妖怪絵巻
三次に、「稲生物怪録と妖怪の世界~みよしの妖怪絵巻」を見に行った。
県立歴史民俗資料館の「開館25周年記念特別企画展」だとかで、展示にもリキが入っていた。
いやあ、面白い。不勉強で、「稲生物怪録」の存在を知らなかったのだけど、とっても有名なものなのね。
稲生平太郎が出会う妖怪たちの一場面一場面が、絵巻や本によって違っていて、とても面白い。
三島由紀夫が『小説とは何か』で絶賛していた稲垣足穂の「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」も、この妖怪話と関係していたとは・・・ 明治以降の文学(含 児童文学)でも、多くの素材を提供していて、これから検討すると面白そうだ。
鏡花・折口ほか、最近では京極夏彦なども扱っているということで、ブームなのね。
小2の子どもも連れていったけど、影絵のコーナーなどもあって、楽しめた。
展覧会の会期は明日までなので、興味のある方はぜひぜひ!
広大な敷地の風土記の丘の中にあって散策は楽しめるし、入り口近くのフランス料理屋のランチもなかなか美味しいし、(デザートに出てきた「ナスのコンポート」は同行者たちの間で賛否両論だったけど・・(^_^)。ホントにナスの甘煮なのだ。私は許せましたが・・)
話は変わって、新人物往来社から、『広島県の不思議事典』刊行!
稲生物怪録も載っていて、おすすめです。
« 学童保育 | トップページ | お疲れさま!自転車 »
この記事へのコメントは終了しました。
« 学童保育 | トップページ | お疲れさま!自転車 »
コメント