ユニセフ・夏のキャンペーン
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女の子の登校率が上がると
子どもの死亡率が下がる。
-女の子に学ぶチャンスを!
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土曜日に仕事や出張が入らなかったのは久々。土日が自由に使えるとうれしい。
で、話題の新刊をやっと読みました。
なんだか品切れの書店が続出しているとか。
うーん。
読むのが苦痛だった「アフターダーク」よりはずっとよいし、「海辺のカフカ」よりもよい。
文体と構成や世界観は練達としか言いようがないくらい強いし、読ませる。
これで完結したのか?という結末の物足りなさは感じたが、それもおそらくは狙い通りなのだろう。
作中の『空気さなぎ』の書評通り、「マジック・リアリズムの空気」を吸い、「物語としてはとても面白くできているし、最後までぐいぐいと読者を牽引していく」。
でもなあ。
東電OL事件みたいな女性の性の闇の部分や、DVや被害者を保護するシェルターも出てくるけど、単なる意匠。全く共感できないし、現実にDV救済活動をしている方々は不快に思うのではないかと思うような扱い方だ。
そして、女性(青豆)と男性(天吾)の二つのパートが交互に繰り返される構成で、いっけん男女は50・50に見えるけど、あいかわらず、主人公はあくまで男(天吾) であって、「青豆」も「ふかえり」も、女たちは、結局は彼を無限に受け入れ、彼の成長・覚醒に奉仕するだけ。。
この作家のマチズモは、どうも私には合わない。
でも、読んじゃうんだけどね。。
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1Q84 BOOK 1 村上春樹 新潮社 2009-05-29 by G-Tools |
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1Q84 BOOK 2 村上春樹 新潮社 2009-05-29 by G-Tools |
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暑い!
下は半袖のTシャツにすればよかった。
昼に打ち合わせ。
この夏の仕事として、しっかりやろう。
学会はベテランの方々の発表。講義か講演のよう。質疑が面白い。
夜、演劇版の「鴨川ホルモー」(アトリエ・ダンカン)を見る(於・吉祥寺シアター)。
気分のよい芝居だった。映画版の芦屋役の石田卓也が、演劇版では主人公の安倍をやっていて、面白い。
吉祥寺で、はるか昔、卒論のために三島全集を買った古本屋(さかえ書房)の前を通り、しばし感慨にふける。
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鴨川ホルモー (角川文庫) 万城目 学 角川グループパブリッシング 2009-02-25 by G-Tools |
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あちこちで評判を聞いたり、「もう見ました?」と挨拶代わりのメールをもらったりしていた、映画「MILK」。
広島では夜1回だけの上映になり、終了間近っぽいので、あわてて会議のあとで見てきました。
1978年、アメリカ。ゲイであることをカミングアウトしてサンフランシスコ市の公職についたものの、わずか1年後に暗殺されてしまったハーヴィー・ミルク。
暗殺されたときのために録音されたテープを軸に、半生が示されていく。
パートナーとの愛と別れ、(なんでこんなダメな相手に、と思っちゃうけど、それが人間なのだろう)。いくたびもの選挙への挑戦、熱いムーブメント、政治の世界のかけひき、権力、そして死。
熱い時代。カミングアウトを呼びかけたミルク。脇をとりまく人々によって伝説と化したのもよくわかるし、ミルクと市長を殺害した同僚議員のダン・ホワイトの嫉妬と焦りにいたるまで、きちんと描かれていた。
主演のショーン・ペンばかりではなく、若手の有望な俳優が揃っていた。とりわけ、最初のパートナーのスコット役のジェームズ・フランコは魅力的だったし、レズビアンの選挙参謀アン役のアリソン・ピルがよい味を出していた。
また、要所に当時のフィルムが織りまぜられていた。冒頭、店に踏み込んだ警察にクラブの客たちは顔を隠していた。だからこそ、ミルクの「クローゼットから出よう」という呼びかけが大きいのだ。
映画の最後、ミルクをとりまいた人たちの現実のその後の人生の写真が写される。役者たちがよく特長をつかんでいることにも驚いたが、ミルク亡きあと、それぞれの道を同じように生きていく人たちの姿が写されたことによって、これは現実の話なのだと納得させられた。
それにしても、ほんの数年前まで、アメリカでもこの国でも、同性愛を「病気」だと見なしていたことにガクゼンとする。
そして、「ボーイズ・ドント・クライ」などもそうだったけど、自由の国アメリカは、半面、マイノリティへの憎悪・保守反動もすさまじい。陰湿に影で差別する国もいやだが、自身と違う者を殺してもかまわないと思える社会も間違っている。
それにしても、今夜の観客は5人だけだった。。これまた間違ってる・・!
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MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯 伏見 憲明 安斎 奈津子 AC Books 2009-05-01 by G-Tools |
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先週土曜日、昭和文学会の研究集会に参加。
特集テーマは「昭和史のなかの児童文学」で、研究発表2本と、あまんきみこさんの講演だった。
発表は、西條八十による金子みすゞの物語化や、あまんきみこ作品にみる戦争の問題を扱っていて、教えられることが多かった。
とくに、「私と小鳥と鈴と」や「ちいちゃんのかげおくり」の学校現場での読みに対する異論や教科書に掲載される際の改変の問題など、児童文学は教育と密接にからむことをひしひしと感じた。
前任校の短大で保育学科の「児童文学」を担当していたけど、そのときには、もう少し対象年齢が低い絵本を中心に扱ったのだが、文学を通じて教師が子どもに何を伝えるのかが一つのテーマだったことを、久々に思い出した。
あまんきみこさんの講演は、対談形式で進められた。今回初めて語られたこともあったとのこと。
あまんさんは、上品で、おっとりとした語り口で、満州での日向の生活と引揚げてからの罪悪感や文学をめぐる思いなどを話され、質問を受けたあと、最後に自作を朗読された。
興味深かったのは、「ちいちゃんのかげおくり」が、最初はちいちゃんの母親・なみこちゃん、おかあさんであるちいちゃん、ちいちゃんの娘のせんこちゃん、の母子3代のかげおくりの物語として構想されていたということ。
ところが、ちいちゃんの物語で閉じられてしまい、せんこちゃんはこの世に生まれることはなくなってしまった。
・・その話を伺って「ちいちゃんのかげおくり」の結末部を振り返ると、ずしりと重い。
また、会場から「おにたのぼうし」の結末の解釈をめぐる質問が出たときには、あまんさんは、作品は読者の世界で読み解くもので、作者は正解を裁く行司ではないと言われた。
子どもたちからも、答えを教えてほしい、という手紙が来ることがあるが、「あなたの思いで読んでいいのよ。聞く前に考えて。」と返事をされるそうだ。
自分は一つの思いをこめて書いているが、読者はその人の人生で読み解いてほしい、それが読者の権限だと。
一つの作品を飽きることなく繰り返し読めるのは、その人の人生によって読みが変わるからであり、それが文学なのだ、とも言われた。
また、懇親会で長岡京市に向かうあまんさんが退出されたあと、あまんさんが使われた「折り合いをつける」というコトバをめぐって、会場に残った方々に激しいやりとりがあり、これも印象深かった。
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ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11) 上野 紀子 あかね書房 1982-08 by G-Tools |
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おにたのぼうし (おはなし名作絵本 2) 岩崎 ちひろ ポプラ社 1969-08 by G-Tools |
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・2009年4月14日~6月14日 10:00~17:00
月曜日休館〔ただし5月4日(月・祝)は開館〕
・東京藝術大学大学美術館
・→産経ニュース
奈良の円照寺(『豊饒の海』の月修寺のモデル)も参加とは・・。
うまく東京に行くときにからめられればよいのだけど。
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4月18日(土)より一週間、サロンシネマ2で「戦艦ポチョムキン」が上映されるとのこと。
・13時~14時25分
(最終日24日(金)のみ21時~)
・800円
DVDは持っているけど、スクリーンで見られるのは嬉しい。
新学期で忙しいけど、行けるかな・・・。
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戦艦ポチョムキン [DVD] セルゲイ・エイゼンシュテイン アイ・ヴィー・シー 2003-06-20 by G-Tools |
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