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2004/09/10

揺れる、「女」心

今月はじめ、娘はとびあがって喜んだ。中旬に、子どもだけの1泊キャンプに行けることになったからだ。
公共施設が募集した小学生1~3年生対象のものだった。以前、同じ施設が開催したファミリー・キャンプに行って、環境も専任・ボランティアのスタッフもすばらしく、他の家族とも仲良くなれたし、とても楽しかったため(しかも安い!)、味をしめて申し込んだのだ。
娘は一人でも大丈夫だと言っていたが、仲良しの同級生・Oくんを誘ってみると「行く」とのことで、二人一緒に申し込んだ。募集要領には申し込み多数の場合には抽選だとあり、毎回多数の応募があると聞いた。娘は〆切日には、当たりますようにと手を合わせて祈っていた。
で、当選通知の封書が届き、大喜び。同封の書類には、たくさんの人がキャンセル待ちをしているから、万一キャンセルするときには早めに連絡するように注記してあった。とてもラッキーだったのだ。娘は、Oくんにも、日程や持参物・参加費入金などの諸注意を書いた紙を渡した。

さて、それから数日後の夜、軽い気持ちで「キャンプ楽しみだねー。Oくんとキャンプに行く話してる?」と聞くと、娘は急に顔をくもらせ、「Oくんがキャンプに行かんて言った。Oくんはよくウソつくから、ウソだとは思うけど・・・」。
「なんで行かんて言うの?」
「わからん。でも、女なんじゃけー、女と行けばいいって。ねえ、ママ、Oくんちに電話して、お母さんに聞いてみて。キャンプに行くかどうか」
そのときは行くに決まってるでしょ、と受けたあと、いちおう娘に、Oくんが行かなくて一人でもキャンプに行きたいか尋ねると、「行きたい。でも、つまんない」。
「行くのやめるんだったら、早く言わないとダメだよ。行きたくて申し込んだのにクジで落ちちゃった人がたくさん待ってるんだからね。私は一人でも行くからね。って、Oくんにそう言っとき」で終わらせた。

それから昨夜のこと。娘は風呂に入っているときに、父親にこう言ったそうな。
-今日、遊んでて、Oくんが死んだマネして、「オレ、死んだから、キャンプには行かんですむ」って言った。
ありゃりゃりゃりゃ・・・、そりゃー心配だね。
娘が寝たあと、「Oくんちに電話した方がいいかね」と相談すると、ダンナは「いやー、Oくんも、そんなことばっかり言うってのは、キャンプのことがよっぽど気になってるんだよ。いっしょに行くんで照れてるんだ」。
ふーん、そんなもんですか。なんだかご自分の体験談のようでござんすね。

Oくんと娘は、保育園時代からの友だち。
1歳から保育園に通いはじめた娘は、2歳半のときに引越のため、転園した。そこで隣のクラスだったのがOくん。クラスは別でも、夕方は一つの部屋にいて、迎えに行くたびに同じ男の子と遊んでいた。その後、同じクラスになったり別々のクラスになったりして、ときにそれほど遊ばない時期もあったけど、不思議にウマがあうのかよく一緒にいた。
娘より身体が小さいOくんは身のこなしが軽くて、2歳下の弟や他の子をひきつれて遊ぶ、ちょっとガキ大将のかわいい子。でまた、親御さんが二人ともとてもいい方で、娘が小学校入学早々ジャングルジムから落ちて骨折したときにも、わざわざバラの花束を持ってお見舞いに来てくださった。
小学校でも学童保育などで、よく一緒に遊ぶようだ。この夏休みの宿題の「一行日記」でも、「Oくんとせみとりをしました」だの、「Oくんとプールですもうをとりました」だのばかり。父親には、「Oくんなら、サンフレッチェに入れるよ。ぜったい。サッカーすごく上手じゃけー」などと言っているらしい。

ぞっこんか? どうも娘はつくすタイプのようで危ない危ない。
子どもでも、相手の気持ちを忖度したり悩んだり、駆け引きやら照れかくしやら、あるんだよね。
でまた、保育園時代には、女の子も男の子もパンツ一枚で一緒に水浴びしてたのに、男だの女だの気にするようになったんだ。
キャンプをめぐる力関係、さて、どうなりますことか。応援しつつも、半分面白がって見ているところだ。

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