宴のあとの気分
昨日、口頭の研究発表を行った。
「特別研究発表」と名づけられており、着任した者が行う顔見せ興行のようなもの。この発表をしなくてはならないということは、実際に準備を始めるずいぶん前からずっと心のどこかにひっかかっていた。
この一週間ほどは逃避しまくり。このブログも、ここ一週間ほどでサイドバーが整えられたり、更新も速やかだったのだが、決してヒマだったわけではなく全く逆で、逃避してるなーと自分でもわかりつつ、やめられなくていじくっていた(^_^;)
発表は、すごく早口になってしまい、最後は思ったことも言えなかった。悔いは残るが、しかし、今の私のベストは出した。(「逃避しまくり」なのに、どこがベストだ?!というツッコミはおいといて)。
やらなくてはならない問題点も見つかったし、まあ、よしとしよう。(と思おう)。
それにしても、こうした発表とか講演とか講座とかの後は、何度体験しても、「宴のあと」気分を味わう。
放心状態というか、空白感・欠落感と、妙に頭がさえわたり、そして、やたら自意識過剰になる。(聴衆の一人として他人の発表を聞くことも多いのだから、他者は自分のことなんて気にしていないのだ、ということはよくわかっているのに)。
話す場の規模の大きさや準備にどのくらいの時間や体力をかけたかなどによって、こうした状態が消えるのに要する時間は異なる。数分か、数時間か、あるいは数日間か。時がたてば、宴のあと気分は消え、また日常生活に入ってルーティンワークが繰り返される。
今の気分が消えるのに、今回は、どのくらいかかるのだろうか。
これから会議もあるし、ま、すぐに消えるだろうさ。つかのまの宴のあと気分。
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