2010/02/05

慶事

今日は研究会で卒論の要旨発表会。
その後、4年生の卒論ゼミ最終回。反省会+恒例の卒論廻し読み大会。
それぞれ、自分にあった執筆スタイルが見つかったころ、〆切が来て終了するんだよね。
書き終えて、満足してるという人と、悔いが残るという人に分かれるのも例年のこと。

企業への就職組からは、入社前の元旦からのグループワークやら、新聞が毎日送られてくる話やら、色々作文しなきゃいけないことやら、面白い話を聞かせてもらった。
教職・在学組も含めて、こうして研究室で卒論ゼミを行うのも最後。ともかく、お疲れさまでした。

そして、帰宅後、朗報が届く。
最近、新旧の学生さんから慶ばしいニュースを聞くことが多くて、とてもとても嬉しい。
祈りが通じたというか、地道にやっていると、そして、ここぞというときに勝負すると、花が咲くんだなあと、しみじみ思う。
ますますの精進を祈念しています!

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2010/02/04

もう一つ、予定

★ゲキコン:岸田國士「紙風船」

・とき:2010年2月18日(木)・19日(金)19時-
・ところ:広島市南区民文化センター スタジオ
・前売り:1500円、当日:1800円
・東京作品:清水大方、細越みちこ
広島作品:古原史麗、油野昌子
・広島作品・翻案:なかいくみ、演出:中井敏哉

Kamifusen_2

大正期の原作のまま東京組が、現代に翻案して広島組が、・・と2パターンで上演するらしい。楽しみ。
(木曜日は会議で無理なので、金曜日に行きます。ただ、この日の午後は、卒論の口頭試問があるのですよ。。気持ちよく観劇できるとよいな。)

「紙風船」は、岸田國士のなかでも、かなり好きな作品。
授業でもぜひやりたいのだけど、文庫で出ていないので取り上げるのが難しく、残念。
三島とか安部公房のように、文庫で戯曲が出されている作家は珍しいのだ。

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三島関係

★NHK教育テレビ「Jブンガク」
三島由紀夫『黒蜥蜴』
・日本語版:2010年2月19日(金)0:25-0:30
・英語版:2010年2月26日(金)0:25-0:30

美輪明宏「葵上」「卒塔婆小町」広島公演
2010年5月15日(土)15:00-  アステールプラザ大ホール

美輪さんのはどうしようかな・・。相手役は違うけど、何度か見てるしな。。

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2010/01/31

寒中お見舞い申し上げます

Fukujusou

ずいぶんご無沙汰しています。

昨年12月初・中旬には気管支炎でセキがとまらず、冬休みに入ってからも別の内科疾患にかかり、不調つづきでした。
年賀状もどなたにもお出しできず、たいへんな失礼をしてしまいました。申しわけありません。
文面の印刷だけはしたのですが、宛名と一筆書きができず、結局、断念しました。喪中欠礼の年を除いて、年賀状を出さなかったのは人生初めて。年賀はがきを購入してくれたダンナには、もう来年は買わない、と叱られちゃいました。

年が明け、授業が始まってからは、遅れていた原稿に、修論読みも入り、とにかく自転車操業の日々。
そして、昨日、頼まれていた中高等学校の公開講座が無事に終り、これでようやく一息つきました。保護者と中学2・3年生に向けての講演で、パワーポイントもけっこうな枚数用意。

姪っこ(妹のところの末っ子)がお世話になっている学校で、妹には前もって「来ないでよ」と話していたにもかかわらず、実家の母まで誘って客席に来ていてびっくり。うちの娘も聞きたいというので、お世話してくださった先生に頼んで聴講を許してもらっていたので、母-妹-娘と三人が並んで客席にいて、不思議でした。

終了後に保護者の方々のアンケートを見せていただいたけど、おおむね好評。
昨年度の修了生が勤務していて、私を講師に推薦してくれたので、とにかく責めを塞ぐことができました。卒業式以来1年ぶりに会ったけど、相変わらず研究のことを意気盛んに話していて、元気そうで、よかった~。講演の前々日にお子さんが誕生したとのこと、忙しいときにお世話をしてくれてありがとう。そして、おめでとう! 

とにかく、昨日で寝不足の1月が終り、昨夜は終わった~~!と解放感にあふれてました。今日は完全OFF。昨年秋から心身ともに不調だったのが、少ーし回復した感じ。

明日から2月。そして、卒論提出日。
卒論・期末のレポート読み、入試・・・(大学院・前期・後期とあって、いずれも新型インフル用の追試付き)と、またいつもの年度末が始まります。

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2009/12/17

忘れないようにしなくちゃ

前期の大学院演習は、大岡昇平と武田泰淳だった。
そのとき話題になった劇団四季の「ひかりごけ」が、年明けにテレビ放映される。
もう一本は加藤道夫。この人も三島と縁が深い。「なよたけ」も見てみたいなあ。。

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NHK教育テレビ 芸術劇場
2010年1月8日(金)の放送内容

放送時間:22時30分~25時00分(※放送時間を延長してお送りします)
案内役:
礒野 佑子アナウンサー
情報コーナー 「劇団四季・日本創作劇の魅力」

劇団四季のストレートプレイはフランス等の海外現代劇、シェイクスピア等の古典劇、そして大きな柱の一つとして上げられる、日本人作家による創作劇がある。1955年、「ひかりごけ」は劇団四季初の日本創作劇として誕生する。1960年代には石原慎太郎、寺山修司ら当時デビュー間もない新進気鋭の作家達による創作劇の連続上演。1970年代には加藤道夫の「なよたけ」、そして90年代に上演された作品が、音楽劇「思い出を売る男」である。
劇団四季がこれまで上演した日本創作劇を紹介しながら、代表作ともいえる2作品「ひかりごけ」「思い出を売る男」の魅力をお伝えする。

劇場中継(1) 「ひかりごけ」

武田泰淳作「ひかりごけ」は、船が難破して雪と氷に閉ざされた4人の船員が、次第に極限状態に追い込まれてゆく姿を通して、生きることの意味を真正面から問うドラマである。
作品内容が高い評価を得たことに加え、上下左右から舞台奥へと走る線が美しい基盤目を作り、所々に小さな円窓が開けられ、直線と円の幾何学的な白い密室を創り出した舞台装置で、作品に描かれている人間の極限状態を“箱”で表現した当時21歳の新進舞台装置家・金森馨の前衛的な舞台美術も大きな話題となった作品である。

[あらすじ]
第2次世界大戦の最中の昭和19年12月。日本軍の急務を負った船団「暁部隊」は小樽港に向けて根室港を出帆した。
空模様は朝から怪しく、羅臼沖合にさしかかった頃、北海道特有の吹雪が襲いかかる。不安な航海を続けていた船団の中の1隻がついに機関部に故障を生じ難破してしまう。4人の乗組員、船長、八蔵、五助、西川はロープをつたって辛うじて近くの孤島に難を避けるが、雪と氷に覆われた島には、人間の食用となりうるものは時々見かけるアザラシぐらいである。
4人は壊れかかった小屋から洞窟へと避難場所を替えるが、最後のアザラシの肉をむさぼり食って以来、海岸にはもう 何一つ見当たらない。襲いかかる飢えと寒さ―お互い励まし合って、その状況に耐えていた4人も今では孤独の中に閉じ込められ、重い沈黙が支配するばかり。そして生き残るための壮絶な葛藤が始まる―。
<作>
武田 泰淳
<演出>
浅利 慶太
<装置>
金森 馨
<出演>
日下 武史 中村 匠 神保 幸由 髙橋 征郎 ほか
<収録>
2009年4月 東京 自由劇場

劇場中継(2) 「思い出を売る男」

「思い出を売る男」の原作者、加藤道夫は新劇の名作を多数世に残した劇作家である。加藤道夫は劇団四季代表の浅利慶太、日下武史ら劇団四季創立メンバーにとって高校の恩師であり、演劇において指導者でもあった。音楽は浅利慶太の同窓生で日本を代表する作曲家の林光。
敗戦のうらぶれた街角を舞台に、オルゴールとサクソフォンを奏でながら“思い出”を売る男。彼の音楽によって思い出を呼び覚まされる通りすがりの人間たちが織り成す、戦後間もない焼け跡の風景を懐かしくも物悲しく蘇らせる舞台である。

[あらすじ]
どこか不思議な雰囲気の漂う薄暗い裏街、一人の男が古ぼけたサクソフォンを吹いている。「思い出を売ります。美しい音楽に蘇る幸福な夢。君よ、思い出に生き給え。思い出は狩の角笛…」

男は道行く人に思い出を売っている。灰色の壁、ほの暗い街灯、三日三晩探し歩いてやっと見つけた、思い出を蘇らせるのに最もふさわしいこの場所で。彼の奏でる音楽にひきつけられるようにさまざまな人が現れる。まだ思い出を持つことのない無邪気な幼い花売り娘。世間をたくましく、したたかに生きている広告屋。そして重く暗い影をひきずる街の女―。男の吹く「巴里の屋根の下」のサクソフォン吹きの恋人との思い出を蘇らせる。…“それだけが君を支える唯ひとつの生き甲斐なんだ”―女は生きる勇気を奮い起こすように街の中に消えてゆくのだった。故郷に愛しい少女を残したG.Iの青年は男の奏でるメロディーの中に少女の面影を見つけ、陽気な乞食は明るく希望に満ちた音楽をリクエストして、俗世がいかにくだらないか男に語って聞かせる。

突然、街がざわめきだす。この界隈の親分、黒マスクのジョオが人を殺し、ピストルを持ったまま逃走しているというのだ。皆が巻き添えを恐れて逃げる中、男はサクソフォンを吹きつづける。そこへ一人の男が現れた。黒マスクのジョオである。ジョオは彼を追う警官の目からにげるため、男から上着と帽子を奪い、男のサクソフォンを吹きはじめる。そのメロディーは街の女が恋人との思い出の曲だと言って涙を流したあの「巴里の屋根の下」だった。もしやと思いながらも男はジョオの奏でる音色に合わせて歌う―。

警官はジョオに気づかず去っていった。男はジョオに尋ねる。“あなたはあの曲に何か覚えはないのですか?”ジョオは自分がサクソフォンを吹けることも、たった今無我夢中で吹いた「巴里の屋根の下」のメロディーのことも覚えていないという。彼は戦場で戦前の記憶を一切失ってしまっているのだ。男が思い切って街の女のことを言おうとした時、再び警官の近づく音がする。ジョオは男に礼を言い、去ってゆく。サクソフォンを吹きつづける男。遠くから銃声が聞こえてくる…。
<作>
加藤 道夫
<演出>
浅利 慶太
<装置>
林 光
<出演>
田邊 真也 味方 隆司 金田 俊秀 日下 武史  芝 清道  関根 麻帆 野村 玲子 西 珠美 ほか
<収録>
2008年7月 東京 自由劇場

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2009/10/29

お知らせ:第3回東広島映画祭

Higashihiroshimaeigasai 11月28日(土)~29日(日)に、東広島映画祭が行われます。
あと1ヶ月になりましたね。
この映画祭は学生が主催し、オールナイトで映画館を借り切って開催します。

・11月28日(土)17:00~29日(日)6:00
(11月29日(日)21:00~23:00にも選択作品上映)
T・ジョイ東広島
・メイン(28日夜~29日朝)は1,500円
 サブ(29日夜)は1,000円

公式ホームページ
ブログ
ビラ(pdf)のダウンロード(308KB)

映画祭では、ゲスト監督のトークやお楽しみの映画のほか、自主制作のショートフィルム・コンペティションも。
私は一昨年の第1回に審査員をさせていただき、とても楽しく過ごしました。
(第1回東広島映画祭の記事は、こちら や こちら

で、第3回の今年も審査員として参加することになりました。
映画の専門家に混じって、こんな素人でいいの?って感じですが、映画好きの素人代表がいてもよいだろう!と参加させていただきます。

それにしても、この映画祭も3回目を迎えて、しっかり根付いたもよう。ショートフィルム・コンペは50作品近く応募があったとか。一次審査を行う実行委員の方々も、嬉しい悲鳴のようす。
どんな作品が飛び出すのか、とても楽しみです。

さて、今回のゲスト監督は、熊澤尚人さん。
映画祭では、「虹の女神」が上映されます。

他に、「ペイ・フォワード/可能の王国」、「トンマッコルへようこそ」、アンケート作品のうち希望する一作品を選択鑑賞。
実行委員オススメの2作品、今回はけっこう社会性の強い作品もあり、面白そうですね。
アンケートに基づく「映画好きが選ぶ!オススメの1作」は、11月14日にHPで発表予定だそうです。

「虹の女神」+熊澤監督のトーク+3作品からの選択の映画1本+ショートフィルムコンペが見られて、1,500円は絶対オトク。
映画は、やはり映画館のスクリーンで見なくっちゃ。
オールナイトはきついけど、眠さに負けず、実行委員の学生たちや観客みんなで盛り上がりましょう!
すでに、フジグラン東広島チケットカウンター、広島大学生協、映画祭ホームページで、チケット発売中とのこと。ぜひ!

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2009/10/25

ひろしま美術館「白樺派の愛した美術」

Shirakaba

昨日は、家族でひろしま美術館に「白樺派の愛した美術」展に。
9月中旬からだったのに多忙のためなかなか行けなくて、駆け込みで会期終了に間に合った。
(今週末は原稿があるから学会もパスしたというのに・・というツッコミは置いといて)。

勤務校がキャンパスメンバーズ会員のため、職員証を見せると無料。
学生さんも、学生証持参で年間何度でも無料になります。ひろしま美術館に行くべし!

展示品は、白樺メンバーが手紙を送ったことでロダンから贈られた3つの塑像など、もりだくさん。有島生馬の絵の実物を見たのも初めてだった。他の白樺関係の画家も含めて、穏やかで上品。
また、ビアズレーのエッチングが、「サロメ」も含めて多数展示されていた。不勉強で、「白樺」の美術といえば、ロダン、セザンヌ、ゴッホといったくらいのイメージしかなかったので、意外。(三島由紀夫は、「白樺」が学習院を代表することに不満を述べていたけど、意外に影響があるのかも・・)。
雑誌「白樺」が全号ずらーっと並べられていたところは壮観だった。復刻版は研究室にもあるけど、全号並べることなんてないし。表紙絵の変遷が一目で見て取れて、とても面白かった。

Zuroku 「白樺」が、文学だけではなく、美術等も含めた全人格的な綜合芸術雑誌であることは、頭では理解していたけど、感覚的によくわかった展覧会だった。
図録も購入。「白樺」全号に紹介された美術や挿絵の一覧などもあって、資料として使えそう・・。

広島では、本日(25日)まで。
このあとは、神奈川県立美術館・葉山館に回るようです。

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美術館を出て信号待ちをしているところで、なんと、リストランテ・マリオの元店長をお見かけする。
自転車に乗ってさっそうと通りすぎて行かれたので、声をかけそびれてしまったのだけど、マルチカラーのとってもおしゃれなブルゾンを召して、お元気そうで、そしてとても楽しそうな表情だった。
「いつか、またどこかで」って、本当なのね。

そのあと、内輪でダンナの受賞をお祝いするため、ビストロ・エメへ。
ここは、以前に卒業生に教えてもらったお店で、とても気に入って、その後も何度か家族や知人と利用している。
カジュアルで美味しいフレンチで、「玄米米粉パン」は娘の大好物。
いまは開店13年フェアで、料理がすべて一皿500円。ワインもお値打ちで、おすすめです。

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2009/10/20

東海地方の方~

オール巨人さんのブログによると、ロケで神島に行き、『潮騒』の初江のモデルと言われている寺田こまつさんに話を聞かせてもらったとのこと。

西川きよしのご縁です!」って番組、残念ながら広島では放映してませんね。
(東海テレビ、懐かしい~)。
放送はいつなんでしょう? 来週かな?

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2009/10/15

太宰治短編小説集「トカトントン」

Tokatonton_2 太宰治短編小説集「トカトントン」
NHK BS2:10月15日(木)22:30-22:55
ディレクター・アニメーション:渋江修平
朗読:野田秀樹 

太宰治生誕100年の今年は何本も公開されて話題になっていますが、これまでほとんど映画化されていませんでした。その理由は、やはり太宰独特の語りにあるのでしょう。ストーリーは単純で、語り(奥野健男いうところの「潜在的二人称」)で読ませるのが太宰。
映画化も、仄聞するところでは、かなりオリジナルな人物を登場させてサブストーリーを作っているようで、なかなか太宰作品そのままを映画化するのは難しそう。

その分、ラジオドラマや朗読には向いています。
中期作品など、口述筆記によって作られた作品もあって、朗読とは相性がよい。
オーディオブックやポッドキャストでもたくさんの作品が出ていて、私も通勤のお供にしています。

で、今回のドラマ。初日・二日目は見逃したのだけど、昨日の「きりぎりす」、今日の「トカトントン」となかなか面白い。
女性の一人称語り、書簡体と、いずれも一人称小説の二つを、朗読メインのドラマに仕立てていたのがよかったのでしょう。
昨日の高橋マリ子さんの「きりぎりす」も初々しくてよかった。

そして、今日の野田さん朗読の「トカトントン」!
敗戦後、希望に満ちて何かに夢中になろうとすると、とたんに「トカトントン」の幻音が聞こえてきて、虚無的・無気力になってしまう男の話。
野田さんの、「トカトントン」を聞いて「きょろり」となってしまうところの感じの声や、花江さんの女声が絶品。実によい。

もともと野田さんは、初期に「走れメルス」なんてタイトルからパロディの作品や、鎌倉七里ヶ浜海岸での心中を取り込んだりして、太宰への関心を明示していた。
その後の種々の経験を積んだ手練が朗読するのだから、うまいのも当然。

黒子の主人公や能面によって表現した人々、簡略なセットなど、ビジュアル面もよい感じ。
「トカトントン」の音の部分は読まないで字幕だけで処理していたのは、物足りない半面、むしろ想像できてよかったかも。

ただ時間的制約からか、小説を書く挿話が抜けていたり、文章も全般に省略されていたのが少し残念。全部聴きたかった。
これ、野田さんの全文朗読がオーディオブックに入ったら、絶対に買います!

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2009/10/14

映画「空気人形」

Kuukihingyo 自分へのご褒美で、久々に映画を見に行く。
迷った末に、「ヴィヨンの妻」はまたいずれ、と、「空気人形」の方へ。

於・シネツイン本通り
監督:是枝裕和
撮影:リー・ピンピン
出演:ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、高橋昌也、余貴美子、岩松了、星野真里、丸山智己、柄本佑、寺島進、オダギリジョー、富司純子

「性欲処理の「代用品」」の空気人形が心を持ち、動き始めた・・・

ペ・ドゥナが、心を持ってしまった空気人形という、希有な存在になりきっていた。透明、ピュア、エロス。彼女の存在感なくば、成立しない映画だっただろう。

釘にひっかけて空気が抜けてしまった空気人形に、彼女が密かに思いを寄せている男・純一が懸命に口で空気を入れていく。
人の呼気で徐々にふくらみを取り戻していく空気人形が、実に官能的だった。

ARATAはじめ、周囲をとりまく役者陣もよい。
現実の女性との関係は「めんどくさい」と感じて人形を所有する男、世の中で生起する事件をすべて自分がやったと警察に出頭する老女、過食症のOL、加齢を怖れる女性、母を待ちつづける父娘、……。現代人は、みなそれぞれの心に闇を抱え持っている。
その現代の人間のもつ心の闇、影、空洞と、空気人形との対比が、この映画の大きな主題だ。

 〈〈 以下、ネタバレあり 〉〉

» 続きを読む

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2009/10/13

終わった・・

Tobe 夏にやっていた仕事がようやく終了。今朝、投函!
9月末までに終わらせるつもりだったので、10月に入ってしまい、いつも何かひっかかったような暗~い日々。我が頭をのろいつつ、もう終わらないかと思った。
これでやっと本当に後期が始まる。少し嬉しい。
まだ残りはあるのですけどね。

ただ、出してしまったあとで、何気なく眺めていて、早速ミスを発見してしまった。
よく見たところだったのだけどなあ。情けない。
こういうのって、懸命に読むときには見つからなくて、のんびり眺めていると見つかるんだよね。
次の機会に修正すべし。
その後、バタバタしていて見ていないけど、明日、気になっているところをもう一度確認しよう。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。

このところ、湿疹やらカブレやらで皮膚の状態がひどい。かゆいし。
同じ宿に泊まったときにも、ダンナと娘は何ともなくて、私だけプツプツ、カイカイで、薬が手放せない。
ちょっとしたことで、すぐにおかしくなる。
肌に当たるものはできるだけ天然素材。ゴムやワイヤーもダメ。この夏は、衿のタグも、脇の取り扱い表示タグも、みんな切り取った。ブランドもののTシャツのも泣く泣く・・。
タグがなくなると、サイズも取り扱いもわからなくなって不便なのだけど、仕方がない。
お風呂も要注意。赤く腫れ上がることもあり、入浴もこわごわと。
甘いもの、脂肪分、刺激物もよくないらしい。コーヒー、がぶ飲みしていたしなあ。

一仕事終わったし、治ってくれるとよいのだけど。

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太宰治の短編小説がドラマ化

太宰治短編小説集
NHK BS2
10月12日(月)~15日(木)4夜連続

(1)『女生徒』1939年
10月12日(月)22:30-22:55
ディレクター:森山宏昭
出演:山下リオ

(2)『雪の夜の話』1944年
10月13日(火)22:35-23:00
ディレクター・アニメーション:ケシュ#203 仲井陽・田中希代子
朗読:田畑智子・峯村リエほか

(3)『きりぎりす』1940年
10月14日(水)22:35-23:00
ディレクター:田島櫻子
出演:高橋マリ子

(4)『トカトントン』1947年
10月15日(木)22:30-22:55
ディレクター・アニメーション:渋江修平
朗読:野田秀樹 

毎日 

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・・・と書きつつ、初日を見逃してしまった。不覚!
なんとしても、木曜日の野田さんのは忘れないようにしなくては!

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2009/10/07

いよいよ身近に

娘の学校で、新型インフルエンザのため、今週から次々と4クラスが学級閉鎖になっている。学校行事にも中止や縮小。

いよいよ身近に迫ってきた。
娘は、「いいなあ、休めて」と羨ましそうだが、冗談ではない。

勤務校でも、サークル等に感染学生が出ているとか。先日の会議では、部局での対応を打ち合わせた。
授業でも手洗い・うがいの励行と、栄養摂取・休息を呼びかけているが、どうも学生さんたちの反応はもう一つ。。
私もいま体力が落ちぎみなので、気をつけねば。

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2009/10/05

むごい

会議のため出校すると、同僚が亡くなったとの知らせ。
まだ46歳。むごすぎる。

3年ぐらい前に癌にかかり、入退院を繰り返しておられたが、回復して、このところは海外出張なども何度か行かれていた。
残されたホームページのトップに、8月下旬に出張した際に撮影した列車の写真が貼られている。大きなプロジェクトの代表者として、活躍されていた。人柄もよくて、悪く言う人を聞いたことがない、という方だった。
9月下旬に調子が悪くなり入院して、そのままだったとか。
早すぎる。

専門が全く違うので、そんなに接点があったわけではないけど、忘れられないこともある。
3年ぐらい前の職場の忘年会のときに私は幹事をしていて、スピーチをお願いしたところ、固辞された。いつもにこにこと明るい方なのに、ちょっと異様な断り方だったので、不思議に思った。
その後、病気になられたと伺い、姿を見かけることがなくなった。だいぶたって復帰された頃、エレベータで一緒になり、「あのとき断ってすみませんでした」と声をかけられた。とっさに何のことかわからなかったのだけど、忘年会のことだった。
あの日の昼に病院で告知され、混乱した気持ちのままで会場にいて、とても明るくスピーチなどする気分ではなかったと。でも、断ってしまい、ずっと気になっていたとのこと。
律儀な方だと思った。

もう一つ。
2年前の東広島映画祭で審査員をやったとき、ゲストが浜本正機監督だった。
控室で監督から、東洋史出身で、岡さんとは同期だとうかがった。長いこと会っていないから、よろしく伝えてほしいとも。
またまたエレベータで一緒になったときに、映画祭の感想や監督からの伝言を伝えると、「浜本さん、活躍しているんだなあ」と、とても喜んでいた。

その後、会議でお見かけしても、痩せてはいても、お元気そうだったのに。
無念だったでしょう。
ご冥福を祈るばかりです。

それにしても、昨年9月にも英文の同僚が癌で他界された。
わずか教員数60名の小さな部局で、現職が2年連続で亡くなるとは。。

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2009/10/03

お知らせ:クィア学会大会

◆□◆ クィア学会・第2回大会 ◆□◆    

日程:2009年10月17日(土)~18日(日)
場所:津田塾大学

プログラム
●1日目(10月17日・土)
10:30開場-
12:30 映画「男子であること / Boy I Am」上映と意見交換会
(主催:関西クィア     映画祭実行委員会
 上映会参加費500~1000円が別途必要)
10:30-12:50 分科会(パネル報告)
13:30-16:00 シンポジウム
 「映像を読む―見えること、見えないこと」
登壇者      斉藤綾子、ジョナサン・マーク・ホール、河口和也
    (司会 清水晶子)
16:15-17:45 総会
18:00-20:00 懇親会(大学ホール)

●2日目(10月18日・日)
9:30 受付開始
10:00-12:20 分科会(個人報告・パネル報告)
13:20-15:40 分科会(個人報告・パネル報告)

大会参加費:会員1000円、非会員2000円

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私は勤務校の教室行事(3年生研究発表会)があるため、参加できません。
過去2回参加して、とても刺激を受けてきただけに残念しごく!

昨年も3年生の発表会と重なったけど、広島の修道大学が会場だったので、近代の発表を午前中に回してもらって、午後からの大会に間に合ったのでした。2日目ももちろん聴けたし。。
でも、今年は会場が東京なので、その手も使えず。

この調子だと、来年以降もクィア学会には参加できない。
お仕事だからやむをえないものの、土曜日ごとに学部生や院生の研究発表会が入っていては、外で吸収することができない。なんとかならないものか・・。

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