ふれあいまつり
小学校の日曜参観日。道徳の授業を参観。
おしゃまな子、恥ずかしがり屋、目立ちたがり屋、調子のいい子、おとなしい子、眠たそうな子、いかにも今起きて来ましたという感じで一時間遅刻してくる子……。見ていて、本当に色々な子どもがいるなあ、と思う。先生も大変だ。
うちの娘は、ちょっと幼い、でも気のいい子、という感じ。
自分の子ども時代を思い起こすと、もう少し自意識があってしっかりしていたような気がするけど、でも、あの子には私にはないよいところもいっぱいあるし、夢もある。これがあの子の個性だし、これでよいのだと思う。
その後、PTA主催の「ふれあいまつり」。1時間半の研修会(講演会)と、昼食コーナーや体育館でのステージ、児童館での遊びなどなど、もりだくさん。
ダンナと娘といっしょに、うどんやおにぎりなどを食べ、友達と児童館に行く約束をしている娘と別れて親は家へ戻る。
小1だった去年は、娘も親といっしょに催しを回ったものだが、当然ながらもう今年は子どもたちの世界ができてきている。よしよし。
さて、講演会。先日知り合った方が講師として来られていたので参加する。
「見つけよう! 自分流の子育て」という講演とワークショップの内容もよかったけど、それより何よりその講師の方の生き方がすごい。
夫の仕事で2年間住んだニュージーランドで女性の生き方に目覚める。その後、結婚後20年にして子どもを授かり、そのお子さんが小学校に入った年・47歳で大学に入学して小学校の教員免許を取得。卒業後、大学に副手として就職。60歳で定年退職後、広島大学の大学院教育学研究科に入学。成人の学習と意識変容をテーマに研究し、この春修士課程を修了。(夫君も同時期に大学院の経済学研究科に入学し、ともに学生生活を送る)。現在は、精力的に講演活動を行うとともに、社会人の学習支援を行うNPO法人「ラーニングネットひろしま」において活動中。
今日が通算95回目!の講演会だとか。
私は、先日、某所で仕事をしたときに知り合った。帰りの駅のホームで声をかけてくださって、広島駅まで電車の中でお話し、後日、ラーニングネットひろしまのパンフレットを送ってくださった。
とにかくパワフルで、人生を楽しんでおられる印象が強烈だった。ジェンダーに対する関心と、生涯学習支援への意欲、またさまざまな障害にあっても明るく強く立ち向かわれる姿勢。まったく依怙地な印象がなく、とにかく生き生き、つやつやとしておられる。すぐに悲観的になったり、被害者意識をもったりしてしまう私などには、まぶしいかぎり。
人生の可能性は常に開かれているというボジティブな生き方は、多くの方に参考になるのではないかな。
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