クリスマス会
子どもたちが楽しみにしている学童保育の保護者主催のクリスマス会があった。
まずは、体育館で生活発表会。
けん玉、皿回し、フラフープの3種類を披露。けん玉で「世界一周」や「もし亀」を長いことできる子がいたり、すごく上手に、まるで止まっているように見えるくらいブレずに皿まわしができる子どもたちがいる。保育園の頃からの見知った顔たちが、ぐっと背が伸び、ちょっと顔も大人び、なかなかな技を披露してくれるのに拍手喝采だ。
娘はフラフープに出たが、上手に回せるようになっていてびっくりした。去年も、このクリスマス会で一輪車に乗るのを初めて見た。チームで演技できるくらい乗り回せるなんて、まったく知らなかった。家や学校の授業参観では見られない、子どもの一面をかいま見させてくれる。
学童保育は、「放課後のきょうだい」と言われ、保育園にひきつづき、子どもたちは長い時間いっしょにいて、生活をともにする。そんななかで、人間関係やさまざまな遊びを学んで、大きくなるのだなあと実感。せちがらい世の中で、集団で遊ぶ昔ながらの子どもらしい時間を過ごせるのは、保育園やら学童保育やらに通っている子どもたちなのかもしれない。
その後、司会のお母さん(ただ者ではない!)の絶妙な音頭で、クイズやゲーム(じゃんけん列車、もうじゅうがり、グループなわとびなど)。見物の父母たちも、なわを回して子どもたちと楽しむ。十分に体を動かしたところで児童館に移動して、ランチタイム。クリスマスの歌、ゲーム。
そして。
「サンタさーん」の大きな呼び声とともに、サンタ登場!
……実はウチのダンナである。
子どもたちは、なぜかみんな知っていて、体育館でも「今日、サンタやるん?」と話しかけていたようだ。でも、友達のお父さんだとわかっていても、幼児から学年順でサンタにプレゼントをもらうときには、みんな殊勝な顔で「ありがとう」と言っていた。(綿で眉をつくったりしたかいがあったというものだ)。
来年は娘も小3で学童保育最後の年だ。また、楽しいクリスマス会ができるといいね。
会場の後片付けをしながら、お母さんたちとそんな話をした。
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