of Bowie (Bonus CD)

    とりあえずデヴィッド・ボウイを聴きたい方へ。変遷を手際よくたどるのに好適!
  • Labyrinth
    Original Soundtrack:David Bowie:

    Labyrinth: From The Original Soundtrack Of The Jim Henson Film

    映画「ラビリンス」のサウンドトラック版。音楽的にもなかなかよい。バブバブ言っているのがボウイだと想像すると微笑ましい。
  • バッハ:ブランデンブルグ交響曲5番
    トレバー・ピノック/イングリッシュ・コンサート:

    Bach: Brandenburg Concertos Nos. 4-6; Triple Concerto BWV 1044

    硬質なカシャカシャとした音が、バロックにとても合っていて、気分が落ち着きまする。
  • Karajan Spectacular
    カラヤン:

    Karajan Spectacular

    そうは言っても、「ワルキューレの騎行」は、クナよりもカラヤンをとりたい。
  • ワーグナー:名演集
    クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィル:

    ワーグナー:名演集

    「すばらしい」の一言。夾雑物が何もなく、ワーグナーの音自体が見事に立ち上がってくる。