電波時計
もう2~3カ月前になるけど、時計を買った。
電波時計&エコ・ドライブというタイプ。エコ・ドライブてのは、要するに太陽電池なのかな?電池交換をしなくていいというのが、めんどくさがりやの私にはピッタリ。
そういえば、空気入れがめんどうという理由で、自転車もエアハブつきにしたのだった。あの自転車も、快調! こういったモノづくりの技術には、素直に「いい仕事してるなあ」と思う。
電波時計とは言っても、ずっと24時間電波を受信しつづけるわけではなく、基本的には1日1回、決まった時間に標準時間を受信する。
(電波を発信するわけではなく、受信するだけなので、電磁波ぎらいなNAGIでもOK)。
ちゃんと電波を受信できてるかは、ボタンを押すと秒針の先がくるっと回って受信状況を示す記号を指して教えてくれる。買ってしばらくは、うれしくてしょっちゅう電波受信状況を調べていた。秒針が止まって受信状況を示して、しばらくするとまたくるくるっと回って、正しい秒針の動きに戻るところも美しい。
早朝の定時受信以外に、好きなときに、強制受信することもできる。ボタンをしばらく押したままにしておくと、強制受信に入る。日本には福島と佐賀・福岡県境の2カ所の電波送信所があるらしいのだが、広島からだと九州の「羽金(はがね)山電波送信所」の方が近い。
これまた購入してしばらくは、うれしくて、しょっちゅう窓際にアンテナのある9時のあたりを西(九州!)の方に向けて置き、強制受信していた。(別に窓際におかなくても、また西向きにもしなくても、大丈夫だということがすぐに判明)。
狂いまくる手巻きの時計も味があって大好きだけど、キッチリと正確な時刻を示す時計を一つもっているというのは、とても気持ちがいい。
また、カレンダーが内蔵されていて、日付も自動で変わるので便利。これまでのは、小の月の終わりには自分で24時間分動かさなくてはならなくて、めんどうだった。(また、それかい!という感じですなあ。我ながら、あきれためんどくさがりだ)。
また、エコ・ドライブもよい。1ヶ月に一度は、よく日光に当てるように書いてあったので、日当たりのよい日には、窓越しに太陽の方に向けて日光浴させている。いくら直射日光に当てても過充電にはならないらしい。
職場に着いたら、授業までの間は、時計を腕から外して窓の方へ向けている。ポカポカと暖まった時計をはめると、なんだか、時計にごはんを食べさせたみたいな気分になる。
最近、忙しさにかまけて、ベランダの花などの手入れをサボっている埋め合わせなのかなあ、時計に日をあててかわいがっているのかもしれない。
電池の使い捨てもなく、環境によい、というのも現代人の気持ちをくすぐってくれる。
私が買ったのは、トノー型の男女兼用タイプで、かなり大きなサイズだ。これから歳をとっても時刻がよめなくなるということは絶対にないと言い切れるくらい、文字も大きい。ケースやガラスもかなり丈夫なようで、少々手荒に扱ってもキズがつかず、ここまでのところきれいなままだ。10気圧防水だし、日常づかいには気兼ねなく使える。
もちろん何年かおきに分解掃除などはしないといけないのだろうけど、お日様に当てていれば、私が生きている間中、正確な時刻を示し続ける時計というのは、なんだかとっても頼もしい。
これから購入される方、電波時計&エコ・ドライブは絶対買い!ですよ。
ただ、女性用のフェミニンなものやキュートなタイプが出てないのが残念なところ。需要はあると思うんだけどなあ。。まずは、技術的には、小型・軽量化が課題なのでしょうか。
« 「ハウルの動く城」(3) ソフィー | トップページ | 第28回広島近代文学研究会 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント