『忍者ハットリくん・ザ・ムービー』
ホントは、『父と暮らせば』や『誰も知らない』などが観たかった。観たい映画はたくさんあるのに、、。娘よ、早く一緒に「オトナの映画」に行けるようになってくれ~~、という個人的事情はおいといて、さて、『忍者ハットリくん・ザ・ムービー』。
娘がハリポタ(前2作は喜んでみていたくせに)をいやがったのでハットリくんにしたのだが、まったく期待していなかったのに、いやあ、さわやかで実によろしい。エンターテイメント系の作品に点数が甘い傾向なのは自覚ずみなのだが、それをさっぴいても、すっきりとして面白く、かつポジティブでよい。CGもいい感じの迫力に仕上がっていて、夜の東京タワーのてっぺんに立つハットリくんや、ケンイチやミドリとムササビで飛ぶシーンには、観客の小学生たちも「すげー」と声を上げていた。
決して万能ではないけど、前向きで、てらいなく明るいヒーローに、香取慎吾はピッタリ。両頬に「の」の字をつけてニマッと笑うおちゃめさ、それでいてまじめでさわやか、カッコよくも見えるという役者はそうはいない。タイトなスケジュールで、仕事も複数同時並行でこなしているのだろうに、すごい。才能と、少年時代から仕事を続けてきた経験にもとづくカンのよさ、そして努力ももちろんあるのだろう。
それにしても、主演の香取慎吾はもとより伊東四朗や戸田恵子、浅野和之といった三谷幸喜おなじみのキャストが目立つなあ(西村雅彦もチラっと出ていた)と思ったら、鈴木雅之監督って「王様のレストラン」や「古畑任三郎」の演出家だったのね。納得。
ハリケンジャー以来の娘の忍者熱に拍車がかかるか、、と思ったけど、くのいちが出なかったから、どうかなあ。。でも、「すごくおもしろかった」と言っておりました。
ともかく、意外な拾い物。良質の忍者エンターテイメント映画でした。ニンニン!
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